先日某オークションで、ワープロ専用プリンタES-100P(未使用品)を¥1000で、落札しました。
今さら30年ほど前の骨董品ワープロ専用機のプリンタを落札した用途ですが…。
昔ワープロ専用機で、作成していた大量の文書を外部にプリントアウトしておきたくなり専用プリンタをずっと探していたからなのでした。
今でこそパソコンで、簡単に文章のやり取りが出来ますが、昔はそう簡単にはいきません。当時は、SDカードなんて言うものは無くフロッピーディスクを経由してのやりとりが普通でした。
ましてやワープロはメーカー独自フォーマットのため文書の互換性など無く、各メーカーが製造を中止してしまってからは、ワープロ難民がけっこう出たそうで、文書コンバートの専門業者は儲かっていたようです。
当時のカタログ(このモデルの人…。今井美樹…。ですよね?今知りました(^^;)
以前持っていた機種と言うのは、今は無き三洋電機製のワープロ専用機エレクトリック・ステーショナリー「ES-100」と言う品番で、1989年発売当時の価格¥168,000 …(^^;
(専用プリンタ別売です。セントロニクス社仕様プリンタ互換で当時キャノンか何かのモバイルプリンタを使っていた記憶があります。)
30年以上ずっと捨てないでコレクション化していたのですが、専用アダプタがずっと行方不明で、久しぶりに電源を入れて見たくなり手持ちのジャンク箱に転がっていたACアダプタをニコイチにして、動作させて見たところ今でも正常に動作するのを確認
専用メディアも読み込めることを確認したので、何とか書き溜めた文章をプリントアウト出来ないものか画策していたのでした。
当時は、一体型のワープロ専用機が殆どだった頃プリンタ分離式で、薄型でラップトップ型。当時としては斬新なデザインで、グッドデザイン賞も受賞しています。
ビデオカメラ用の汎用バッテリーが使えたので、ファミレスなどで原稿書きに利用していました。
ソニー2インチデータディスクPD-1(ちなみに、左は5インチフロッピーディスク 右上はMD 両メディアともすっかり見かけなくなりました。)
また、文書の記録には2インチと言う特殊専用メディア仕様だったため、外部に持ち出せずまた、本機のみでしか閲覧もできないためどうしてもプリントアウトが必須だったのでした。
所蔵本のデータベースを作ったり大活躍をしていました。
汎用ビデオバッテリーで作動。2インチデータディスク搭載の仕様は、当時としては画期的でした。
左がプリンタ接続端子 中央がRS232Cシリアルポートです。この通信ポートを利用しモデムと接続して当時BBSをしておりました。
感熱紙も手に入れ本来の目的 当時ドップリとハマっていたニフティーサーブのBBS掲示板の懐かしい書き込みや取材レポートなど無事にプリントアウトする事が出来ました。感熱紙なので、この後はスキャナで読み込みPDF化する予定です。
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