【4/15追記】
パスワードは“gate”
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(初稿:2016-11)
いつもお世話になっているK女史より
「鳥居がたくさん出て来て映像がとても綺麗な作品。おすすめの映画」
と、絶賛されていたので「鳥居」が紹介されているとならば「これは観るっきゃない!!」と、週末阿佐ヶ谷まで出向きました。
『映像歳時記 鳥居をくぐり抜けて風』予告編 (Passing through the Shrine's Gate) Trailler
【あらすじ】
ニューヨーク育ちの少女が、日本人の祖父と神社を旅するものがたり。旅の中で祖父は、南方熊楠のことを優しくこう語ります。「熊楠さんは、携帯用の顕微鏡を持って熊野の森の中に入って行ったんだ。そこで、粘菌類をたくさん発見した。目に見えない大切なはたらきをするのが神さまの仕事なら、動物と植物をつなぐはたらきをしている粘菌は、神さまなんじゃないか。熊楠は、鎮守の杜の中にたくさん存在している粘菌という神さまをみつけに森の中に入って行ったんだよ。」日本の自然や祭りに心奪われていく少女が、四季が変化する中でたくさんの鳥居をくぐり抜けた実感を、英語で語りかけます。
ニューヨーク育ちの少女が、日本人の祖父と神社を旅するものがたり。旅の中で祖父は、南方熊楠のことを優しくこう語ります。「熊楠さんは、携帯用の顕微鏡を持って熊野の森の中に入って行ったんだ。そこで、粘菌類をたくさん発見した。目に見えない大切なはたらきをするのが神さまの仕事なら、動物と植物をつなぐはたらきをしている粘菌は、神さまなんじゃないか。熊楠は、鎮守の杜の中にたくさん存在している粘菌という神さまをみつけに森の中に入って行ったんだよ。」日本の自然や祭りに心奪われていく少女が、四季が変化する中でたくさんの鳥居をくぐり抜けた実感を、英語で語りかけます。
上映されているのは、JR中央線 阿佐ヶ谷駅から徒歩5分ほどにある“ユジク”と言うミニシアター。
若い人の映画離れが続き老舗映画館が閉館も余儀なくされているこのご時世。
あえてお若い女性館長さんが頑張って2014年8月にオープンしたこのミニシアター。
41席のドリンクホルダー付きの座り心地のいい重厚なシートで、なかなか居心地のいいミニシアターでした。
さて本題。
タイトルのように、全国の神社のたくさんの鳥居が登場します。
東京府中市の武蔵国総社 大國魂神社 一の鳥居も紹介されていました。(紹介されていた鳥居で、自分が訪れた場所は16社ほどありました。)
主人公でもある「あらすじ」にある少女や祖父は登場してません。ナレーションで紹介されているのみで淡々と物語は映像と共に描かれています。
鳥居の描写は、さすがになかなか美しく“映像歳時記”と言うだけあって四季折々の鳥居が神域として存在しているものとして映像から感じ取る事が出来ました。
残念だったのは、この映画には人物はいらないと思いました。
映像の中に、巫女や地質学者、祭りの場面が出てくるのですがストーリーには、直接関係がなくちょっと違和感を覚えました。
出来うるならば、初めから終わりまで鳥居だけを映して頂きたかった。
11月18日迄ですのでご興味のある方は、お早めに。
※ 記事中のイメージ写真は、こちらから転載させて頂きました。
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