埼玉県浦和駅から歩いて10分ほどの処に調神社がある。「調」と書いて「つき」読む事から「月」にかけて「つきのみや」とも呼ばれる。じゃあ「月読神」を祀っているのかと言えば、天照と豊受大神、スサノオを祀っている。
「ツキ」とかけ勝負運の願掛けに参拝しに来る人も多いとか。
ここには「月」の象徴「ウサギ」にかけ境内には狛犬ならぬ「狛兎」があり手水舎も兎の取水口だ。
また、鳥居研究家の(笑)間ではここは、鳥居が無い神社で有名だ。
良く考えたら理由を調べた事が無かったので、単刀直入に神職の方に訪ねて見た。
その答えは、あまりにも現実的だった。
それは
以前はここには「調」つまり貢物を収める倉庫があって、各地から集まる貢物の通行に邪魔だったから!
だから邪魔な鳥居を撤去したそうだ。神様よりも貢物優先だったらしい。
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写真:狛犬ならぬ狛兎
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