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ゲーミングノートパソコンのSSDを(Crucial MX500 1TB)に換装

2024年01月31日 | ノートパソコン
最近立て続けにPC関連の小物が壊れ交換しています。
想定外の出費は痛いです。

まずはノートパソコンの冷却ファン搭載スタンドから…



2基あるうちの1基のファンが回らなくなり分解修理清掃したら今度は内蔵しているUSB端子のパススルー機能が使えなくなりました。半田クラックかもしれないと思い盛はんだしても改善されませんでした。

まぁ激安製品(購入時 1,000円ほど)なのに1年半もっただけ良かったのかも知れません。諦めて買いなおすことにしました。

 
ノートパソコン用の冷却ファン搭載スタンドはファンの数が多く高価なモデルもありますが、おそらく制御基板は同じなんですよね。分解時に基盤を確認したところファンを6基まで搭載できるようにパターンが用意されていました。

またAmazonで販売されている他モデルの写真をじっくり見てみても…
殆どの製品で搭載されているUSB端子の配置や数、ファンコントロールのダイヤル形状が同一だったので最安値で販売されている同じモデルを再購入することにしました。
基盤が同じである以上高価なモデルでも耐久性に期待はできないので壊れたらまた買いなおします。



次に…ゲーミングノートパソコンに増設した1TB 2.5インチSATA接続のSSD(Crucial BX500)の挙動がおかしくなりました。

 
このストレージにはゲームと仮想環境を入れて使用していました。
おかしいと感じたのはゲームのロード時間がとても長くなり、フィールド移動時にマップ読み込みが入るとプチフリーズするようになったからです。

最初は回線の問題だと思っていたのですが、無線LAN環境下で回線速度を計測してみても常時70Mbps以上出ていているため、もしやSSDのせいではと思い CrystalDiskMark を走らせてみると…


酷いことになっていました。
シーケンシャルリードは 1/10 に、シーケンシャルライトに関しては 1/30 に…
CrystalDiskInfo や Crucial Storage Executive などを用い異常がないかを確認したのですが残り寿命が 92%になっていること以外、特にエラーは見当たりませんでした。※スクショ撮るのを忘れました。

このSSD(Crucial BX500)Micron 3D NAND(TLC)のフラッシュメモリーを採用しているのですがキャッシュにフラッシュメモリの一部をSLCとして使用し速度と耐久性の向上をはかっています。
そのため考えられるのは、コントローラーの異常かSLCキャッシュが働いていないかのどちらかだと考え、まずはSSDではやらない方が良いとされているデフラグ(Defragglerを使用)を試してみました。



リードの速度は戻りましたが、ライトは少し良くなったとはいえ、HDDより遅くカタログ値の 1/8 しか速度が出ていません。

SSDが完全に故障して読み込めなくなる前に必要なデータを吸い出して新しいSSDに交換した方が良いと考え新たにCrucial MX500 1TB を購入しました。

 
Crucial BX500の上位機種でキャッシュにDDR3-SDRAMを採用し、アルミケース(BX500はプラスチック)になっています。なぜまた同じメーカーの製品をと思われるかもしれませんが…

Crucialは有名メーカーでレビューの数も多く、キャッシュの問題ならDRAM搭載モデルであれば同じ不具合に合う確率は低いと考えたからです。
また Crucial Storage Executive という便利なアプリが使えるからというのもあります。

ゲーミングノートパソコンの復旧は、まず BX500のデータを MX500 にコピーした後、PC本体を分解 SSDを換装し元に戻しました。その作業内容は以前のブログで紹介しているので、ここでは割愛します。詳しくは こちら をご覧ください。

SSD換装後の CrystalDiskMark の結果は…


当たり前ですが、カタログスペック通りの速度が出ています。

ゲーミングチェアのガスシリンダー交換から始まりPC関連の不具合が連発して時間とお金が飛んでいきカツカツになってきました。これ以上物が壊れないことを祈らせてください。次回のブログは楽しい内容が書けたらいいな…
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ゲーミングチェア(GTRacing)のガスシリンダー交換

2024年01月17日 | デスクトップパソコン
2024年最初の投稿は、昨年末に調子が悪くなったゲーミングチェアのガスシリンダー交換について、その注意点をブログに残します。

使用しているのはGTRacingのBluetoothスピーカーが付いていてオットマン非搭載モデルです。


色はレッドなのですが今はオットマンが付いているモデルしか見つかりませんね。
オットマンは全く使わないのでいらないです。

 
 座面の高さを調整できるオフィスチェアやゲーミングチェアは経年劣化でシリンダー内のガスが抜けるようになると、何をしなくても座面がだんだん下がってきます。しばらくは下がるたびに最上段へ引き上げて使っていたのですが、とうとう私の体重を支えきれなくなり、座った瞬間から下がるようになってしまいました。

でメーカーサイトを覗いたところ、替えのシリンダーが売っていましたが 
4000円と微妙に高く、しかも品切れ状態。Amazonでも純正品は見つからず、楽天では店舗改装中となって購入できなくなっていました。
 
このチェア、気に入っていたので買い替えたくはないし、どうしたものかとネットをググっていると、AmazonでGTRacingでも使えるガスシリンダーの汎用品を見つけました。私の購入した物は450kgまで耐えられる(怪しい)モデルで、2,700円と安価でした。

チェアのガスシリンダーってインナーの外形とアウターの外形が統一されていて、GTRacingのチェアもその規格に準じているため互換品が使えるようでした。

 
で購入した品と比べて見ると、長さが違う (;゚Д゚) エッ…



取り外した旧ガスシリンダーは目一杯上げた状態で、新たに購入した物は一番下げた状態…ということは純正品よりかなり長いものを購入してしまいました。

が、今まで座面を一番上げた状態で使用しており、下げることはありませんでした。互換ガスシリンダーに変えて座ってみたところ…一番下げた状態が丁度良かったので、結果オーライ。ガスが抜けても一番下なのでこれ以上下がることはないため今後ガスシリンダーを交換することはなさそうです。

座面を一番上まであげると結構な高さになります。この状態で座ると踵は着かずつま先立ちになります。純正品を使用していて座面を下げている方は、寸法を確認して長さの合う互換品、もしくは無難な純正品をお勧めします。



ガスシリンダーの外し方はYouTubeやブログに多数投稿されているので割愛し、このブログでは交換時の注意点だけ記します。

準備としてキャンプなどでペグを打ち込む際に使用する大き目なゴムハンマーと鉄製のハンマーの二つをご用意ください。

ゴムハンマーは座面とガスシリンダーの結合部を外すのに使います。
チェアをひっくり返し足の部分を引っ張りながら、結合部の周りを叩いていきます。チェアを長く使用している場合、結構強く叩かないと外れません。根気よく叩きましょう。

座面が外れたら、足の裏側からガスシリンダーの底を鉄製のハンマーで強めに叩きます。私の場合ゴムハンマーだといくら強く叩いてもハンマーがボロボロになるだけで外れませんでした。鉄製のハンマーに変えたところ数回強く叩いただけで外れました。鉄ハンマー強っ!

その代わり外れたシリンダーは底面とその付近の塗装が剥がれ変形しゴミになりました。まぁ捨てる物なので問題無しです。



最後に、逆の手順で組み立てるのですが…
ガスシリンダーのインナーチューブの天辺に保護キャップが付いているので必ず取り外してください。これを外し忘れると椅子の高さが調節できません。

今回届いた製品、決して悪いものではないのですが…
説明書の類が全くついておらず、箱にもガスシリンダーがどの向きで入っているかを示す矢印しか記載されていませんでした。さすがにこれは不親切過ぎです。

保護キャップについては、Amazonの販売ページに記載があったので気付きましたが、警告として1枚紙を入れておいて欲しかったです。ともあれこれでゲーミングチェア復活です。この手のチェアってお高いので、今回の修理は安価ですんで良かったです。めでたしめでたし…
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