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遅くなったCrucial BX500 1TB の復旧作業

2024年02月12日 | ノートパソコン
SSDが安くなってきたとはいえ、1TBクラスになると1万円ほどします。

ゲーミングノートのSSDを MX500 1TB に変えてから快調なのですが…不調で押し出された BX500 1TB がもったいなくて何とか使えるようにできないか試行錯誤してみました。

試した順に復旧作業を記していきます。


デフラグ(Defragglerを使用)


ディスク内のデータファイルの断片化を解消 
交換前のデータが残っている状態(200GBほど)で始めたので半日かかりました

結果:リードの速度は改善されたが、ライトは変わらず遅いまま



ゼロフィルフォーマット


ディスクの全領域を0で上書きして消去
完全にまっさらな状態にする方法です

管理者権限でコマンドプロンプトを開いて次のコマンドを入力実行します

FORMAT 「ドライブ名」: /FS:NTFS /P:0

このコマンドを実行すると指定したドライブのデータは完全に消去され元に戻せなくなるので注意が必要です ※試されるされる場合は自己責任でお願いします

デフラグに続いてかなり時間がかかります
今回は書き込み速度が低下している SSDに対して1TB分のデータを書き込むことになったので丸1日(24時間以上)かかりました

結果:効果なし… ※この作業で直ると思っていたので心が折れかけました


新しく導入した MX500 1TB から BX500 1TB へ逆にクローン


クルーシャル のサポートページから Acronis True Image for Crucial をダウンロードしてクローンを作成

 

何とびっくりライトの性能が復活しました ※この方法で直るとは思ってなかった
シーケンシャルリード、ライトが元より 100MB/sほど遅いのは、USB3.0接続のケースを用いて作業をしているためです USB3.0規格の最大転送速度は 5Gbpsですが給電容量が 4.5Wと少ないので論理値に達しないと考えられます 

今回の不具合はSSDのキャッシュに問題があると考えていました
正常なSSDからキャッシュを含むすべての内容を複製されてことにより症状が改善されたとみて問題なさそうです



復活した BX500 1TB ですが…大きなデータ(最近のゲームなど)をコピーするときに速度低下するシーンが散見されました。安価ですがDRAMなどのキャッシュメモリを持っていないSSDは安かろう悪かろうなのかもしれません。

調べていた際によく見かけたのは DRAMを持たず SLCキャッシュを使用している SSDは空き容量が少なくなると顕著に遅く場合があるとのこと…
それを回避するため SSDの全ての領域を使用せず未割当部分を確保することにしました。本当にこれで速度低下を免れるかは分かりませんが気休めです。



BX500 1TB…復旧できたとはいえ、メインストレージとして使うのは怖いのでしばらくはバックアップ用の外付け SSDとして使用したいと思います。
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ゲーミングノートパソコンのSSDを(Crucial MX500 1TB)に換装

2024年01月31日 | ノートパソコン
最近立て続けにPC関連の小物が壊れ交換しています。
想定外の出費は痛いです。

まずはノートパソコンの冷却ファン搭載スタンドから…



2基あるうちの1基のファンが回らなくなり分解修理清掃したら今度は内蔵しているUSB端子のパススルー機能が使えなくなりました。半田クラックかもしれないと思い盛はんだしても改善されませんでした。

まぁ激安製品(購入時 1,000円ほど)なのに1年半もっただけ良かったのかも知れません。諦めて買いなおすことにしました。

 
ノートパソコン用の冷却ファン搭載スタンドはファンの数が多く高価なモデルもありますが、おそらく制御基板は同じなんですよね。分解時に基盤を確認したところファンを6基まで搭載できるようにパターンが用意されていました。

またAmazonで販売されている他モデルの写真をじっくり見てみても…
殆どの製品で搭載されているUSB端子の配置や数、ファンコントロールのダイヤル形状が同一だったので最安値で販売されている同じモデルを再購入することにしました。
基盤が同じである以上高価なモデルでも耐久性に期待はできないので壊れたらまた買いなおします。



次に…ゲーミングノートパソコンに増設した1TB 2.5インチSATA接続のSSD(Crucial BX500)の挙動がおかしくなりました。

 
このストレージにはゲームと仮想環境を入れて使用していました。
おかしいと感じたのはゲームのロード時間がとても長くなり、フィールド移動時にマップ読み込みが入るとプチフリーズするようになったからです。

最初は回線の問題だと思っていたのですが、無線LAN環境下で回線速度を計測してみても常時70Mbps以上出ていているため、もしやSSDのせいではと思い CrystalDiskMark を走らせてみると…


酷いことになっていました。
シーケンシャルリードは 1/10 に、シーケンシャルライトに関しては 1/30 に…
CrystalDiskInfo や Crucial Storage Executive などを用い異常がないかを確認したのですが残り寿命が 92%になっていること以外、特にエラーは見当たりませんでした。※スクショ撮るのを忘れました。

このSSD(Crucial BX500)Micron 3D NAND(TLC)のフラッシュメモリーを採用しているのですがキャッシュにフラッシュメモリの一部をSLCとして使用し速度と耐久性の向上をはかっています。
そのため考えられるのは、コントローラーの異常かSLCキャッシュが働いていないかのどちらかだと考え、まずはSSDではやらない方が良いとされているデフラグ(Defragglerを使用)を試してみました。



リードの速度は戻りましたが、ライトは少し良くなったとはいえ、HDDより遅くカタログ値の 1/8 しか速度が出ていません。

SSDが完全に故障して読み込めなくなる前に必要なデータを吸い出して新しいSSDに交換した方が良いと考え新たにCrucial MX500 1TB を購入しました。

 
Crucial BX500の上位機種でキャッシュにDDR3-SDRAMを採用し、アルミケース(BX500はプラスチック)になっています。なぜまた同じメーカーの製品をと思われるかもしれませんが…

Crucialは有名メーカーでレビューの数も多く、キャッシュの問題ならDRAM搭載モデルであれば同じ不具合に合う確率は低いと考えたからです。
また Crucial Storage Executive という便利なアプリが使えるからというのもあります。

ゲーミングノートパソコンの復旧は、まず BX500のデータを MX500 にコピーした後、PC本体を分解 SSDを換装し元に戻しました。その作業内容は以前のブログで紹介しているので、ここでは割愛します。詳しくは こちら をご覧ください。

SSD換装後の CrystalDiskMark の結果は…


当たり前ですが、カタログスペック通りの速度が出ています。

ゲーミングチェアのガスシリンダー交換から始まりPC関連の不具合が連発して時間とお金が飛んでいきカツカツになってきました。これ以上物が壊れないことを祈らせてください。次回のブログは楽しい内容が書けたらいいな…
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ゲーミングノートPCにSSDを追加してみた

2023年01月04日 | ノートパソコン
新年あけましておめでとうございます。
今年も当ブログをよろしくお願いいたします。

今回のブログも昨年購入したゲーミングノートPC(GF63-10UC-3100JP  以下 GF63と略します) のお話になります。

今年サービス開始予定の BLUE PROTOCOL をやってみようと思っているのですが、要求されるスペックも高くオープンワールドであるため、ディスク容量も40GB以上必要と今後を考えるとSSDの容量不足が気になります。

そこで2.5インチSATA3接続 1TBのSSDを増設し、ゲーム置き場にすることにしました。
やることはメモリ増設と殆ど変わらず、まずは GF63の裏蓋を外します。



左の赤枠が増設する Crucial のSSD(1TB)になります。
右隣が2.5インチドライブの増設スペースです。

 
SSDは Amazonの初売りで安価に購入できました。
1TBで 8,899円(税込み)と破格のお値段でした。

まだ使い込んでいないので何とも言えないのですが
ゲーム置き場であれば、容量が大きければいいかと思いまして…

GF63には 2.5インチ7mm厚のSSDを増設できる取付金具が付属しています。



取付金具をSSDにねじ止めした後、接点を合わせ上に押し込み左右のネジで本体に固定します。
そして手前のセロファンに付いているシールを剥がして…



くるっと回して SSDに貼り付け裏蓋を戻したら完了です。

そのあと新しく増設したSSDをクイックフォーマットし、Dドライブに割り当て CrystalDiskinfoで正常動作を確認しました。



最後にSSDの基礎体力測定としてCrystalDiskMaekを回してみました。



少しシーケンシャルリードが遅いですが
他はSATA3接続のSSDとしては標準的なスコアで問題なさそうです。

ちなみにメインストレージ(500GB NVMe接続)のスコアは以下の通りです。



さすがに PCIe Gen3x4 接続のSSDは速いですね。
ゲーム用途にはオーバースペックです。増設したSATA3接続のSSDで十分です。

これで必要と感じていた GF63のハードウェア増設は完了です。
これからガンガン、ゲーミングノートとして使い倒したいと思います。
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ゲーミングノートPCのメモリを増設した結果

2022年12月23日 | ノートパソコン

MSI ゲーミングノートPC(GF63-10UC-3100JP  以下 GF63と略します)にメモリを増設したら、どのくらい快適に動作するのかの検証です。

最初に結果から…メモリの増設は思っていたよりパフォーマンスが上がり大満足でした。
また、RTX3050をオーバークロックして更なるパフォーマンスアップを狙ってみました。

まずは CINEBENCH23、ファイナルファンタジーXIV、XVのベンチマークを使ってメモリ増設前と後、RTX3050をオーバークロック時のスコアを比較してどの程度パフォーマンスアップしたかを見ていきます。

RTX3050のオーバークロックは MSI Afterbureur を使用しています。
オーバークロックの内訳は、コアクロック + 150MHz:メモリクロック + 400MHzに設定。
コアクロックを +200MHzに設定するとゲームがフリーズします。
電圧は盛れない(無効になっている)ので安定して動作するクロック +150MHzに留めています。



オーバークロック耐性は個体によって異なり過度なクロックアップは故障の原因にもなりますので、試される方は自己責任でお願いします。

CINEBENCH23


メモリ8GB(8GB x 1枚) → メモリ16GB(8GB x 2枚)



マルチタスクのスコアは 6188 → 6556 と 6% のスコアアップ

ファイナルファンタジーXIVベンチマーク


メモリ8GB(8GB x 1枚 シングルチャネル)



メモリ16GB(8GB x 2枚 デュアルチャネル)



RTX3050をオーバークロック



ベンチマークスコアは
・メモリ増設で 11232 → 12497 と 11% のスコアアップ
・RTX3050オーバークロックで 12497 → 12757 と 更に 2% のスコアアップ
・メモリ増設+GPUのOCで 11232 → 12757 と 13.5% もスコアが伸びました。

ファイナルファンタジーXVベンチマーク


メモリ8GB(8GB x 1枚 シングルチャネル)



メモリ16GB(8GB x 2枚 デュアルチャネル)



RTX3050をオーバークロック(コアクロック + 150Mhz:メモリクロック + 400MHz)



ベンチマークスコアは
・メモリ増設で 4153 → 4330 と 4% のスコアアップ
・RTX3050オーバークロックで 4330 → 4494 と 更に 3.7% のスコアアップ
・メモリ増設+GPUのOCで 4153 → 4494 と 8% 伸びました。

今では軽いといわれる FFXIVベンチマークではGPUのオーバークロックよりメモリの増設によるCPU周りの強化の方がスコアの伸びがよさそうです。

逆に、重いFFXVベンチマークではGPUの負荷が高いためかの、GPUのオーバークロックの方が効いています。



肝心の PSO2ngs ですが、これはベンチマークは使わず実ゲームをプレイして、どのくらいパフォーマンスが上がったかを判断していきます。

このゲームは前述したファイナルファンタジーのベンチマークよりCPU負荷が極めて高く8スレッド、メモリも8GB以上使用します。マルチタスクに最適化されている(ゲームエンジンはSEGA が作っている)ようでハイパースレッドを無効化して 6コア6スレッドにするとCPU使用率はほぼ100%になります。

搭載CPUは Corei5-10500H でモバイル用なのでデスクトップ用のCPU よりTDPが低く(45w)電力制御が入りクロックは 3.2GHzまでしかブーストしません。ファイナルファンタジーのベンチマークはCPU依存度が低いせいか4.1GHz以上までブーストしていました。

メモリ増設前にプレイしていた環境設定は、解像度フルHD、画質設定を6段階中4、DLSSをパフォーマンスに設定し更に軽くするため削れるところは削っていました。

その設定でもエアリオシティー(このエリアはオブジェクトが多く描画が精細)滞在時、混雑していると45fpsまでフレームレートが落ち込み、プレイヤーがいなくても 60fps~65fpsとけして快適とは言えませんでした。

狩場では戦闘中 55~75fpsほどで(場所によって大きく変わる)PSEバーストが起こると 50fpsを下回ることがありました。FreeSyncのおかげでカクツキは低減されていますが、操作に対するレスポンスが若干悪いように感じました。

メモリ増設後は…エアリオシティー滞在時、混雑している時でも 60fpsを下回ることはなく、人がいない場合 80fps以上出ていました。


狩場では戦闘中 100fpsを上回ることがあり、操作に対するレスポンスが改善され、ヌルヌル動くようになりました。GF63の液晶モニタは144Hzまで対応しているので、それが生かせるようになりました。

これを機に今まで妥協していた画質設定を6段階中5に上げ、DLSSをクオリティーにしてエアリオシティー滞在時でも60fpsを切らないように設定し直しました。



各フレームレートを参考に計算したところ、40%ほどパフォーマンスが向上したことに驚きを感じました。ビックリです。もっと早くメモリを増設しておけば良かったと少し後悔しています。

ここまで良くなったのは要因は以下の2つだと考えられます。

・メモリ容量に余裕ができた
PSO2ngsをプレイするにはそもそも 8GBではメモリ容量が足りていなかった
PSO2ngs以外いらないサービスを起動しないようにしていても、8GBのメモリでは足りず、メモリのページングが起こっていた。これが一番の足かせになっていた。
10GB以上のメモリが必要なので自ずと 8GB x 2枚で16GBの構成になる
・CPU負荷が高いのでメモリ転送の帯域幅も重要だった
他のベンチマークでもスコアが向上していているので間違いないが、PSO2ngsでは、その結果が顕著に表れた。

最初は PSO2ngs はかなり重いゲームなので、RTX3050では荷が重すぎたと思っていましたが、この重さはメモリ容量不足から来ていたものでした。RTX3050はRTX3000シリーズの末っ子ですが頑張ればできる子でした。

今までPCが遅いと感じた場合、HDD搭載機であればSSDに換装すればよくなるし、ゲームが遅い場合はグラボとCPUを見直せばよくなりメモリは二の次と思っていました。ノートパソコンの場合、換装できるパーツが少ないので、メモリに空きスロットがある場合、メモリの追加で性能改善されることが分かりいい勉強になりました。
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ゲーミングノートPCのメモリを増設

2022年12月21日 | ノートパソコン
今回は久しぶりのパソコンネタです。
7月に購入したMSIのノートPC(GF63-10UC)ですが、完全にゲーム専用機として使っています。

搭載されている RTX3050 LaptopはCPU内蔵GPUに比べ圧倒的に速いのですが、デスクトップPCの視点で見ると完全にエントリークラスです。
ただ最近のゲーミングデスクトップPCは強力過ぎ( CPUは多コアでクロックはモリモリ、GPUも電力バカ食い)で激重タイトルや4KハイフレームレートでなければエントリークラスのPCでも十分ゲームを楽しめます。

今回のネタであるMSIのゲーミングノートPC(以降GF63と表します)でも、ある程度設定を落とせば殆どのゲームをストレス無く遊べます。またGTXシリーズとは違いDLSSが使えるので、DLSSに対応しているゲームでは設定を落とさず遊べるタイトルが増えます。

しかし今メインで遊んでいる PSO2ngsはPCに対するスペックの要求が高くGF63では、フルHDでDSLLを有効にしても設定を落とさなければ快適に遊べません。とくに重く感じる原因は以下の通りだと考えます。

1.CPUへの負荷が大きい

タスクマネージャで確認すると8スレッド使っていて(GF63 は6コア12スレッド)、CPU使用率が高くクロックが3.2GHz程度まで落ち込みます。CPUを冷やし辛くTDPが低めのためクロックはあまりブーストしません。

2.メモリ容量が足りない

デスクトップPCで PSO2ngsをプレイしている時は 10GB以上のメモリを使用していて 8GBではあきらかに容量不足です。マップ表示などの画面切り替えでもモタツキます。

3.メモリアクセスがシングルチャネル

標準搭載のメモリはDDR4-SODIMMで 8GBの1枚構成です。メモリスロットは2つあり1つは空きになっています。メモリを2枚搭載構するとデュアルチャネルでメモリにアクセスできメモリの転送速度が2倍になります。

今回はCFDの8GBメモリを購入し搭載することにしました。メモリの相性保証もあるようです。
Amazonで3,298円(12月19日現在)と安価に購入することができました。

 
GF63はメモリやSSDの交換、増設は裏蓋を外す必要があります。



〇の部分のネジを外さなければなりませんが真ん中のネジの上には封印シールが貼られていて、それを剥がすとメーカー保証がなくなります。メーカー保証を無効にせずストレージを増設したい場合は MSI公認サポート店へ持ち込んでください。パソコン工房などが対応しているようです。

後6ヶ月ほど保証が残っていたのですが、これまで大きなトラブルはなかったので自己責任でメモリを増設することにしました。

ネジを取り除いたあと側面のツメを外していく必要があるのですが、上側(特に排気口周り)のツメは小さく折れやすいので注意が必要です。実際に2ヶ所折ってしまいました orz

裏蓋を外すとこんな感じです。



真ん中の赤枠にメモリを、左下に2.5インチSATA接続のSSDを増設可能です。
今回はメモリの増設だけ行います。



斜めに刺して下に押し込むだけです。



後は逆の手順で元に戻すだけです。
全てのネジのサイズは同じなので、間違えることはないと思います。

メモリ増設後ハードウェア構成が変わったため若干起動に時間がかかりましたが正常に Windows11が立ち上がり16GBのメモリを認識していることを確認しました。





長くなってきたので、次回メモリ増設前と後とでの速度差などの比較をしていきたいと思います。
年内にアップできるように頑張ります(汗
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安価なノートパソコン用冷却パッドを試してみた

2022年08月20日 | ノートパソコン
ゲーム中あまりにもノートパソコンが熱くなるので、安価なノートパソコン用の冷却パッドを購入し試してみました。購入した時の金額は1,980円(税込み)でした。

 
ファンは USB Type-Aから給電します。
冷却パッド本体にもう一つ USB Type-Aの端子を持っているので、ゲームパッドやマウスを冷却パッド側につなげば実質ノートパソコンで使用できるUSB端子の数は減りません。

ただしどう見ても USB Type-A(2.0以下)なのでメモリスティックや大きな電力を消費するデバイスの接続には向いていません。あくまでオマケです。
安価な製品ですが、ダイヤル式のファン回転速度制御兼、電源スイッチを搭載しているのには好感が持てます。

ファンの音は回転速度をMAXにしても静かで許せるレベルです。
ゲーム中はノートパソコンの排気ファンの音が大きいので、冷却パッドのファンの音は全く気になりません。

実際の冷却性のはどうなのか、Forza Horizon 4 のベンチマーク(設定:フルHD ウルトラ)を走らせ、CPUとGPUの温度とベンチマークのスコアを計測してみました。



シチュエーションは、冷却パッドを使わずノートパソコンを机の上に直に置いた場合と、冷却パッド上に置き底板の角度はつけずファンも回していない状態、一段階角度を高くつけファンをMAXで回した場合の3パターンを試してみました。

Intel CPUはアプリ起動直後は一時的に高クロックを維持動作し、一定時間経つとCPUクロックが落ちてきて落ち着く性質があるので、各シチュエーションで 2回ベンチマークを実行し 2回目のスコアを計測結果としています。

冷却パッドを使わず机の上に直置き




CPU温度は 86℃、GPU温度は 83.8℃、GPUのHotSpotは 90.5℃とかなり高く、ノートパソコンのファンの音がとても煩く排熱も灼熱です。キーボードのファンクションキーの上はアツアツで壊れないか心配になるほどです。



冷却パッド上に置き底板の角度はつけずファンも回していない状態




ベンチマーク結果が 1FPSだけ向上しましたが、これは誤差範囲です。



この冷却パッドはメッシュ構造でそれなりの厚みがあるので、上に乗せるだけで結構温度が下がります。吸気のスペースが確保されたためと推測できます。

CPU温度は 81℃、GPU温度は 78.7℃、GPUのHotSpotは 85.7℃と、まだまだ熱いですが、机に直置きの場合と比べ全体的に 5℃も下がっています。
ノートパソコンのファンの音も煩いですが机に直置きの時よりはマシで、排熱も灼熱からアツアツに格下げです。キーボードのファンクションキーの上は相変わらずアツアツですが、それでもやはり机に直置きより温度は下がっています。


 
冷却パッド上に置き、一段階角度を高くつけファンをMAXで回した場合




ベンチマーク結果が、机に直置きの状態から 4FPSも向上しました。
6.6%の性能向上は誤差ではなく、しっかり冷却できている証拠といえます。



CPU温度は 76℃、GPU温度は 74.1℃、GPUのHotSpotは 81.2℃と、HotSpot以外は 80℃を切りました。机に直置きの場合と比べ全体的に 10℃近く下がっています。
ノートパソコンのファンの音は相変わらず煩いですがゲームをしていたらこんなものかなというレベルまで下がっています。排熱の温度も良い感じで下がっています。キーボードの上の方も熱いですが壊れそうなレベルから脱却しています。



購入したゲーミングノートは安価な製品とはいえ 9万円もします。
2千円もしない冷却パッドで熱による故障のリスクから解放されると考えれば非常にコスパの良い製品だといえます。

もちろん作りはチープでどれだけ耐久性があるのかは疑問ですが、2千円なら壊れたら買いなおせば良いかなと考えています。ゲーミングノートの殆どが底面から吸気してサイドもしくは背面から排気しているので、アツアツで壊れそうな思いをしているのであれば購入して損はない製品だといえます。
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MSI ゲーミングノートPCの購入

2022年07月27日 | ノートパソコン
前回のブログ投稿から1ケ月経ってしまいました。
まぁいろいろと忙しかったので(言い訳です

とある事情によりゲーミングノートPCを購入したかったのですが…
後付けGPU搭載のノートPCってお高いので買えずいました。

とある事情とは…
メインのデスクトップPCの置いてある部屋にはエアコンはあるものの窓に設置するタイプで室外機が一体になっているため煩くて仕方ないので、涼しくて快適な居間でゲームをしたいという、しょーもない理由です(汗

そんなタイミングでAmazonセールが始まったので色々と物色していました。

一番安価な15.6インチ液晶搭載モデルは8万円を切っていたので、そのスペックを調べていたところ CPUは第10世代のCorei5でメモリは8GB、GPUはGTX1650という構成でした。

CPUは問題なさそうですが、GTX1650はエントリーモデルで今時のゲームは、ちょっと厳しそう…そんなこんなで悩んでいたら売り切れてしまいました。

悲壮感漂う中、MSIのゲーミングノートPCで9万円を切りRTX3050搭載モデルを見つけたので、今度は迷わずポチリました。ちなみに購入はAmazonではなく楽天で見つけた Joshin Webショップです。ここ数か月無駄遣いをせず賢者になっていたので何とか買えました。

主な仕様は以下の通りです。

  • OS : Windows 11 Home
  • ディスプレイ
     ・サイズ:15.6インチ
     ・パネル:TNパネル、ノングレア、リフレッシュレート144Hz
     ・解像度:フルHD(1920×1080)
  • CPU:Core i5-10500H (6コア12スレッド)
  • グラフィックス:GeForce RTX 3050 Laptop GPU 4GB GDDR6
  • メモリ:8GB DDR4-2933 SO-DIMM(シングルチャネル)
  • ストレージ:512GB SSD(M.2 NVMe)
型番:GF63-10UC-3100JP(Joshin Webショップ限定モデル)


同価格帯の標準モデルはメモリ16GBでGPUはGTX1650なので、Joshin Webショップ限定モデルはメモリが半分になっていますが、その分GPUが大きく強化されています。

メモリは後から追加できる(メモリスロットに1つ空きがある)ので必要になったら増設すればいいかなと思っています。また 2.5インチHDD用?の固定金具も入っていたので、後々ストレージ(HDD or SSD)の容量も増やせそうです。

ただし、これらの増設にはキーボード裏のパネルを外さなくてはいけないのですが中央のビスの上に封印シールが貼られていて、それを剥がすと保証がなくなる点には注意が必要です。

なんでもMSI公認サポート店にお願いすれば保証を維持したまま、メモリやストレージの増設作業を行って貰えるようですが、必要になったら保証など気にせず凸します。

で、3日前に物が届きました。





箱でか! でも軽い(困惑

中には梱包材がびっしり敷詰められていて、奥のほうに本体の箱が埋まっていました。Amazonのいい加減な梱包とは違いますね。さすが大手家電量販店。


 
で、その箱を取り出し開けてみると



さらに本製品の化粧箱が入っていました。
マトリョーシカ状態ですねw

で開封してご対面



梱包物は PC本体の他、大きなACアダプター、ミッキータイプのコンセント、説明書、HDD固定用の金具?とシンプル。

本体はこんな感じです。



バックが汚くてごめんなさい。

キーボードはテンキーなしの日本語配列でバックライト(白単色)を搭載しています。

キー配列は右側のキーが若干小さくなっているもののテンキーはがないのは好印象です。ただし一番右側に配置されている特殊キーは誤入力の元になるので、いらないです。やめてほしいです。

あとファンクションキーがFNキーを同時に押さなくてはならない仕様もやめてほしいです。BIOSで切り替えられるかなと探してみたのですが。それっぽい項目は見つかりませんでした。

バックライトは無点灯+3段階の明るさ調整が可能です。ゲーミングPCの中でも安価なモデルなのでカラフルには光りません。


天板とパームレストの素材は、おそらくアルミでヘアライン仕上げをされています。ただし品質はそれなりで高級感はあまりなく指紋が付きやすいのが気になりました。あとキー入力時にキーボードが若干たわみます。15.6インチ液晶でGPUを搭載していて2Kgを切っているので仕方ないのかも知れません。

長くなってきたので、今回のブログはここまで…
次回、このゲーミングノートPCの使用感などをレビューしていきたいと思います。
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Thinkpad X230 の液晶交換

2017年12月23日 | ノートパソコン
ご無沙汰しています。今月は忙し過ぎて、ブログの投稿を怠っていました。
PC関連でやりたいことは多々あったのですが忙しさと金欠のため出来ずにいました orz

今現在、やれた事やりたかった事を優先順位が高い順に記します。

1.Thinkpad X230(以下 Thinkpad)の液晶をIPSパネルに交換
  標準のTN液晶パネルの視野角があまりにも狭く目が疲れるため
2.PC-9821cx の電源ファンの交換
  経年劣化によるファンの軸ブレで動作時に大きな音がする
3.Thinkpad X230 の9セルバッテリー(8400mAh)の購入
  付属の6セルバッテリー(4400mAh)だと2時間半ほどしかが持たない
  計算上9セルバッテリーだと4時間以上連続動作が可能になる
4.Thinkpad X230 のSSDを256GBに換装
  純正のSSDだとシーケンシャルリードは速いが、ライトがHDD並みに遅い
   今現在販売されているSSDはランダムリードも速いので交換すると色々と幸せになれる
5.PC-8801FA もしくは PC-8801MAの購入
  ステレオFM音源のPC-8801が欲しいだけ…
6.3.5インチFDD2基搭載のPC-9801の購入
  V30(8MHz)相当の動作クロックで動作する PC-9801が欲しいだけ…
  PC-9821cxの場合、Lowモードでも i486(16MHz)相当にしかならないので
   古いゲームでは速過ぎてゲームにならない

1.については昨日作業を完了し、2.については年内に部品が届きそうもないので、作業は部品が届いてからになります。3.以降は今の財力では何ともならないのでお金が貯まるまでお預けです。

という訳で今回は、Thinkpad の液晶交換の Before After をご紹介したいと思います。

国内メーカーのノートパソコンの場合、個別に部品を調達するのが難しかったり、分解手順が複雑で面倒なものが多いのですが、Dell や Lenovo といった中国を拠点としたメーカーの製品は、部品(コピー品)の入手が容易で分解手順も比較的簡単なものが多いです。

今回のIPSパネルも Amazonで販売されていたので、1週間ほど前に購入し昨日パネルの交換を行いました。

LCDOLED® 12.5 インチ LP125WH2 for Lenovo IBM X220 X230 X220i X230i U260 IPS Display 修理交換用液晶パネル (IPS)[並行輸入品]
Thinkpad X230用 IPSパネル
LCDOLED


液晶パネルは、こんな感じで中国から送られてきます。
この辺りはチャイナクオリティーですね (;´・ω・) アセアセ…

発注から1ヶ月ほど掛かるかなと思っていたのですが、意外に早く1週間ほどで届きました。
枯れた製品なので液晶パネルの交換手順は多くのブログや YouTubeに投稿されているため割愛します。ここではパネルの交換前と交換後の写真を見て 標準のTNパネルの酷さを IPSパネルの良さを考察したいと思います。

・TNパネル(Before)


先ほども書きましたが、このTNパネルは、あまりにも視野角(特に上下)が狭いので、常に液晶を正面に向けていないと文字の認識も難しく長時間の使用には耐えられません。

では全てのTNパネルはダメなのかと言われるとそうではありません。← ここ大切

最近のTNパネルは品質が向上しており多少横から見ても色の変化は少なく、IPSやVAパネルより応答速度が速い(遅延や残像が少ない)のでゲーミング用途で用いられています。あくまでThinkpad X230のTNパネルが残念だったというお話です。

・IPSパネル(After)


一目瞭然ですね。IPSパネルの方が視野角が広くハイコントラストで、液晶が正面を向いていなくても文字を認識できます。

後、Thinkpad X230 で不満なのは電池持ち悪さです。これもお金さえあれば解決できそうです。

レノボ・ジャパン LENOVO ThinkPad X230 X230i 9セル 11.1V バッテリー 45N1029 45N1028 (ThinkPadバッテリー44++)
Thinkpad X230 9セルバッテリー
LENOVO

大容量バッテリー、4時間以上の駆動は魅力的ですがお高いです。SSDも最近の製品に交換すれば幸せになれそうですが、256GBで1万円ほど…バッテリーと合わせると2万円弱…今は買えないです orz

この Thinkpad が頂くまでは、サブ機として軽量な NECの VersaPro(PC-VK16TGTEH)を使ってきましたが、キーボードが使いづらかったので、最近の仕事のお伴はもっぱらThinkpadです。

ホントにこのキーボードは打ちやすいです。キーボードやマウスなど直接手に触れるデバイスの大切さを思い知らされました。これでますます、Thinkpadの利用率が高くなりそうです。

次回のブログの更新は PC-9821cx の電源ファンの交換になると思います。
年内の投稿は無理っぽいですが…

今年も残り10日を切りました。見て頂いている方々のおかげで何とかブログを続けられています。本当にありがとうございます。来年も当ブログ「CBRで風になる~♪」をよろしくお願い致します。
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見せてもらおうか Thinkpad X230 の実力とやらを!

2017年11月19日 | ノートパソコン
職場で Thinkpad X230(以下 Thinkpad)を頂いたので、そのレビューをしていきます。



素のままでも十分高スペックですが簡単にメモリを増やせるということで、4GBのメモリを増設しデュアルチャネル動作にしました。増設方法は本体裏側に2本のプラスねじで止まっている小窓の蓋を外し空きスロットに増設用のメモリを差し込むだけです。増設に用いたメモリは Amazonで購入しました。

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メモリ増設後、Thinkpad のハードウェア構成は以下のようになりました。

 CPU :Core i5-3320M
 メモリ:8GB(DDR3-1600 4GB x 2枚 S.O.DIMM)
 SSD :128GB(SAMSUNG MZ7TD128HAFV)
 GPU :CPU内蔵 Intel HD Graphics 4000
 液晶 :12.5型HD TN液晶 (1,366×768ドット、アンチグレア)
 OS :Windows10 Professional 64bit版


さすがに CPU内臓のグラフィックスでは最近の3Dゲームは重すぎて遊べませんが、XP時代のゲームや少し古めのエミュレーターなら十分遊べます。試しにPSPエミュ(PPSSPP)で RIDGE RACERS2 を遊んでみましたが、60fps張り付きでコマ落ちはありませんでした。また PC-98エミュ(Anex86)で東方旧作の体験版を試してみましたが、こちらも処理落ちはありませんでした。

Thinkpad のベンチマークのテスト結果は下の通りです。





5年前のノートPCとは思えない処理能力です。SSDは古いためか Writeが少し遅めです。
最近のノートPCでは省電力重視のため、末尾 U 型番の超低電圧版のCPUを使用していることが多いのですが、Thinkpadは末尾 M 型番の低電圧版のCPUを搭載しているので、電池持ちは悪くなりますがパフォーマンスに優れます。

比較対象として昨年、事務所に導入したモバイルノートPC(FMV LifeBook SH75/W ※以下 LifeBook)と比べてみました。LifeBookのスペックは下記の通りです。

 CPU :Core i5-6200U
 メモリ:4GB(DDR4-2133 S.O.DIMM)
 HDD :500GB(TOSHIBA MQ01ABF050)
 GPU :CPU内蔵 Intel HD Graphics 520
 液晶 :13.3型FULLHD IPS液晶 (1,920×1080ドット、アンチグレア)
 OS :Windows10 Home 64bit版


LifeBookのベンチマークのテスト結果は下の通りです。



LifeBookは、SSDではなくHDD搭載モデルなので、そのスコアを比較対象外としてもThinkpadのスコアの方が優れており、OGLのスコア以外 Tinkpadの圧勝です。

では、このThinkpadの使い心地はどうなのかをレビューしたいと思います。



デザイン

武骨で、まさしくビジネスモデルといった感じです。私個人としては、このデザインは嫌いではありません。12.5インチ液晶搭載のモバイルノートPCなので小型ですが、最も厚い部分で 33.6mm の厚みがあり、重量も1.5kgと少し重めです。

ディスプレイ

TN液晶で視野角は狭く見る角度によって色調が変わります。特に上下の視野角が狭いように感じました。コスト削減のためか解像度が低く (1,366×768dpi)コントラストも低いので、今どきのノートPCと比べると見劣りします。ビジネスモデルのため画面は非光沢で、映り込みは少なく目に優しいです。

処理速度

これに関して文句はありません。必要にして十分です。ストレージもSSD搭載モデルであったため快適そのものです。HDDモデルの場合は Thinkpadの性能を出し切れないのでSSDに交換した方が良いと思われます。メンテナンス性が良いためストレージの交換は容易です。

キーボード

変則的なキーは少なく、キーのストローク量も十分でモバイルノートPCとは思えない打ち心地です。この打ち易さに慣れるとサブ機(NECのモバイルノートPC)で文書を打とうと思わなくなります。一番左下のキーは「Fn」キーですが、BIOSで「Ctrl」キーと入れ替えが可能です。
また、Webカメラの上にLEDライトを備えており、「Fn]+「Space」キーと同時に押すことで手元を明るく照らしてくれるので、暗い場所でも文字入力が可能です。文書を打つのに最適なモバイルノートPCの言えると思います。



タッチパッド

他のノートPCより使い勝手は悪く2点タッチに対応しているものの、2本指での操作(画面スクロールはまだしも、ピンチイン・ピンチアウト)は困難です。Thinkpadはキーボードの真ん中に赤いトラックポインタを備えているので、タッチパッドはBIOSで無効にしてトラックポインタとタッチパッドの上にある物理ボタンを使った方が良さそうです。

インターフェース

ギガビット有線LAN、USB3.0×2、パワードUSB2.0、D-Sub15ピン、miniDP、3.5mmヘッドフォン・マイク入出力端子、Expressカード・SDカードスロット搭載と豊富なインターフェースが用意されています。

無線LAN

IEEE802.11a/g/n、Bluetooth v4.0、Wifiは5GHz帯にも対応しています。

動作音

アイドル時、動作音はほとんど聞こえません。高負荷時にファンが回っているなと感じる程度で、静かな部類に入ると思います。本体の厚みがあるので、しっかり冷却が行えているのでしょう。

その他

Webカメラ、モノラルマイク、ステレオスピーカーを搭載し、スカイプも快適に行えます。感度が少し悪いですが指紋認証機能もあり、Windnows Helloによりパスワードを入力しなくてもサインインできるのも嬉しいポイントです。

最新機種にあってThinkpadが備えていない機能は、USB-TypeC(USB3.1)、4K対応の DP もしくは HDMI、IEEE802.11acくらいだと思います。

バッテリーは着脱式で、省電力モードで4時間以上、高パフォーマンスで2時間程度使用可能です。重くなりますが大型サイズのバッテリー(電池容量1.5倍)もネットで購入可能です。

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Thinkpad X230用 大型バッテリー
World Plus / ワールドプラス

今回レビューしているThinkpad X230は頂き物ですが、ネットで多くの中古が出回っています。もっとも安価な製品は MEM:4GB、HDD:320GB搭載、指紋認証なしモデルが 2万円強 で売られています。

【中古】 ThinkPad X230 2324-B25 / Core i5 3320M(2.6GHz) / HDD:320GB / 12.5インチ
【中古】Thinkpad X230 HDD:320GBモデル
lenovo

気を付けなければならないのはプリインストールされているOSで、Windows7・8.1・10搭載モデルが出回っているので、前購入者がどのOSを選択して購入されたのか注意が必要です。

SSDも120GB程度の物なら6千円強で購入できるので合わせても 3万円以下 で快適環境が整います。

WD SSD 内蔵SSD 2.5インチ 120GB WD Green SATA3.0 6G / 3年保証 / WDS120G1G0A
WD SSD 120GB 7mm厚
Western Digital

モバイルノートPCを新規に購入する場合、非力な Celron N3350 搭載モデルでも 3.5万円以上します。
最も安価なモデルでは MEM:2GB、eMMC:32GBとサブ機としてもスペック不足の製品が多く、プリインストールアプリ以外の使用に耐えがたい製品が多々見受けられます。

パワフルで快適なモバイルノートPC機が欲しいけれど予算が…
と言われる方に、Thinkpad x230 の中古品は良い選択肢の一つになると思われます。
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7年前のCeleron搭載ノートPCをアップグレード!

2016年10月23日 | ノートパソコン
ときどき

先月、実家の会社で使用していたノートPCを1台入れ替えました。
押し出されたのは Acer eMachines D525(以下 D525) …7年前のWindowsVista機です。

 

初期の仕様は以下の通りです。

 CPU : Celeron900(1core,2.20GHz,1MB L2cache,FSB 800MHz)
 MEM : 1GB(DDR2-SO-DIMM 667MHz 1GBx1枚)
 VGA : OnBoard(Mobile Intel 4 Series Express Chipset)
 HDD : 160GB (SATA2:Hitachi HTS543216L9A300 5400rpm)
 DVD : Super Multi DVD Drive(SATA2接続)
 OS : Windows Vista Home Basic Service Pack 1(32bit版)

流石に、この仕様で業務をこなすのは厳しかったので何年か前にメモリを2GBに変更し、Windows7 Home → Windows10 とOSを更新して使っていました。しかし所詮は7年前のCeleron機…バッテリーが死んだのを切っ掛けに買い変える事になりました。

そして押し出された D525を引き取り、現役でバリバリ使える仕様にアップグレードしようと部品集めが始まりました。まずは遅さの元凶 Celeon900 を安価でデュアルコアのCPUに換装するため、Core2Duo T8100 をネットで購入(850円)し交換。メモリも2GBのDDR2-SO-DIMMを中古で購入(1,800円)追加し安価に済ませます。

D525は、メモリの増設とHDDの交換は簡単なのですが、CPUは全てバラさないと交換できません。この全てバラす作業が非常に面倒で3時間以上掛かりました ○| ̄|_ もう二度とやりたくないです。

 

D525は枯れた機種なのでCPUの乗せ換え手順はネットに溢れているため割愛します。組み立ては楽かも知れないけれど、ネジじゃなくてツメで固定するのはヤメテ…バラす際に壊しそうで怖いです (lll゜Д゚)ヒィィィィ

 

用意したCPUは Socket479のデュアルコア Core2Duo T8100(2.1GHz 3MB L2cache)…Celeron900より動作クロックは100MHz下がりますが、TDPは35wと同じなのにコア数は倍、キャッシュは3倍になります。Core2Duo T8300(2.4GHz 3MB L2cache)という手もあったのですが、中古市場で倍の値段がするので見送りました。

カピカピになったCPUグリスを無水アルコールでふき取り、しっかりCPUグリスを塗って組み直しました。フラットフィルムケーブルの着脱は何度やっても慣れないです。※一ヶ所ツメを破壊してしまいました (´・ω・`)

Windows10を起動後 CPUとメモリが正常に認識されるのを確認し、ハードウェアの交換作業は一旦終了です。

 

エクスペリエンスインデックスもゲーム用グラフィックス値以外5.0を超え良い感じです。

 

その後、要らないアプリの消去とOSの更新、そしてRemixOS 3.0をインストールし、Windows10とデュアルブート環境にしました。バラすのに時間が掛かり、結局丸一日使ってしまいました。

アップグレード後の仕様は以下の通りです。

 CPU : Core2Duo T8100(2core,2.10GHz,3MB L2cache,FSB 800MHz)
 MEM : 4GB(DDR2-SO-DIMM 800MHz 2GBx2枚)
 VGA : OnBoard(Mobile Intel 4 Series Express Chipset)
 HDD : 160GB (SATA2:Hitachi HTS543216L9A300 5400rpm)
 DVD : Super Multi DVD Drive
 OS1 : Windows10 anniversary update(32bit版)
 OS2 : Remix OS 3.0(32bit版)


ゲームや動画の編集などの重い作業では使いものになりませんが、他用途では十分現役です。
とてもサクサク動くようになり、苦労した甲斐がありました♪

 

今後のアップグレード計画ですが、新品のバッテリーとSSDの購入を目論んでいます。ノートなのにコンセントから電気を取っていないと使えないのは不便を感じます。またSSDになれた事もありHDD機は、どうしてもOSやアプリの起動に遅さを感じてしまいます。

バッテリーに4,500円、240GBのSSDに7千円程掛かりそうなので、お財布と相談しながらゆっくりと快適仕様にして行きたいと考えています。

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