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Headwolf FPad3 の レビュー(後編)

2023年09月27日 | Androidタブレット
Headwolf FPad3 が届いて1週間…
日常用途やエミュレーターなどを使い大体の性能が見えてきました。

今回はいままで使用していた、HUAWEI MediaPad M3 32GB と比較してのレビューします。8インチタブレットのご購入を考えていらっしゃる方の参考になれば何よりです。



まずは基礎体力検査として、定番のAntutuベンチを回してみました。



MediaPad M3 Android7.0

 

6年以上の前の機種とはいえ、16,9892点と現行のエントリーモデルより高いスコアを記録しました。当時のハイエンド寄りのスペックは伊達ではありませんでした。

FPad3 Android13

 

こちらは最新のOSを採用したミドルに近いエントリーモデル。
16,999円とは思えないスコア、26,148を叩き出し MediaPad M3 と比べ1.5倍以上のスコアを記録しました。時代の流れを感じます。



次に一番よく使う Chormeブラウザで重めなサイト PC Watchを閲覧し、YouTubeで高解像度(1920x1080dpi)な動画を視聴してみました。



PC Watch の閲覧ですが、両機種ともにスクロールで引っ掛かり、指に追いてこない場面が散見されました。ただし FPad3の方が指の追従性がよく、MediaPad M3 はストレスを感じるレベルの引っ掛かりだったので、かなり改善されました。また、Yahooのサイトは情報量が多いのに引っ掛かることなくスクロールするので、一般用途で不満に思う場面は少ないと思います。

FPad3でのYouTube視聴はとても快適で満足しています。画面の最大化や縮小表示の切り替えも殆ど待たされずサクサク動作します。
MediaPad M3も YouTube視聴はそこそこ快適なのですが、OSが古いせいか時々映像がガクガクになり酷いとアプリが落ちます。YouTubeを再起動しなければならない事が増えてきました。最悪OSを再起動しないと直らないこともありました。

仕事で使用している 4年前の10.5インチ i Pad proでは PC Wacth サイトの閲覧も非常に快適で、指に吸い付くような操作感は絶賛に値します。大きく重いのでゴロ寝で使うのは厳しいですが…



次にゲームでの使用感ですが…
Androidタブレットではエミュレーターを使いレトロなゲームしかしないので、動作が重めのPSP エミュ(PPSSPP )と PC98のエミュ(NP2)を使い操作感を比べてみました。



まずPPSSPPですが、MediaPad M3ではレンダリング解像度を実機と同じ1倍にしても時折コマ落ちが発生しサウンドのノイズがのることがありました。

FPad3ではレンダリング解像度を2倍に上げても問題なく遊べました。
ただし、FPad3でもバックエンドが Vulkanであることが前提で、OpenGLだと派手にコマ落ちします。素直に新しいAPIを使えということですね。



レンダリング解像度を 1倍と2倍の時とで画像を比べると…

x1倍


x2倍


x1倍


x2倍


x2の方が圧倒的に解像度が上です。
画像を拡大して周りの建物を見ると違いが良くわかります。
さすがにx3倍では快適に動作せずコマ落ちが発生しました。



次に NP2ですが、動作が少しマシになった…程度です。



旧東方のシューティングゲームが限界(それでもサウンドのテンポがおかしくなる)で、骨塵などはコマ落ちが酷く快適とは程遠いものでした。アドベンチャーゲームや、シミュレーションゲームならいけると思います。

これは NP2 が古く(NP2kai でも変わらないと思う) OSに最適化がされていないからと考えられます。SOCが多少速くなっても意味なさそうです。



最後に FPad3に乗り換えて、良かった点、悪かった点をまとめたいと思います。

まずはSOCの性能を持っているモバイル端末で比較

10.5inch i Pad pro(Apple A10X)>>> FTab3(Unisoc T616 )> IdeaPad(MediaTek Helio P60T)>  MediaPad M3(Huawei Kirin 950

Antutuベンチマークや Geekbench を指標に、多くのSOCを性能を比較しているサイトがあったので、SOCの性能が気になる方は、そちらをご覧ください。



良かった点
・コスパ最高
 6年以上前に購入した MediaPad M3 の半額で 1.5倍の性能
 しかも最新のOS(Android13)で eMMCを128GBも搭載している
・8.4インチ高解像度液晶(1920x1200dpi)を搭載 
 ※MediaPad M3の解像度(2560x1600dpi)には劣るが十分綺麗
・3.5mmのイヤフォンジャックがついている
・2TBまでのmicroSDXCに対応
・最初から光沢液晶保護フイルムが貼ってある
・ステレオスピーカー搭載
・無線(GPS、4G LTE・Wifi 2.4 / 5GHz・Bluetooth 5.0)に対応 
・リアカメラにフラッシュがある
・Widevine L1をサポート ※Amazon Prime などを高解像度で視聴可能
・バッテリー持ちが良い(5500mAh)※連続して8時間近く使えそう

残念に感じた点
・内臓スピーカーの音質 ※低音が全く出ておらず安いラジオのような音がする
・液晶保護フィルムの映り込みが激しく指紋が目立つ
・デザインはパット見、四角い板で表面の液晶角(ベゼル部分)を押すとペコペコする
 造りは MediaPad M3よりチープだが全体が金属でできている分 、Fireタブレットよりはマシ
・指紋認証が無い ※中途半端な顔認証は要らない
・メインメモリが 4GBしかない ※倍の8GB欲しかった
・USB Type-C端子が USB2.0接続で高速充電に対応していない



今回は保護用のカバーなどは購入していません。
カバーの値段も馬鹿にならないので、壊れたら買い替えればいいかなと…
コスパが素晴らしく一般用途では十分な性能なので、メインタブレットとしてガシガシと使っていきたいと思います。

 
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Headwolf FPad3 の レビュー(前編)

2023年09月20日 | Androidタブレット
ずっと愛用していた8インチ Androidタブレット(HUAWEI MediaPad M3 32GB)ですが、購入してから7年が経過し流石にヘタってきました。



電池持ちは悪くなり、ブラウザの閲覧だけでも満充電から6時間持たないようになりました。また充電用のmicroUSB Bのコネクタがヘタってきて接触が悪く充電されないこともしばしば…

OSはAndroid 7.0と骨董品で、ホーム画面のスクロールはカクつくし、ブラウザでのアクセスはワンテンポ遅れ、スクロールもカクつくようになりました。
メモリ不足な感じですが、このモデルはRAM 4GBと当時としては大容量だったので、アプリのメモリ使用量が増し、OSが古いためメモリ管理が上手く行えていないと考えられます。

買い替えるにも片手で持てる8インチタブレットって、性能が低いエントリーモデル(Lenovo、NEC)もしくはお高い i Pad mini しか選択肢がありませんでした。そう今までは…

しかし、ここ数ヶ月で安価でそこそこ動作するミドルレンジの8インチタブレットが多く発売されました。今までは、Ali expressでないと購入できなかったのですが Amazonでも取り扱うようになってきたので、これを機に買い替えることにしました。

今回はその中でも特にコスパに優れた、Headwolf製の FPad3を購入しました。

 
現在クーポンを適用すると16,999円とかなりリーズナブルです。
 
新しく購入したタブレットのスペックは以下の通りです。

・Headwolf FPad3
 SOC:Unisoc T616(A75@2.0GHz x2コア + A55@1.8GHz x6コア)
 MEM:4GB+仮想メモリ4GB
 eMMC:128GB
 液晶: 8.4inch(1920x1200dpi IPS・マルチタッチ)
 無線:4G LTE・Wifi 2.4 / 5GHz・Bluetooth 5.0
 センサー:GPS・BDS
 カメラ:フロントカメラ(顔認証対応)リア13MPのスタック式カメラ
 その他:microSDXC・USB Type-C・ジャイロセンサー・ステレオスピーカー
 バッテリー:5500mAh
 OS:Android 13・Google Widevine L1対応
 重量:317g

今まで使用してきたタブレットの仕様は以下の通りです。

・HUAWEI MediaPad M3 32GB Wifiモデル
 SOC : Huawei Kirin 950(A72@2.3GHz x4コア + A53@1.8GHz x4コア)
 MEM : 4GB
 eMMC: 32GB
 液晶: 8.4inch(2560x1600dpi IPS・マルチタッチ)
 無線:Wifi 2.4 / 5GHz・Bluetooth: Bluetooth 4.1
 センサー:GPS・加速度・ジャイロ・照度・電子コンパス・ホール・指紋認証
 その他:microSDXC・MicroUSB-B・ステレオスピーカー
 バッテリー:5100mAh
 OS:Android7.0
 重量:310g


FPad3は MediaPad M3に比べ液晶の解像度とセンサー類が劣っていますが、他は優れています。おおきさは MediaPad M3 方が長いのですが重量は、7gほどFPad3の方が重くなっています。



液晶については横に並べて見比べると確かに MediaPad M3 の方がくっきりして見えますが、FPad3もFullHD以上なので十分高解像度で綺麗に見えます。発色は両方ともに良いですが、画面を真っ白にして見比べると、FPad3はほんの少し赤みががっており、MediaPad M3は緑がかって見えます。設定で補正すれば問題ないでしょう。

FPad3は、まだ使い込んでいないので、今回のレビューは開封して初期設定を済ませたところまでにしたいと思います。

まずはパッケージから



まぁ普通です。パッケージを開けてみると…



中は、Fpad3本体と取り扱い説明書、USB Type-CとACアダプタ、SIMを取り出すピンが付属しています。どうやらFpad3のUSB Type-CはUSB2.0にしか対応しておらず、充電器も 5V/2Aなので急速充電には対応してなさそうです。 

本体が入っている袋は如何にも中国製という感じで残念です。すぐに捨てるから問題ないのですが…ペリペリのビニールに入っていて欲しかった。
 
 

前面には初めから液晶保護フィルムが貼ってありました。
液晶保護フィルムの保護フィルムを剥がすとこんな感じ…テカテカです。

 

すごく綺麗に貼ってあるのでありがたいのですが、この光沢フィルム指紋の跡がとても目立ちます。非光沢フィルムに張り替えたい…

 

質感は上部(電波対策)以外は金属(アルミ?)でできていて、塗装もツルツルではなく肌触りのよいサラサラとした感じで好印象です。

 

裏側はこんな感じ…
リアカメラが結構出っ張っています。使わないであろうフラッシュもついています。

 

下部には左右にスピーカーが配置されているのが分かります。
ただこれって縦持ちした時はステレオになりますが、横置きした時は右から音が聞こえてくることになるので、このスピーカーは動画視聴に向いていませんね。

最後にセットアップが終わった後の写真がこちら

 

何かとても潔い感じで、無駄なプリンストールアプリ入っていません。

 

全てのアプリを表示しても、この少なさ…

何か変だと思ったら、電話アプリがあるw
私はメインのスマホ以外、SIMを持っていないので使いませんが、SIMがあればデータ通信だけでなく電話もできるのだろうか?少し気になります。

上でも告知しましたが、次回 FPad3 を実際使い込んでそのレビューをしたいと思います。以上Headwolf FPad3 レビュー(前編)でした。
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IdeaPad Duet Chromebook を使ってみて

2021年05月13日 | Androidタブレット
前回から随分間が空いてしまいましたが、今回は IdeaPad Duet Chromebook(以下 IdeaPad と呼称します)を使ってみた感想を書いていきたいと思います。

 
Chromebookは初めてですが、適当に使っていたら大体の使い方は理解できました。Android端末を使ったことがあればすぐ慣れると思います。

セットアップも簡単で表示される指示に従って進めていけば30分もかかりません。ChromeOS はGoogleのサービスを使う事を前提としているため、予め Googleのアカウント取っておいた方がスムーズに事を運べます。またセットアップ終了後、即OSのアップデート が始まり、これが意外と時間を食うので、トータル 1時間ほど見ておいた方が良いでしょう。



使用感はキーボードを接続しているとWindows10ライクに使えます。
Windowsとの大きな違いは、起動時に必ず Chromeブラウザが起動することです。基本この機能は無効化できなようです。



ChromeOSは、Chromeブラウザの拡張機能(Googleアプリ、ドキュメントやスプレッドシートなど)を使う事を前提にしているため、このような仕様になっているのだと思われます。


デスクトップモード編


キーボードを接続していると基本デスクトップ画面で操作することになります。デスクトップの画面では、アプリをウィンドウ表示でき複数のアプリをシームレスに切り替えが可能です。



また、Windowsのスタートボタンに位置する●をクリックすると検索欄を備えたランチャーが画面下からせり上がり、その上中にある ^ をクリックするとアプリの一覧に移行します。



タッチ操作に対応したモデルであれば●をクリックしなくても画面下の枠外から上にスワイプすることでアプリ一覧画面を表示させることが可能です。



アプリ一覧画面ではAndroidのホーム画面と異なり常に全てのアプリが表示されますが、アイコンの配置を変えたりグループ化は可能です。この辺りの操作感は iPadに近い感じがします。ただしページの移動はiPadは左右のスクロールに対し ChromeOSでは上下にスクロールと異なります。



画面右下にはWindowsでいうところの通知領域があり、システム情報の確認や、よく使用する機能の設定変更が可能です。特殊なのは通知領域の上中にシャットダウンのボタンがあるところ…ですね。


タブレットモード編


キーボードを取り外すとタブレットモードに切り替わりAndroidタブレットのように使えます。起動したアプリは全画面表示となり、ウィンドウ表示はできなくなります。



しかし画面下の枠外から上にスワイプすることで、動作中のアプリを確認でき、使いたいアプリをタップすることでアプリの切り替えが可能です。


また上の画面に移行後、表示したいアプリのタイトルを画面の右端、もしくは左端へスワイプすることで、1枚の画面に2つのアプリを表示させることが可能です。この辺りも Androidや iPadの使用感に近い感じです。



アプリ一覧画面および通知領域の使用感についてはデスクトップモード、タブレットモード共通なので、タブレット編では割愛します。


IdeaPad Duet Chromebook および ChomeOSについて


この後の IdeaPadのレビューはデスクトップモードでの使用感を伝えていきたいと思います。本機はタッチパネルに対応していますが、他機種ではノートPC形態でタッチに対応していないモデルもあるので、その辺りを考慮しての感想です。

まずは、IdeaPad Duet Chromebook のスペックを見ていきましょう。

SOC :MediaTek Helio P60T 
メモリ:4.0GB LPDDR4X 
eMMC:128GB ※Amazon限定モデルは 64GB
画面 :10.1インチ 1920x1200dpi マルチタッチ対応 IPS液晶

SOCは 2年前のミドルレンジで、メモリは4GBと今となっては力不足に感じます。Chromeブラウザはメモリ食いなのでメモリ8GBは欲しかったところです。

ストレージの増設はできずmicroSDスロットも無いのでeMMCの容量は多いに越したことはありません。私はJoshinで128GBモデルを購入しましたが、Amazon限定モデルは64GBなので注意が必要です。ちなみに128GBは34,800円だったので、Amazon限定モデルより5,000円割高でした。

ChromOSは Playストアが使え、Androidアプリに対応しています。



ただし全てのAndroidアプリに対応しているわけではなく、ストアに表示されずインストールができないものや、インストールはできても落ちるアプリもありました。


※マイアプリの一覧では対応していないアプリは「インストール」ボタンが表示されませんでした

とはいえ、ストアに表示されるアプリは9割方動作するので、Androidタブレットしても実用に耐えると思います。使用感ですがは非力な SOCとは思えないくらいサクサク動作します。
OSが軽いからなのか、Webの閲覧やYouTubeの視聴などは快適そのものです。しかし iPad proのそれと比べるとタッチ操作での画面の追従性やヌルヌル動くブラウザ(Safari)には敵いません。これは完全にSOCの差だと思うので、intelのCoreiを搭載している高価なモデルだとまた違った感じになるかもしれません。

今回は試しにAndroidアプリでは重い部類に入るアプリ PPSSPP(PSPエミュレータ)を用い、PSPの性能をフルに使い切っている「リッジ・レーサーズ2」を遊んでみました。



レンダリング解像度を2倍以上に上げるとゲーム実行中にフレームレートが60fpsを下回り(重い場面では40fpsまで落ちる)カクついて操作が難しくなりますが、等倍であれば 60fpsを維持することができ快適にゲームを楽しめました。


※レンダリング解像度を等倍にすると解像度の低さが強調されるところが残念です

4年間、愛用しているAndroidタブレット(MediaPad M3)では、何をしても60fpsを維持できなかったので非力なSOCとは言え、流石に4年前のモデルより快適です。


※XBOX互換(XInput対応)のゲームパッドも問題なく使えました

デスクトップモードでは MS-Officedアプリや Googleのスプレッドシートなどを使い仕事で活用、タブレットモードではAndroidタブレットとしてゲームを楽しめます。

ただし MS-Officeアプリは10.1インチ以上の液晶搭載機では編集ができず Office365のライセンスが必要になります。しかしWeb版Officeにはこれらの制約はないので、Office365のライセンスをっていない方は、Web版Officeを使うと良いでしょう。



Web版Office使用時の注意点として、OneDriceアプリなどMS-Officeアプリがインストールされている場合、Web上のOneDriveからデータにアクセスしようとしても、Web版Officeではなくモバイル版Officeアプリを開きに行こうします。既にMS-Officeアプリをインストールされている方はそれらのアプリをアンインストールすることで、この現象を回避できます。

また、Web版Officeはネットつながっていないと使用できません。ChromeOS自体、ネットつながっていることを前提に設計されているので、これについてはあまり問題ないと言えるでしょう。ただしWeb版Officeは機能が少ないので、WindowsPCで文書や表を作成し簡単な修正作業が行える程度だと思ってください。

基本的に、WindowsのChromeブラウザ上でできる事はChomeBookでもできます。例えば学習用のプログラミング言語、ScratchもChromeブラウザ上で快適に動作します。



ChromeOSがセキュリティーに強いと言われているのは、Chromeブラウザ上で動作するアプリ、もしくは Playストアからインストールできるアプリしか動作させられないことにあります。この辺りは、iPadとアップルストアの考え方と同じだと言えます。基本のらアプリは使えません。

裏技で開発者モードに変更することで、のらアプリ(apkファイル)をインストールできるようになりますが、以下の通り非常にリスクが高いのでお勧めしません。ここでは開発者モードへの切り替え方法は記載しませんが、ググるとすぐに関連記事を見つけられます。

開発者モードに切り替えると、リカバリーされインストールしたアプリやデータが全て削除されます。開発者モードから通常モード戻す際も同様です。
また開発者モードになっていると電源を入れた際、必ず警告が表示されブートメニューが起動します。そこから初期化して通常モードに戻るか開発者モードで起動するか選択することになるので面倒です。

実際、開発者モードで起動し、PC-98エミュレータをインストールしてみたのですが、起動しなかった(私の環境だけかもしれませんが…)のでメリットを感じず元の通常モードに戻しました。開発者モードにすること自体、自分でセキュリティーホールを広げるようなものなので、やめておいた方が無難でしょう。



最後の方は IdeaPad Duet Chromebook の製品紹介というより、ChrmoeOSの話になってしまいましたが、IdeaPad Duet Chromebook はサブ機としてアリだと思います。SOCは非力でメモリも4GBと少なめですが、全体的にサクサクと動作し電池持ちも良く(公称値 10時間)安価なので、お子様のPC入門機やサブ機と重宝すると思います。
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IdeaPad Duet Chromebook の 開封

2021年04月20日 | Androidタブレット
今回は安価になった Chromebook を購入したので開封し外観をお伝えしたいと思います。今ならAmazonでクーポンを使うと3万円以下で購入可能です。

 
まずは化粧箱を…


思ったよりかなり小さかったですが、ずっしりと重く中身が詰まっている感じがします。

同梱物は以下の通りです。

左上から順番に…
・キックスタンド機能付き背面カバー
・脱着式キーボード
・本体
・USB type c ケーブル
・ACアダプター
・USB type c → 3.5mmイヤホン変換アダプタ―
・説明書
・保証書

本体に脱着式キーボードを繋げるとこんな感じです。


磁石が強力なのでしっかりとくっ付きます。

本体背面とキックスタンド機能付き背面カバーは安っぽさを感じずお洒落に感じました。


本体とキックスタンド機能付き背面カバーも磁石の力でしっかりとくっ付きます。

全て接続するとこんな感じです。






マイクロソフトの Surface Go の様ですね。

液晶は10.1インチで、解像度はWUXGA(1,920×1,200ドット)のIPS液晶となっています。光沢仕様なので、映り込みは激しいですが発色はまずまずといったところです。

本体重量は450gと軽量ですが、背面カバーとキーボードを接続すると 920g になります。見た目が小さいのでずっしりとした重さを感じます。

拡張ポートは USB type c (USB 2.0)のみで充電およびDisplayPort出力、USBデバイスの接続に対応しています。microSDメモリーカードスロットは欲しかった…この辺りは割り切った仕様ですね。Mac や iPad に近いものを感じます。その他、左側面にボリュームボタン、電源ボタン を備えています。

カメラは背面のカメラが800万画素、前面のカメラが200万画素の物を搭載しています。外観はこんなところです。次回、使ってみた感想をビュー記事としてあげたいと思います。
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oBook10SE(Remix OS)のその後

2018年12月12日 | Androidタブレット
仕事が忙しく明日は豊橋、来週は大阪への出張と中々ゆっくりできません。
今日は、その中の貴重なお休み…ということでブログを更新したいと思います。

2年ほど前に購入した、Remix OS 専用端末 oBook10SE…

 

Widnows10ライクなUIで、Andoridのアプリが動作するというコンセプトは悪くはないのですが、自分の使い道に合わずお蔵入りしていました。oBook10SEのレビューは以下のリンクで詳しく紹介しているので興味がある方はそちらをご覧ください。

 https://blog.goo.ne.jp/rxn10223/e/d82e413e58e4e436046408413b221817

この端末に搭載されている Remix OSですが、随分前(2017年7月17日)に開発が終了していました。ベースが Android5.0なので使えない事はないのですが、今となってはソフト、ハード共に時代遅れ感が否めません。

oBook10SEのスペック
 CPU :Atom Z3735F(4コア 1.33GHz-1.83GHz)
 MEM :DDR3L-SDRAM 2GB
 SSD :eMMC 32GB
 画面 :10.1インチ(1280×800dpi)IPS液晶


Windows10をインストールして使えないのかな?と考えたのですが…
英語のサイトでもWindowsをインストールした前例が見つからず、またできたとしてもスペックがスティックPCと変わらないので諦めました。
しかしお蔵入りでは勿体ないので使ってもらえる友人に譲渡するか、Androidタブレットの電池が無くなった時の非常用端末(ネサフ、YouTube視聴)として使って行きたいと思います。

この件に関しては一つ上のモデル oBook10(Widnows10+Android5.1)を買っておけば良かったなぁと後悔しています。Remix OSの開発がこんなに早く終わるとは思っていなかったので残念で仕方ありません。

Onda oBook10 タブレットPC 10.1インチ Windows 10 + Android 5.1デュアルブート CPU:CherryTrail、RAM4GB、ストレージ64GB、2 in 1 分離型キーボード付きセット [並行輸入品]
Onda oBook10
ONDA
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MediaPad M3 に Android 7.0 がやってきた!

2017年07月29日 | Androidタブレット
HUAWEI の MediaPad M3 購入してから 8ヶ月経ちました。
毎日便利に使っています。今のところ大きな不満点はありません。後50g重量が軽ければ最高なのですが…

早速ですが、今月に入ってからメディアで MediaPad M3 の OTAアップデートが開始されたと報道があったのですが…自分のところには全然降ってきませんでした。昨日何となく更新確認をしてみるとシステム更新の画面が表示されたので、即アップデートを試してみました。

 

アップデートにかかった時間は30分程で問題なく Android7.0 が起動しました。

 

最初に更新内容が確認できたのは画面上からスワイプする時に出てくるクイックパネルです。

 

以前 は通知ショートカット の2画面構成で画面の明るさを変える場合、ショートカット画面に切り替える必要がありました。これは地味に不便だったので、嬉しい改善です。

次にアプリの2画面同時表示が可能になりました。

 

対応しているアプリのみですが、YouTube を見ながらブラウザで調べ物などができるのは便利です。画面の大きなタブレットなら尚更です。中央のバーをドラッグすることで表示領域を変えられるのは、Windows8.x のタブレットモードを思い出します。

最後に、タブレット下部のホームボタンを下から上へスワイプすると端末管理が起動し、システムの最適化をしてくれます。

 

その他にも以下の変更があるようですが…
アップデートしてから1日しか経っていないので良くわかりません。

・表示サイズの変更
・端末起動の高速化
・暗号化の強化(セキュリティ強化)
・OSのバックグラウンドアップデート機能(Android7プリインストール端末のみ)
・3Dグラフィックの性能強化

Android7.0が発表されてから、かなり経つので MediaPad M3 はアップデートしてくれないのかなと思っていたのですが、HUAWEIはユーザーを大切にしてくれるようで良かったです。この手の製品は売ったら売りっぱなしで、アップデートしてくれないことが多々あるので…

今のところ、アップデートによる不具合も出ていません。今後、新機能で便利な体験をしたり、不具合などがあれば追記していきたいと思います。

以前投降した MediaPad M3 購入時のレビューは、こちら を参照ください。

HUAWEI MediaPad M3 8.0 32GBモデル Silver WiFi
← 現行製品です。ちょっとお高いですが納得できるポテンシャルを持っています。
Huawei
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MediaPad M3 速攻レビュー

2016年12月28日 | Androidタブレット
先週末 HUAWEI MediaPad M3を購入し、その初期設定が終わったので、レビューしたいと思います。

 

今まで、Androidタブレットは SONYの Xperia Z3 Tablet Compact(以下 Xperia Tablet)を使っていました。2年間、ほぼ毎日使用していたので流石に電池がヘタってきました。買った当初は満タン充電で10時間近く使えていたものが最近では6時間程度に…

ネットをググると Xperia Tabletは高値で買い取ってくれるようなので、それを元手に新たな Androidタブレットを購入する事にしました。基本スペックは落としたくないので、HUAWEI MediaPad M3(以下 MediaPad)の 32GB Wifiモデルを選びました。カラーはシルバーです。他にゴールドもありますが、64GBモデルでしか選べない様です。

Xperia Tabletの売値+持っていたAmazonのポイントで購入できたので、出費はゼロです♪
液晶保護フィルムと、シリコンケースも同時に購入しました。

届いたパッケージを見てみるとHUAWEI製とは思えない高級感…
HUAWEIはドコモの安価なAndroidタブレット「dtab d-01H」のイメージが強いので意外でした。

 

パッケージの中身は…本体・マニュアル・ACアダプター・USBケーブル・microSDを取り出すピン・液晶保護フィルムが同梱されていました。

 

別途、液晶保護フィルムを買う必要はありませんでしたね。買ったフィルムは予備に取っておきます。

 

液晶保護フィルムを張り付けた後、本体右下のスロットにmicroSDカードを入れ…

 

 

 

シリコンケースを装着しました。

 

 

届いた時に電池が50%程残っていたので初期設定を済ませ充電しながら、アプリをダウンロードし直しました。

ここから、Xperia Tabletと MediaPadを比較しながら簡単なレビューをして行きたいと思います。

まずは主なハードウェアの基本スペックを比較

・HUAWEI MediaPad M3 32GB Wifiモデル
 SOC : Huawei Kirin 950 (A72@2.3GHz x4コア + A53@1.8GHz x4コア)
 MEM : 4GB
 eMMC: 32GB
 液晶: 8.4inch(2560x1600dpi IPS・マルチタッチ)
 OS  :Android 6.0
 無線:Ieee802.11a/b/g/n/ac(2.4 / 5GHz)・Bluetooth: Bluetooth 4.1・GPS
 その他:microSDXC・MicroUSB・ステレオスピーカー・指紋認証センサー装備
 重量 :310g

・Xperia Z3 Tablet Compact 32GB Wifiモデル
 SOC : Qualcomm Snapdragon 801(Krait400@2.5GHz x4コア)
 MEM : 3GB
 eMMC: 32GB
 液晶: 8.0inch(1920x1200dpi IPS・マルチタッチ)
 OS  :Android 6.0
 無線:Ieee802.11a/b/g/n/ac(2.4 / 5GHz)・Bluetooth: Bluetooth 4.0・GPS
 その他:microSDHC・MicroUSB・ステレオスピーカー装備
 重量 :270g

次に実際の使用感について

・Xperia Tablet と比べて、ここが ○

SOCのスペックはかなり上がっています。PPSSPPでゲームをしたところ、Xperia Tabletでは、20fps程しか出なかったのに対し、MediaPadでは 40~60fps出ていました。2倍以上の性能向上です。オートフレームスキップ(フレームスキップを 「1」)に設定すればカクつかずにゲームができます。もう少しパワーがあれば常時60fpsでできたので…オシイと感じました。

ブラウザも少し軽くなった様に感じますが、自宅の無線LANの親機が Ieee802.11acに対応していないので、そちらが足を引っ張り、フラッシュが多いページで少し引っ掛かります。もういい加減、無線LANの親機を買い換えなくては、ダメですね。

内臓ステレオスピーカーの音質は明らかに良くなりました。サイズがサイズなので低音は出ていませんが頑張っている方だと思います。本格的に音楽が聴きたい場合は、イヤフォンやBluetoothスピーカーを使いたいと思います。

指紋認証センサーは便利ですね。どの角度でタッチしても指紋を認識してログインできます。

電池持ちが改善されました。満タン充電で10時間は持ちそうです。

・Xperia Tablet と比べて、ここは変わらず

メモリは3GB→4GBに増えましたが体感上の違いは感じられませんでした。

液晶は両者とも発色は非常にきれいで精細です。ピクセルがココまで細かくなると写真を間近に見る以外、映像の精細さは殆ど見分けがつきません。8.0インチ→8.4インチに、0.4インチアップしましたが、こちらも見た感じ殆ど違いが感じられませんでした。

・Xperia Tablet と比べて、ここが ×

インチアップの副作用で少し大きくなり重量が40g増したので、片手でホールドするのがしんどくなりました。私にとってのベストサイズは8.0インチの様です。今は変えたばかりなので不満に思えますが暫くしたら慣れてくる事でしょう。

ユーザーインターフェースがタブレットUIではなく、スマホ仕様なのも残念なポイントです。Xperia Tabletで、タブレットUIに慣れてしまったので、ChromeとYouTubeが若干使い辛いく感じます。

また、防水防塵仕様ではないので水没に気を付けなくてはなりません。とはいえ、Xperia Tabletの防水防塵機能のお世話になった事はないので、私の使い方では問題は無さそうです。

microSDの取出しが面倒になりました。専用のピンもしくは安全ピンなどがなければ交換できません。SDカードからのデーター転送時はmicroUSBにカードリーダーを取り付けるなどして対処したいと思います。

SONY製品ではないのでウォークマン付属のSONY製ノイズキャンセリングイヤホン(MDR-NWNC33)が使えなくなりました。これは仕方ないですね。他のヘッドフォン(MDR-1A)やイヤフォン(MDR-EX510)を使う事にします。

駆け足でのレビューとなりましたが、UI以外は概ね満足しています。

HUAWEI製ということで質感に不安を持っていましたが、Xperia Tabletと比べても、そんなに劣るものではありませんでした。かなりのハイスペックマシンなので動作に不満を感じるのは2~3年先になると考えられます。その頃には電池がヘタり買い変えの時期になるはずなので、それまでの間使い倒したいと思います。

※追記:2017.1.17

昨日(2017.1.16)最新のシステムが OTAアップデートで提供されました。更新内容は以下の通りです。

・設定機能、カレンダー機能、カメラ機能など複数のアプリケーションの操作性向上
・タッチ画面の最適化・操作性向上(タッチの誤反応といった不具合への対応)
・システムの最適化、安定性向上
・Google Mobile Services 更新

早速システムの更新を試したところ、確かに誤タッチは減ったように感じました。特にホームボタンの誤爆が減りました。その他は…よく分かりません。また何か気になった事があれば追記して行きたいと思います。

※修正:2017.1.25

読みやすくなるように、若干ブログの内容を修正しています。記事の内容自体は変わりありません。

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HUAWEI MediaPad M3

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年末のお買いもの「Xperia Z3 Tablet Compact」

2015年01月13日 | Androidタブレット
晴れ

遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
本年(2015年)も当ブログをよろしくお願い致します。

今回のブログの内容は、昨年末の臨時収入(PS Vita 売却など)を元に Androidタブレットおよびヘッドフォンを新調したのでそれらのレビューを書いて行きます。購入リストは以下の通りです。

・SONY製 8インチ Androidタブレット
  Xperia Z3 Tablet Compact(32GB Wifi版)
 

・SONY製 ハイレゾ対応ヘッドフォン
  MDR-1A (黒/赤モデル)
 

上の機器を組み合わせると、ハイレゾ(CDより高音質)の音楽を鑑賞できるようになります。
ハイレゾ音源のソースをもっていないのですが、タブレット側でアップコンバートしてくれるので mp3 などの圧縮音源のソースも、かなり綺麗に聞こえます。素人の私がヘッドフォンのレビューを書いても説得力が無いのでレビューサイトのリンクを貼って置きます。ハイレゾ対応ヘッドフォン(MDR-1A)が気になる方はそちらへどうぞ…

http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/1411/25/news123.html

という訳で、8インチタブレットのレビューのみ書いて行きます。
以前、Nvidia製の Tegra Note7 を使っていたので、それとの比較となります。

まずは主なハードウェアスペックを比較

・Xperia Z3 Tablet Compact ※以降「Z3 Tablet」と記述
 SOC : Qualcomm Snapdragon 801(Krait 400 4core:2.5GHz)
 MEM : 3GB(LPDDR3-1866 SDRAM)
 eMMC: 32GB
 液晶: 8.0inch(1920x1200dpi IPS 10点マルチタッチ)
 OS  :Android 4.4.4
 その他:microSDHC・MicroUSB(MHL対応)入出力端子装備:重量270g


・Tegra Note7 ※以降「Tegra Note」と記述
 SOC : Nvidia Tegra4(Cortex A15 4core:1.8GHz)
 MEM : 1GB(DDR3L-1600 SDRAM)
 eMMC: 16GB
 液晶: 7.0inch(1280x800dpi IPS 10点マルチタッチ)
 OS  :Android 4.4.2
 その他:microSDHC・MicroUSB・MicroHDMI 入出力端子装備:重量320g

まず SOC ですが、Z3 Tablet は最新のハイエンド(Snapdragon 805)では無く、1つ前のハイエンド(Snapdragon 801)を搭載しています。Xperia Z3 のスマホと同じです。Tegra Note も最新のハイエンド(Tegra K1)では無く、1つ前のハイエンド(Tegra4)を搭載しています。Tegra4 は Microsoft の Surface2 にも採用されています。

条件は同じように見えますが、SOC(CPU+GPU)の仕様が違うので単純な比較はできません。重いゲームのエミュレータ(PPSSPP)を実行したところ Tegra Note の方が若干、平均fpsが高かったので、SOCのトータルパワーは Tegra4 の方が上の様です。まさかの追い金してスペックダウン!? と言っても1割程の差ですが ( ̄▽ ̄;)アセアセ・・・

しかし、SOC以外のスペックは全て Z3 Tablet の方が上回っています。Tegra Note はメモリが 1GBだったので、時々メモリ解放をしないとカクツキましたがZ3 Tablet は、メモリ容量が 3GBもあるので、意図的にメモリ解放する必要はありません。

次に液晶ですが、WUXGA(1920x1200dpi)なので、肉眼でドットは確認できず、更に赤と青の発色が良いので、とても綺麗に見えます。Tegra Note の WXGA(1280x800dpi)でも十分だと思っていたのですが、Z3 Tablet の液晶になれてしまうとコントラストが低く、そして荒く見えてしまいます。

何より今回タブレットを新調しようとした理由は、その軽さと防水性に魅かれたからです。フットプリントは Z3 Tablet の液晶の方が Tegra Note と比べ 1インチ広い分、大きいのですが厚みは 3.2mm 薄く 50g も軽いのには驚きです。またこの重量で防塵・防水仕様というのは、さすが SONY製品といったところでしょうか。

次に Z3 Tablet 独自の機能を見て行きます。
他の SONY製品との連携が良く、Playstation3・4や nasne などの機器と接続が容易です。
それらの内容を箇条書きにまとめて置きます。

1.Playstation3・4のコントローラーをBluetooth接続で使用可能
  「設定」-「Xperia接続設定」-「ワイヤレスコントローラー」から簡単に接続可能
  
  ※初回のみ microUSB B ホストケーブルを使用して有線で接続する必要があります。

  アーケードエミュやスーファミエミュ、PSPエミュでの動作を確認しています。
  

2.Playstation4と接続し遠隔操作でゲームが可能
  Playstation4を持っていないので動作確認できていません。
  ※同一ネットワーク上だと快適に動作するようです。

3.TV Side View アプリを使って nasne への録画予約、録画番組視聴が可能
  通常は有料で提供されているアドオン(DTCP-IP機能)が標準装備
  
  ※番組表も分かり易くサクサク動作します。

  
  ※録画番組はスナップショットが撮れないので、スマホにて撮影しました。
   Z3 Tablet を風呂場へ持ち込み長湯ができそうです。(*´∇`*)ニコッ…

最後に…電池持ちも良く Wifi接続で動画視聴していても10時間以上使用できるので1日1回の充電で良さそうです。さすがにゲームや重いエミュを動作させていると電池持ちは悪くなりますが、発熱に関しては、暖かくなる程度なので夏場も問題なさそうです。防塵・防水仕様なのに酷使しても熱くなり過ぎず常用できるとは素晴らしいの一言です。

欲を言えば、新型 Nexusで使われている「Tegra K1」辺りの SOC を積んで欲しかったです。そうすると電池持ちや発熱なども違ってくると思われるので、そこは一長一短ですね。後、箱に「made in china」と書かれているので、それを見ると割高だと感じてしまいます。

とはいえ痒いところに手が届く、とても魅力的な製品なので、汎用タブレットとして末永く使って行きたいと思います。結構な散財となってしまいましたが、良い買い物ができました。

ソニー Xperia Z3 Tablet Compact SGP612 ホワイト
ブログで紹介した Xperia Z3 Tablet Compact 32GB Wifi モデル
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ソニー(SONY)

ソニー ステレオヘッドホン ブラック MDR-1ADAC/B
ブログで紹介したハイレゾヘッドフォン MDR-1A ブラックモデル
← こちらから Amazon にて購入可能です
ソニー
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タブレットでNasneの録画番組を視聴する

2014年10月27日 | Androidタブレット
のち

今回のブログの内容もPC関連のネタになります。
前回に引き続き、モバイル端末でNasneの録画番組を視聴する方法について書いていきます。
現在、Nasneの録画番組視聴に用いている端末および DTCP-IP対応アプリは以下の通りです。

1.Windowsタブレット
 (1) 端末名
  ・ASUS T100TA-DK564G (SOC:Atom Z3740 MEM:2GB eMMC:64GB OS:Windows8.1)
 (2) DTCP-IP対応アプリ
  ・Station TV Link (Windowsストアアプリ:1,900円)

2.Androidタブレット
 (1) 端末名
  ・ASUS TF701-BK32D (SOC:Tegra4 MEM:2GB eMMC:32GB OS:Android4.3)
  ・ASUS TF201-GD32D (SOC:Tegra3 MEM:1GB eMMC:32GB OS:Android4.1.1)
  ・Google Nexus7 2012 (SOC:Tegra3 MEM:1GB eMMC:32GB OS:Andoid4.4.4)
 (2) DTCP-IP対応アプリ
  ・Media Link Player for DTV (Playストアアプリ:900円)

3.スマホ(Android端末)
 (1) 端末名
  ・Docomo SH-06E (SOC:Snapdragon 600 MEM:2GB eMMC:32GB OS:Android4.2.2)
 (2) DTCP-IP対応アプリ
  ・Media Link Player for DTV (Playストアアプリ:900円)

Windowsタブレットでは、前回メインPC用に購入した「Station TV Link」を使い回しています。
ストアのリリースノートを見ると、Atom Z3740に対応したと書かれていたので問題なく動作する
だろうと思っていたのですが、録画番組、TVライブ視聴ともにグラフィックスが対応していない
とエラーが表示され、見る事ができませんでした orz

しかし、レビューの中にT100TAで動作させる方法を記述している方がいたので、同じ方法を
試して見ました。結果うまく動作させる事ができたので、その作業手順をメモして置きます。

 ・「デバイスマネージャー」を起動
 ・「ディスプレイアダプター」から「intel(R)HD Graphics」を選択してダブルクリック
 ・「ドライバー」タブをクリックして「ドライバー元に戻す(R)」をクリック
 ・ドライバーの復元完了後、OSの再起動

原因はIntelのグラフィックスドライバで、最新バージョンのドライバでは動作しないようです。
ドライバ復元後のバージョンは「10.18.10.3355」となり、正常に動作するようになります。

 

Atom Z3740機でも、ネットワークの帯域さえ足りていれば、コマ落ちなく動画を視聴できます。

 

 ※著作権保護機能により動画視聴時のスナップショットは撮れないので割愛します。

次に Androidタブレットおよびスマホで試した DTCP-IP対応アプリを以下に記します。

・nasne Access
 アプリ内購入(500円)で DTCP-IP機能に対応。SONY純正のnasne専用アプリ。
 機能はシンプルで可もなく不可もなくといったところ。DTCP-IP機能は機種を選ぶ。
 私の環境ではスマホのみ動作可。タブレットでは DTCP-IP機能をダウンロードできなかった。
・TV SideView+プレーヤープラグイン
 DTCP-IP機能に対応しているプレーヤープラグインは有料(500円)。SONY純正のアプリ。
 多機能で番組表の確認やレコーダーのリモコンとしても使用可能。DTCP-IP機能は機種を選ぶ。
 私の環境ではスマホのみ動作可。タブレットではプラグインをダウンロードできなかった。 
・Twonky Beam
 アプリ内購入(700円)で DTCP-IP機能に対応。
 機能はシンプルで可もなく不可もなくといったところ。レビューでは不具合が多い様子。
・Media Link Player for DTV
 有料(900円)。機能はシンプルで可もなく不可もなくといったところ。
 レビューではTwonky Beamよりも動作は安定している様子。

本当は、TV SideView+プレーヤープラグインが全ての環境で動作すれば良かったのですが…
スマホ以外全滅なので見送りました。アプリの中では一番高価(それでも900円)ですが安定性を
重視してMedia Link Player for DTVを購入し、Tegra Note7 以外の全Android端末にインストール
して使用しています。

・DLNA対応機器の検索画面
 

・TVライブ視聴のメニュー
 

・録画番組のメニュー
 

DTCP-IP機能はセキュリティーに厳しく Root化してある端末では動作しませんでした。
SuperSUで Rootを隠しても動作しません。Tegra Note7 は検証用途に使用している事もあり Root化
して置きたかったので、今回 DTCP-IP対応プレーヤーの導入は諦めました。

録画番組やTVライブ視聴をモバイル端末で行えるのはかなり便利です。無線LAN環境下での動作
なのでアンテナ線やチューナーの場所などを考えなくても気軽に動画の視聴を楽しめます。
PCに関しても、もう内臓型TVチューナーは必要は無さそうです。ホントに良い時代になりました♪
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ASUS TF700T カスタムロム導入

2014年04月29日 | Androidタブレット


今日はせっかくの祝日なのに、雨…という事で、インドアなお話(PC関連)をして行きます。
前々回の記事の「ASUS TF700T Root化」の続き、TF700T にカスタムロムを導入する手順を記載します。
ただし、この行為も非常に危険なので試される方は、自己責任でお願いします。

行う手順を大雑把に箇条書きにすると

 ・システム全体をバックアップできる環境を構築する
 ・TF700Tをシステムごと全てバックアップする
 ・カスタムロム + Google Apps(Playストアを含む)をダウンロード&インストールする


となります。途中、何度か再起動するため1時間ほど時間を要します。
時間に余裕がある時に行いましょう。また、カスタムロムを適用する場合、システムのバックアップを
して置く事を強くお勧めします。導入したカスタムロムのイメージが壊れていて起動しなくなっても
バックアップから復元を行う事で復旧可能になります。
文鎮化するリスクが低くなる(全くない訳ではありません)ので必ずバックアップを取って置きましょう。

では各操作の詳細を順を追って書いて行きます。

1.システム全体をバックアップするための前準備を行う
 (1) Playストアから「ROM Manager」をインストール
   ※ ClockworkMod Recovery でバックアップするためのアプリ。有料版を買う必要はありません。
 (2) バッテリーが60%以上、残っている事を確認
 (3) TF700T の設定アプリの「開発者向けオプション」から「USBデバッグ」を有効にする
 (4) PCと接続してデバイスマネージャーから「ADB接続」できている事を確認
   ※「ADB接続」できていない場合、ASUS メーカーサイトからドライバをインストールしてください。
 (5) TF700T をシャットダウンする

2.最新の ClockworkMod Recovery をインストールする
  ※2014.4.29 現在の最新バージョンは ClockworkMod Recovery 6.0.4.7 になります。
 (1) ブートローダーのRCKを書き換えるために必要なファイルをダウンロードする
   ・FastBoot
   ・ClockworkMod Recovery 6.0.4.7 For Asus Transformer Prime TF700T
 (2) Fastboot.zip を分かり易い場所に解凍
 (3) recovery-kk-6047.img を Fastboot.zip を解凍した場所と同じフォルダ(Fastboot)に移動
 (4) TF700T の「電源ボタン」と「‐ボリュームボタン」を同時に押し続け起動
 (5) PCのコマンドプロンプトを起動し Fastboot フォルダへ「cd」コマンドを使って移動
 (6) 以下のコマンドを実行
   ・fastboot -i 0x0B05 flash recovery recovery-kk-6047.img
   ・fastboot -i 0x0B05 reboot

3.TF700T をシステムごと全てバックアップする
 (1) TF700T をシャットダウンする
 (2) TF700T の「電源ボタン」と「‐ボリュームボタン」を同時に押し続け起動
 (3)「RCK」が選択されている事を確認し「+ボリュームボタン」を押下
 (4) メニュー画面でキーボードの↑↓ボタンを押し「backup and restore」へ移動後、「Enter」キーを押下
 (5) 本体にバックアップを保存する場合は「/sdcard」…microSDに保存する場合は「/external_sd」へ
   「backup」処理を行う。
   ※本体にバックアップした場合、設定アプリから初期化を行うとバックアップも削除されます。
 (6) バックアップ終了後、「esc」を複数回、押下しメニューに移動
   ※これでカスタムロムの適用に失敗しても元の状態に戻せます。

4.カスタムロムをインストールする前準備を行う
 (1) カスタムロムとGoogle Apps(Playストアを含む)をダウンロードする
   ・Omni Android 4.4 KitKat ROM For Asus Transformer Prime TF700T
   ・Google Apps [Filename: gapps-kk-20140105-signed.zip]
   ※カスタムロムは cm-11 が KitKat で cm-10 が Jelly Bean です。
     Jelly Bean のロムは不安定な物が多いため、このブログでは KitKat を扱っていきます。
 (2) ダウンロードしたファイルを microSD の直下にコピーする
 (3) microSD を TF700T に装着

5.カスタムロムのインストール
 (1) TF700T のキーボードの↑↓ボタンを押し「install zip」へ移動後、「Enter」キーを押下
 (2) 「choose zip from /external_SD」を選択後、ダウンロードしたカスタムロム「cm-11-xx.. .zip」を
   インストール
 (3) ダウンロードした google Apps「gapps-kk-20140105-signed.zip 」をインストール
 (4) 「esc」を複数回、押下しメニューに移動
 (5) 「reboot system now」を選択し、「Enter」キーを押下

以上でカスタムロムの適用は終了です。起動画面がカスタムロムである事を物語っています。



Android4.4.2(KitKat)も最近のバージョンは比較的、安定していてサクサク動作します。



導入前の注意点ですが、旧システムでインストールしたアプリはなるべく削除しておいた方が無難です。
不具合を回避するためにも、一度ユーザーインフォをファクトリーリセットして置く事をお勧めします。
一応、カスタムロム適用時に最新のバージョンに合わせてアプリを最適化している様ですが…
アプリもしくは設定が原因で起動に失敗する(ブート画面から遷移しない)恐れがあります。

また、KitKatのカスタムロムは今現在、ほぼ毎日のように手が加えられバージョンアップされています。
なるべく最新のカスタムロムを導入した方が良いと思われます。

最後に、以下の現象はカスタムロムの問題ではなく端末の問題なので対処方法を載せて置きます。

1.ホーム画面のスクロールが遅い、もしくはカクツク
 ・ Apex Launcher アプリをホーム画面に設定するとサクサクになる
2.Flashを使用しているHPが見られない ※標準ブラウザに Flash をインストールしても見られない
 ・ ドルフィンブラウザを使用し Flash をインストールする事で解消

その他、私の場合は電池持ちを優先させるために SetCPU を使って 動作周波数を 1.3GHz に
抑えて使っていますが、それでも十分実用に耐えます。
Tegra3 搭載機種で時代遅れ感が出てきた TF700T ですが、カスタムロムを使用する事で暫く
新しい Androidタブレットに買い変えなくても良さそうです。

Androidタブレットのハードウェアは進化が早く、すぐ陳腐化するのが困りものです。
しかも最新機種はお高いし…リスクは伴いますが、最新環境を安価に試されるのであれば
カスタムロムの導入はアリだと思います♪
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