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【日本ピラミッド・神社】《発掘お宝写真》世界最大で最古~皆神山ピラミッド・皆神神社@長野県長野市松代町豊栄

2023-01-23 | 不思議・ミステリー
今回は、以前紹介した五葉山、のうが高原、葦嶽山に続いて日本ピラミッドシリーズ第四弾「皆神山ピラミッド」の紹介です。
訪れたのが1997年7月で、当時のデジカメの性能がイマイチなので解像度が低い写真ばかりで申し訳ないのですが怪しさは写真より十分伝わって参りますので、どうぞお楽しみください。
※なお当時の写真ゆえ現在とは看板や施設などが異なっている可能性が考えられますことご了承ください。
皆神山は、上信越自動車道 長野インターより20分ほどの場所にありますが東京からだと地味に遠く訪れた時も軽井沢に前泊した記憶があります。
すれ違いもままらなぬ道を登って行きます。途中「岩戸神社」と言うあきらかな石室を持った古墳があります。(後述)
登り切った突き当りに駐車場があります。
まず駐車場に車を停めると初めに目が点になる名物看板がこちらです。

しょっぱなから怪しさを醸し出してくれる名物トンデモ看板です。(写真クリックして拡大)今も現存している様ですが、大分剥げて読みにくくなっているようです。凄い事が書かれています。解像度が低く読みにくい写真ですが是非一読をお勧めします。
※以下サイトで全文を文字に書き起こしてくださっていました。(感謝)
それでは、境内を散策して参りましょう。

実は「皆神神社」と言う神社はありません。皆神山に鎮まる神々を尊称し皆神神社と呼んでいるのだそうです。
隋神門
ここで、興味深いのは隋神門を潜り参道の突き当りに鎮座しているのが「侍従(じじゅう)神社」であること でしょうか。
侍従(じじゅう)神社
侍従神社には、侍従大神(じじゅうおおかみ)と言う神様がお祀りされてます。侍従大神は、佐久の内山城主・内山美濃守満久の三男・満顕のことで、実在の人物です。
自身を“百躰”と号し、十三歳にして鞍馬山に入り密教を厳修し、その後各霊山を巡ったのち内山氏滅亡のあと皆神山に入山し大日寺和合院宥賢と称し後に侍従天狗坊と名乗り皆神山の修験道を完成させた方です。子育て・寿命・火防の神さまとして篤く信仰されています。

そのまま奥に行くと熊野出速雄神社が鎮座しています。

熊野出速雄(くまのいずはやお)神社本殿
祭祀:出速雄命(イズハヤオノミコト)、伊邪那岐命(イザナギノミコト)、伊邪那美命(イザナミノミコト)、速玉男命(ハヤタマオノミコト)、豫母都事解男命(ヨモツコトサカノオノミコト)
脇座に舒明天皇(ジョメイテンノウ)・古人大兄皇子(フルヒトオオエノオオジ)
由緒:創建は、奈良時代養老二年(七一八)出速雄神社を奉祀と伝えられています。満顕は弘治二年(一五五六)七月十四日入定し在りし御影を木像に写し正親町天皇永禄・元亀の間(約四百四十年前)に、侍従坊大天狗明王として祀られたと伝わります。
北は戸隠、南は皆神山と修験道で長いあいだ栄え、先達の和合院は皆神山八合目から上を領し、聖護院(京都・本山派山伏の本山)より川中島四郡(埴科・更級・水内・高井)の年行事職を命ぜられ、更にはほぼ信濃全域の本山派山伏の支配権を得ていました。
明治初期の神仏分離令・廃藩置県により山伏は全部が還俗、一切を上知し和合院も廃するに至ります。
(以上は、こちらを編集し文体変更)

 ここがトンデモスポットとして言われている理由の一つが実は拝殿前にある奇妙な神紋です。
天地カゴメ之宮

天地カゴメ之宮建立由来碑と16菊花紋と六芒星
※碑の全文はこちらで紹介されていて読むことが出来ます。(感謝)
調べていくと、神宮一二三(じんぐうひふみ) という女性祈祷師が「国常立大神のお告げによって建立した」と伝えています。
どうやら大元系で出口王仁三郎の名もチラホラしているようですし、アッチ系の一社で間違えなさそうです。
16菊花紋と六芒星の神紋も「日ユ道祖論」や「日本ピラミッド」の提唱者「酒井勝軍」の信奉者だったのでしょう。

参道は更に続き最奥に富士浅間神社が鎮座します。
この鳥居はたぶん現存していないでしょう。

扁額には「富士山二國第一」と書かれています。
富士は日本一の山はいいとして、この「二国」は何を表現しているのでしょう。
ちなみに、山梨富士吉田市に鎮座する新倉浅間神社は正式名を「三國第一山新倉浅間神社」と言うそうですが三國は「日本、中国、朝鮮」の事だそうですが、では二國とは…?

富士浅間神社 祭祀:コノハナサクヤヒメ
祠の裏手には、井戸らしきものがあり四方を注連縄で囲い何かの神事が執り行なわれているようです。訪れた時は、水が潤っていましたが現在も同様なのかは分かりません。
参道脇にあったこの巨石はどうやらここの情報によると出口王仁三郎絡みのものであった事が判明
 そして、先ほどの「二國」のヒントもありました。
そもそもこの浅間神社自体も彼が建立したものとの事で、彼は皆神山のことを『地教山』富士山のことを『天教山』と、綴っていて皆神山のこの地を世界の中心とも述べています。彼は皆神山を聖地として崇めていたことが分かります。
底なし沼と言われる赤池 クロサンショウウオの産卵地でもあります。 

弁天社 祭祀:宗像三女神
庚申塔 梵字と装飾が併せて描かれているものは結構レアかも知れません。

背面 こちらにも梵字が書かれています。
ここから先には、かつてゴルフコースがありました。現在は、太陽光発電設備が並んでいる様です。

最後は、中腹にある岩戸神社です。
皆神山ピラミッドの入口なんだとか。ワクワクします。
南大平古墳 

横穴式石室 積石塚で奥行18m高さ6.3m
石室の内部壁面
岩戸神社 祭祀:天照大神 祭壇 この奥は謎なんだそうです。
石祠二基 祭祀不明

うち一基に装飾の施された装身具のものと思われるものが祀られていました。鉄筋で塞がれているのでひょっとするとかなり貴重なものでしょうか?

 この辺りではUFOの目撃情報が群を抜いて多いと聞きます。
昔から「UFOの発着信基地」だと言っている人がいたり、限られた地域でしか発生しない群発地震も謎とされています。
また、それに関わる謎の発光現象も多く目撃されていて、かなり興味深い場所であるといえるでしょう。是非 再訪してみたい場所でもあります。
《☞関連リンク皆神神社(公式)
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