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Ryzen7 1700X を 4.0GHzで回す!

2017年03月28日 | デスクトップパソコン
我慢できずに、Ryzen7 1700X(8コア/16スレッド・定格3.4GHz)にを購入してしまいました。
K6-2以来のAMDです(汗)まだ、OSインストール後のシステム構築中なので、簡単にRyzenのご紹介を…

購入した商品は以下の通りです。写真に写っていませんが、CPU簡易水冷を別途購入しています。

 

 MB : ASRock X370 Fatal1ty Professional Gaming
 CPU : Ryzen7 1700X@oc(8コア/16スレッド・定格3.4GHz - TB3.8GHz)
 Cooler:簡易水冷(CORSAIR H110i:280mm×140mmラジエーター:140mmFANx2機)
 MEM : 32GB(DDR4-2400 SDRAM 16GBx2枚・CL 17-17-17-39-2T 1.20v)

マザーは使い慣れたASUSが良かったのですが、品切れでいつ入ってくるのか分からなかったのでASRockにしました。ASRockは使ったことがないので少し不安でしたが、ネットに多くの情報が出ているので何とかなると思い購入に踏み切りました。実際何とかなりました。

 

メインPCに組み込むとこんな感じになりました。
簡易水冷は地味に H110 から H110i にバージョンアップしています。

 

メインPCの新仕様は以下の通りです。

 Case : CORSAIR Carbide 500R (20cmFANx1機+14cmFANx2機+12cmFANx2機)
 MB : ASRock X370 Fatal1ty Professional Gaming UEFI ver1.6
 CPU : Ryzen7 1700X@oc(3.8GHz SMT有効 Vcore Offset+Auto)
 Cooler:簡易水冷(CORSAIR H110i:280mm×140mmラジエーター:140mmFANx2機)
 MEM : 32GB(DDR4-2400 SDRAM 16GBx2枚・CL 17-17-17-39-2T 1.20v)

 VGA : GeforceGTX1070 8GB(ASUS STRIX-GTX1070-O8G-GAMING)
 SSD1: 400GB (PCIex4:INTEL SSDPEDMW400G401)
 SSD2: 512GB (SATA3:CRUCIAL CT512MX100SSD1)
 HDD : 5TB (3TB:WD30EZRX + 2TB:WD20EZRX)
 DVD : Blu-rayXL Drive(PIONEER BDR-208JBK SATA)
 電源 : 800W定格(ENERMAX 80PlusGOLD ATX)
 液晶1 : 27inch(DELL P2715Q 3840x2160dpi IPS液晶)
 液晶2 : 17inch(EIZO FlexScan L568 1280x1024dpi PVA液晶)
 OS  :Windows10 Professional(64Bit版)

前の環境からPCI接続の地デジチューナーとPCIex1接続のUSB3.0増設カードを取り外しています。
このマザーWifiとBluetoothを内蔵しているので、別途Bluetoothレシーバーを付けなくても良いのは助かります。

PCIe Gen3.0x4接続のSSDを最下段に取り付けているのは、グラボの下にSSDを取り付けると、グラボとSSDが Gen3.0x8動作になりグラボの帯域が足りず速度低下するのを嫌ったためです。
最下段は Gen2.0x4動作なので、SSDの帯域が狭まりシーケンシャルリードの速度が低下しますが、システムディスクにシーケーンシャルリードの速さは求めていないので、そこは気にしない事にします。
実際シーケンシャルリードが 2,100MB/s→1,500MB/sに低下しましたが、その他ランダムリード・ライトなどの速度は前のシステムと変わりませんでした。

組み終わって早速、Windows10 のエクスペリエンスインデックスを測定してみました。
結果は下図の通りです。

 

CPUとメモリが 9点の王大に乗りましたが…
グラフィックスとプライマリハードディスクが 0.1ポイントずつ下がっています。

ある程度、システム移行が進んだので早速3.8GHzと4.0GHzにオーバークロックして CineBench R15(マルチスレッドのみ)を計測してみました。クロックアップには ASROCKのツール(F-Stream Tuning)を使用しています。4.0GHzでは安定動作させるため Vcoreを Offset + 0.0125vに昇圧しています。

CineBench R15 の結果(3.8GHz・4.0GHz)

 

3.8GHz で 16124.0GHz で 1726 をマークしました。

ぇぇい AMD の Ryzen は化け物か!!

4.0GHz で耐久テスト(OCCTを10分実行)をしたところ、コア温度の最高値はが 76℃でした。問題は無さそうですね。まだシステム移行が完全には終わっていないので、システム移行が完了次第苦労した点などを追記していきたいと思います。

※追記:2017.4.28

システム移行が落ち着いたので Ryzen7 を 4.0GHz に メモリをDDR4-2666相当にクロックアップし、グラボ(GTX1070)も目一杯オーバークロックして、Windows10のエクスペリエンスインデックス と FFXIVベンチを測定してみました。

 

 

エクスペリエンスインデックス値のスコア向上がハンパないです。プライマリハードディスク値が、PCIe x4接続 の INTEL 750 でもシステムの足を引っ張っているのが分かります。

FFXIVベンチは、Corei7 4930K@4.4GHz と比べると、スコアが 80ほど低下しています(もっと落ちると思っていました)が、許容範囲内です。結果…良い買い物できました。

AMD CPU Ryzen7 1700 with WraithSpire 95W cooler AM4 YD1700BBAEBOX
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AMD Ryzen 1700

AMD CPU Ryzen7 1700X AM4 YD170XBCAEWOF
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AMD Ryzen 1800X

ASRock AMD X370チップセット搭載 ATXマザーボード X370 Gaming K4
← ご紹介しているマザーの下位モデルです
  SATA3のポート数が少なく拡張スロットの最下段がPCIex1になっています
  その他、機能が若干削られていますが、コスパに優れています
ASROCK

Corsair H110i 水冷一体型CPUクーラー FN1022 CW-9060026-WW
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Corsair

CFD販売 デスクトップPC用メモリ PC4-19200(DDR4-2400) 16GBx2枚 288pin (無期限保証)(Crucial by Micron) W4U2400CM-16G
← ご紹介している16GBx2枚のメモリです
  Ryzenと相性問題が出にくいのでお勧めです
シー・エフ・デー販売

iiyama PC LEVEL∞ ゲーミングパソコン LEVEL-R0X3-R7X-RNR-M [Windows 10 Home/Ryzen 7 1700X/GeForce GTX 1060 6GB/16GB メモリ/240GB SSD/1TB HDD イイヤマ BTOパソコン モニタ別売
← Ryzen 搭載のお勧めゲーミングデスクトップPC(完成品)
IIYAMA
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Android端末 PC-8801エミュの決定版

2017年03月01日 | レトロパソコン
日曜日に、何気なくPC-9801やPC-8801で良いエミュレーター(以下 エミュ)は無いか調べていたところ…
マルチプラットフォームに対応している PC-8801ma のエミュレーター XM8 を見付けました。以下に、そのサイトへのリンクを貼って置きます。そこからエミュのバイナリなどをダウンロードする事ができます。


このエミュ(XM8)は、Windows・Android・Linux(Ubuntu)に対応しています。
1年半前に試した QUASI88 の方が多くの機種(PSP etc)に対応していますが、問題も多く起動させるだけに留まっていました。その当時の記事は以下のリンクをご参照ください。


結論から先に述べると今回、試した XM8 の完成度は非常に高いです。100点満点と言いたいところですが…
SRのデモ実行時、動物たちのオーケストラの場面で画面全体がフラッシュするのですが、画面の一部がフラッシュしない不具合が見受けられました。他にも同じような不具合があるかも知れないので、その辺りの改善は今後に期待です。

UIは各プラットフォームともに共通で、分かり易く好印象です。Windows版で唯一残念に思ったのは、全画面表示ができないところで、 ※ Alt+Enter キーで全画面にできました。Android版では特に不満点はありません。

画面のアスペクト比は固定されており横に伸びてしまう様な事はなく、FM音源も実機に近く良い感じです。

 

操作性は、ゲームパッドにキーボードの任意のキーを割り当てられるので、別途フルサイズのキーボードを用意しなくてもゲームパッドで遊ぶ事が可能です。Logcool の F710 を用意し試してみましたが、何故かXinputだと方向キーが効かず、DirectInputに切り替えたところ正常に動作しました。Xbox360のコントローラーしか持っていない場合、使えないかも知れません。PC版ではどちらの入力形式でも問題無く動作しました。

 

前置きが長くなってしまいましたが XM8 で、ゲームを遊ぶまでの手順を簡単に箇条書きで記します。注意として、エミュでゲームを遊ぶにはエミュの知識と実機のROMイメージが必要です。その辺りの知識がある事を前提にインストール手順を書いて行きますのでご了承ください。

WindowsPCで準備
1.一番上のリンクのダウンロードから、zipファイルをダウンロード
2.zipファイルを任意のフォルダに解凍
3.Android フォルダ内の「XM8.apk」を USBメモリや microSD にコピー
Android端末で準備
4.Android端末にコピーしたデバイス(USBメモリや microSD)を接続
5.Androidの「設定」-「詳細設定」-「セキュリティ」-「提供元不明のアプリ」を「オン」に変更
6.ESファイルエクスプローラーなどで、「XM8.apk」を Android端末の任意のフォルダにコピー
Android達末にインストール
7.「XM8.apk」を実行し XM8エミュをインストール
  ※microSD などから直接実行するとインストールに失敗する恐れがあります。
8.用意した実機のROMイメージを /storage/emulated/XM8 フォルダにコピー  
  ※コピー先のフォルダは機種により場所が異なる場合があります。
9.XM8 フォルダ内に、ゲームなどの ROM置き場を作成 ※私は「Disk」フォルダを作成
10.ゲームなどのディスクイメージを 9.で作成した ROM置き場にコピー
11.XM8エミュを実行し、セッティング

 

 

※必要な実機のROMイメージやエミュレータの詳細設定については、ダウンロードしたzipファイル内の「README-XM8.txt」に詳しく書かれているので、そちらを参照してください。

以上で、XM8 を使いPC-8801のゲームなどを、Android端末で実行可能になります。

 

 

ゲームパッドでの操作性も良く、テクザーなどのヘビーなゲームもコマ落ちなしで快適に遊べています。
これで本当に持っている全ての端末で PC-8801のゲームが遊べるようになりました。時間のある時に、Remix OSの oBook10SE にもインストールして試してみたいと思います♪

※追記 2018.6.25

久しぶりに「PC-8801MAエミュレータ XM8」のHPを覗いてみると…
version 1.61 → version 1.70にバージョンアップされていました。

これは試さねばと思い、ダウンロード後、取り合えずAndroidに最新版のapkをインストールしました。しかしソーサリアンのミュージックディスクが起動しないなど動作が不安定に…

どうも旧システムからの上書きインストールでは上手く動作しないようで、一度 XM8 をアンインストールし、再インストールしたところ問題なく動作するようになりました。

続いて、メインのデスクトップPCに新しい Windows X64版のバイナリ(以下の2ファイル)を旧バイナリ置き換え動作を検証しました。

 ・SDL2.dll
 ・XM8.exe

起動したのですが…何か変!? 音が出なくなってしまいました。まずは 1.61に戻して暫し考察。
取り合えず、XM8.exe のみ新しいバイナリに置き換えてみたところ、無事に動作し音も出るようになりました。問題は SDL2 にある事に間違いないのですが、理由は分かりません。

この状態で SRのデモを実行したところ以前でていた不具合は解消され実機と同じ動きになりました。SDL2.dllは置き換えなくても特に問題はでていないので、暫くこのままで使って行こうと思います。

これで Android、Windowsに問わず PC-8801をエミュレートできて大満足です。持っている端末で PC-8801 をエミュレートできないのは、iPad pro のみとなりましたが、こればかりは致し方なしですね。
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