晴れ
先週末、Windows10の発表が7月に繰り上げられ、最新の Technical Preview(tp)Build 10041 が公開されました。Windows10 の発表は10月以降と噂され、tpの間は頻繁に機能追加や仕様変更されるとのお話だったので検証を見送っていました。マイクロソフトのOSの発表は遅れる事はあっても早まる事など無いと思っていたので不意を突かれましたw
仕事柄、新OSの事を知っておかないと色々と都合が悪いので、まずは仮想環境(VM)で試す事にしました。直ぐに使えるVMはVirtualBoxとVMWarePlayerなのですが、機能が多いという理由でVirtualBoxを選び試してみました。Windows10tpのイメージファイルは以下のアドレスで配布されているので、早速ダウンロードしインストール作業を行いました。
・http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows/preview-iso
メインPCのVMへのインストール作業は30分強で終了しましたが、非力なノートPC(Celeron1005m)にインストールした際には2時間以上掛かったので時間にゆとりがある時に行いましょう (〃゜д゜;A アセアセ・・・
その後、パッチを当て最新ビルド10041へ更新しました。この最新ビルドはイメージファイルで配布されておらず、WindowsUpdateで更新を行う事になります。メモリが2GB以上搭載されていないと更新に失敗するので注意が必要です。下のスナップショットは更新中の画面です。
新たなビルドではアイコンなど、フラットデザインの多くが見直され統一感が増しました。
ただし「コンピュータ」や「ゴミ箱」のアイコンが落書きに見えるのは私だけでしょうかw
※クリックすると大きなイメージで確認できます。
今回、初めてWindows10に触れたので、モダンUIは何処に行ったのだろうと色々触って探して見たところ、スタートメニューの右上の矢印をクリックすると、スタートメニュー自体が全画面表示となり、モダンUIに切り替わるのを確認しました。なるほど、こう来たか…と感心しました。またモダンUIのアプリもウィンドウ表示に対応したのは好印象です。
「設定」画面もスッキリしました。しかしフラットデザインよりリッチデザインの方が私好みです。
その他の目玉機能、仮想デスクトップ機能ですが、多画面構成できるのはありがたいのですが非常に使い辛いです。画面数は少ないですが、Ubuntu(Linux)の方が使い易いです。これは改良の余地アリです。
※クリックすると大きなイメージで確認できます。
今回、Windows10 tpに初めて触れましたが、操作感は概ね良好です。流行りなのかも知れませんが、フラットデザインは好き嫌いが分かれますね。特に「こみ箱」のデザインが…これは作り直して欲しいです。
最後に、今回はVMにVirtualBoxを選びましたが、ホストPCのスペックによってはグラフィックドライバが上手く動作しません。また、GUIの画面書き換えが少し重いので、VirtualBoxのドライバの成熟度が上がるまではVMWareで動作させた方が良さそうです。実際、この後VMWareにインストールして見ましたが、安定感はVMWareの方が上の様です。
※VMWare使用時のスナップショットです。クリックすると大きなイメージで確認できます。
Windows10はWindows7以降のOSからのバージョンアップは無料の様なので、正式版がリリースされたら即、メインPCにインストールしたいと思います。問題が無ければ、その他のPCにも順次 Windows10を展開して行きます。後で困らないように今の間にしっかりバックアップを取って置きたいと思います。
追記:2015.3.26
Windows10 Technical Preview Build 10041(Build 10041)のisoファイルが公開されました。
これにより Windows10tp インストール後に最新ビルドへアップデートする作業が無くなり、大幅に作業時間を短縮できるようになりました。以下のアドレスから Build 10041をダウンロードできるので、良ければ試してみてください。
・http://windows.microsoft.com/en-us/windows/preview-iso-update-1503
追記:2015.3.31
Windows 10 Technical Preview Build 10049(Build 10049)が公開されました。
Build 10041 を使用しているユーザーはWindowsUpdateの更新の受け取りを「高速」に設定することで、最新のビルドにアップデートする事が可能です。今回のアップデートも非常に時間が掛かります。VMwareなどの仮想環境で使用しているのであれば 2時間以上は覚悟して置きましょう。
今回のBuild 10049で、新エンジンを搭載するWebブラウザ「Project Spartan」が実装され、幾つかの不具合が修正されました。早速最新のビルドへアップデートしたので「Project Spartan」に触れてみましたが、まだ私にはその良さは分かりません。スナップショットを撮ったのでイメージ図として貼り付けて置きます。
Windows10tpの更新期間がかなり短くなっているので、今後の動向に目が離せません。
これだけ頻繁に更新されると製品版が発表された時には別物になっているかも知れませんねww
※クリックすると大きなイメージで確認できます。
追記:2015.4.24
Windows 10 Technical Preview Build 10061(Build 10061)が公開されました。
Build10061での変更は、新しいメールとカレンダーアプリが搭載された他、スタートメニュー、タスクバー、アクションセンター、タスクビューの改善、仮想デスクトップ機能の改善などとなっています。
今回の改修も前ビルドから3週間と期間が短いにも拘わらず、ゴミ箱のデザインが見直され、仮想デスクトップ機能も改善されるなど、確かに公言通りユーザーからのフィードバックで改良が進められている様ですね。
※クリックすると大きなイメージで確認できます。
追記:2015.4.30
Windows 10 Insider Preview Build 10074(Build 10074)が公開されました。
僅か1週間で新しいビルド Build10074 が公開されました。
また今回のビルドで「テクニカルプレビュー」から「インサイダープレビュー」へと名称が変更されました。
ISOイメージも配布されているので、過去のバージョンからアップグレードするより再インストールする方が無難です。配布先は以下のアドレスになります。ただし、Windows 10 Insider Preview のISOを入手するには Windows Insider Program に参加する必要があります。
・https://insider.windows.com/
今回のビルドでの主な変更点は以下の通りです。
・デザインおよびインターフェイス類の改良
・Continuumの改良
・マルチタスクの改良
・新しいWindowsサウンドを追加
・Cortanaの見せ方や挙動を変更
・「音楽のプレビュー」と「ビデオのプレビュー」アプリをアップデート
・Xbox App April 2015をアップデート
・Windows Store Betaの改良
・その他不具合の修正
改良点は非常に多いのですが、見た目は Build10061 から大きく変わっていないので、スクリーンショットは割愛します。製品版リリースまで時間が無いので、また直ぐに新しいビルドが公開されるのでしょうね。
追記:2015.5.22
Windows 10 Insider Preview Build 10122(Build 10122)が公開されました。
Build 10074 を使用しているユーザーはWindowsUpdateの更新の受け取りを「高速」に設定することで、最新のビルドにアップデートする事が可能です。今のところISOファイルは公開されていません。
今回のビルドでの主な変更点は以下の通りです。
・スタートメニューの改変
・新ブラウザ「edge」の機能追加および改良(高速化etc)
・デフォルトアプリの関連付けの改良
・安定性の向上
またまたスタートメニューの表示と挙動が変わりました。
今までのビルドでは、スタートメニューを最大化(右上の矢印をクリック)する事で全画面表示のメニュー表示に切り替えていたのですが…Build10122では、デスクトップPCはWindows7ライクなメニューで、タブレットなどの小型端末ではWindows8ライクな(最大化された)メニューを表示するように「通知エリア」もしくは「パーソナル設定」で指定するようになりました。またメニューの左下に「エクスプローラー」と「設定」・「電源」がまとめられたのは好印象です。
デスクトップでのメニュー表示は下図の通りです。
※クリックすると大きなイメージで確認できます。
タブレット(全画面のスタートメニュー)での表示は下図の通りです。
※クリックすると大きなイメージで確認できます。
スタートメニューが固定されタスクバーがAndroidのソフトウェアボタンの様になり、タッチ操作に最適化されました。デスクトップモードとの切り替えも「通知エリア」の「タブレット モード」から一発で行えます。
5月初旬にOffice2016のプレビュー版が公開されました。
マイクロソフトサイトから直接ダウンロードできるのは英語版のみです。Office 365 solo ユーザーのみ、その日本語版をダウンロードする事ができるので、早速インストールして使い勝手を試してみました。
Office2013からの大きな変更点は、デフォルトフォントの変更と機能サーチエリアの追加です。この機能サーチエリアは非常に便利で、呼び出したい機能名をサーチエリアに直接入力する事で即その機能を使う事ができます。これからは機能がどこにあるのか忘れてしまい、それを探すのにリボンの中を行ったり来たりしなくて良くなりそうです。
※クリックすると大きなイメージで確認できます。
追記:2015.6.2
Windows 10 Insider Preview Build 10130(Build 10130)が公開されました。
また、Windows10製品版の正式公開日が7月29日に決定しました。
Build 10122 を使用しているユーザーはWindowsUpdateの更新の受け取りを「高速」に設定することで、最新のビルドにアップデートする事が可能です。今のところISOファイルは公開されていません。
今回のビルドでの大きな変更点は以下の通りです。
・スタートメニューのカスタマイズ機能(設定とエクスプローラーの配置変更)
・アイコンのデザインを変更(やっとまともなデザインに)
・タスクバーのジャンプリストを改善(操作性を洗練)
・Continuumの改善(タブレットモードでの操作改善)
・Microsoft Edgeの改善(お気に入り枠のピン止めが可能に)
・Cortanaのキーボードショートカット(「Windows」+「C」でCortanaが起動可能に)
・Microsoft Print to PDFの追加(標準でPDFが作成可能に)
・Movies/TVアプリのプレイバックを改善(全画面表示が可能に)
※クリックすると大きなイメージで確認できます。
アイコンがやっとまともなデザインになりました。
Microsoft Edgeもお気に入りのピン止め機能が追加されたのはありがたいのですが…落ちる事が多いです。前のビルドより不安定に感じます。私の環境だけかも知れませんが (〃゜д゜;A アセアセ・・・
来月末には製品版が出ますが、Windows8.1updateに慣れたのもあり、即 Windows10に乗り換えるかと言われると、正直3ヶ月くらいは様子見かな…という感じですね。
追記:2015.7.1
Windows 10 Insider Preview Build 10158(Build 10158)が公開されました。
Build 10158 で、次期ウェブブラウザ「Project Spartan」が「Microsoft Edge」という正式名称になりました。それに伴いブラウザの安定性向上と、いくつかの機能追加が施されています。
またWindows10自体の安定性も大きく向上し、その他にも細々とした改良(タスクバーの仕様変更etc)が加えらています。
※クリックすると大きなイメージで確認できます。
今回のビルドで、多くの不具合が解消され、やっと使い物になる様になりました。仮想環境で試しているのですが、以前とは比べ物にならないくらい安定しています。これならWindows10発表と同時にインストールしても害は少ないと思われます。
追記:2015.7.7
Windows 10 Insider Preview Build 10162(Build 10162)が公開されました。
先日、Build 10158・10159・10162 と2日間で立て続けに3つのビルドが公開されました。
Build 10159以降、デスクトップのテーマ以外、大きな変化がないため、スナップショットは割愛します。
最新版の Build 10162 の ISOファイルが以下のマイクロソフトサイトで公開されています。
・http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows/preview-iso
Office2016 preview update2 が公開されました。
最新プレビュー版のISOファイルが以下のマイクロソフトサイトで公開されています。
・https://products.office.com/ja-JP/office-2016-preview?OCID=WIP_r_Body_OfficePreview#howToGet
update2 での主な変更点は以下の通りです。
・「Word」・「Excel」で数式作成機能の追加
手書きで入力した数式をオブジェクトに変換できる優れものです。
・「Excel」でグラフの種類の追加
新しく以下6個のチャートが追加されました。
・ツリーマップ
・サンバースト
・ウォーターフォール
・ヒストグラム
・パレート図
・箱ひげ図
個人的には数式が簡単に作れるようになったのに恩恵を感じています。
実家のクレーン工場で強度計算書をWordで作成するのに苦労していたので…
最後に…Windows10 の正式発表まで、残すところ後3週間となりました。
検証目的以外で Insider Preview をインストールする意味はないかも知れません。ただし、正式版が公開された後も Insider Preview Program は続くようなので、今後の動向が気になる方は仮想環境などにインストールして様子を見る方が良いと思われます。
先週末、Windows10の発表が7月に繰り上げられ、最新の Technical Preview(tp)Build 10041 が公開されました。Windows10 の発表は10月以降と噂され、tpの間は頻繁に機能追加や仕様変更されるとのお話だったので検証を見送っていました。マイクロソフトのOSの発表は遅れる事はあっても早まる事など無いと思っていたので不意を突かれましたw
仕事柄、新OSの事を知っておかないと色々と都合が悪いので、まずは仮想環境(VM)で試す事にしました。直ぐに使えるVMはVirtualBoxとVMWarePlayerなのですが、機能が多いという理由でVirtualBoxを選び試してみました。Windows10tpのイメージファイルは以下のアドレスで配布されているので、早速ダウンロードしインストール作業を行いました。
・http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows/preview-iso
メインPCのVMへのインストール作業は30分強で終了しましたが、非力なノートPC(Celeron1005m)にインストールした際には2時間以上掛かったので時間にゆとりがある時に行いましょう (〃゜д゜;A アセアセ・・・
その後、パッチを当て最新ビルド10041へ更新しました。この最新ビルドはイメージファイルで配布されておらず、WindowsUpdateで更新を行う事になります。メモリが2GB以上搭載されていないと更新に失敗するので注意が必要です。下のスナップショットは更新中の画面です。
新たなビルドではアイコンなど、フラットデザインの多くが見直され統一感が増しました。
ただし「コンピュータ」や「ゴミ箱」のアイコンが落書きに見えるのは私だけでしょうかw
※クリックすると大きなイメージで確認できます。
今回、初めてWindows10に触れたので、モダンUIは何処に行ったのだろうと色々触って探して見たところ、スタートメニューの右上の矢印をクリックすると、スタートメニュー自体が全画面表示となり、モダンUIに切り替わるのを確認しました。なるほど、こう来たか…と感心しました。またモダンUIのアプリもウィンドウ表示に対応したのは好印象です。
「設定」画面もスッキリしました。しかしフラットデザインよりリッチデザインの方が私好みです。
その他の目玉機能、仮想デスクトップ機能ですが、多画面構成できるのはありがたいのですが非常に使い辛いです。画面数は少ないですが、Ubuntu(Linux)の方が使い易いです。これは改良の余地アリです。
※クリックすると大きなイメージで確認できます。
今回、Windows10 tpに初めて触れましたが、操作感は概ね良好です。流行りなのかも知れませんが、フラットデザインは好き嫌いが分かれますね。特に「こみ箱」のデザインが…これは作り直して欲しいです。
最後に、今回はVMにVirtualBoxを選びましたが、ホストPCのスペックによってはグラフィックドライバが上手く動作しません。また、GUIの画面書き換えが少し重いので、VirtualBoxのドライバの成熟度が上がるまではVMWareで動作させた方が良さそうです。実際、この後VMWareにインストールして見ましたが、安定感はVMWareの方が上の様です。
※VMWare使用時のスナップショットです。クリックすると大きなイメージで確認できます。
Windows10はWindows7以降のOSからのバージョンアップは無料の様なので、正式版がリリースされたら即、メインPCにインストールしたいと思います。問題が無ければ、その他のPCにも順次 Windows10を展開して行きます。後で困らないように今の間にしっかりバックアップを取って置きたいと思います。
追記:2015.3.26
Windows10 Technical Preview Build 10041(Build 10041)のisoファイルが公開されました。
これにより Windows10tp インストール後に最新ビルドへアップデートする作業が無くなり、大幅に作業時間を短縮できるようになりました。以下のアドレスから Build 10041をダウンロードできるので、良ければ試してみてください。
・http://windows.microsoft.com/en-us/windows/preview-iso-update-1503
追記:2015.3.31
Windows 10 Technical Preview Build 10049(Build 10049)が公開されました。
Build 10041 を使用しているユーザーはWindowsUpdateの更新の受け取りを「高速」に設定することで、最新のビルドにアップデートする事が可能です。今回のアップデートも非常に時間が掛かります。VMwareなどの仮想環境で使用しているのであれば 2時間以上は覚悟して置きましょう。
今回のBuild 10049で、新エンジンを搭載するWebブラウザ「Project Spartan」が実装され、幾つかの不具合が修正されました。早速最新のビルドへアップデートしたので「Project Spartan」に触れてみましたが、まだ私にはその良さは分かりません。スナップショットを撮ったのでイメージ図として貼り付けて置きます。
Windows10tpの更新期間がかなり短くなっているので、今後の動向に目が離せません。
これだけ頻繁に更新されると製品版が発表された時には別物になっているかも知れませんねww
※クリックすると大きなイメージで確認できます。
追記:2015.4.24
Windows 10 Technical Preview Build 10061(Build 10061)が公開されました。
Build10061での変更は、新しいメールとカレンダーアプリが搭載された他、スタートメニュー、タスクバー、アクションセンター、タスクビューの改善、仮想デスクトップ機能の改善などとなっています。
今回の改修も前ビルドから3週間と期間が短いにも拘わらず、ゴミ箱のデザインが見直され、仮想デスクトップ機能も改善されるなど、確かに公言通りユーザーからのフィードバックで改良が進められている様ですね。
※クリックすると大きなイメージで確認できます。
追記:2015.4.30
Windows 10 Insider Preview Build 10074(Build 10074)が公開されました。
僅か1週間で新しいビルド Build10074 が公開されました。
また今回のビルドで「テクニカルプレビュー」から「インサイダープレビュー」へと名称が変更されました。
ISOイメージも配布されているので、過去のバージョンからアップグレードするより再インストールする方が無難です。配布先は以下のアドレスになります。ただし、Windows 10 Insider Preview のISOを入手するには Windows Insider Program に参加する必要があります。
・https://insider.windows.com/
今回のビルドでの主な変更点は以下の通りです。
・デザインおよびインターフェイス類の改良
・Continuumの改良
・マルチタスクの改良
・新しいWindowsサウンドを追加
・Cortanaの見せ方や挙動を変更
・「音楽のプレビュー」と「ビデオのプレビュー」アプリをアップデート
・Xbox App April 2015をアップデート
・Windows Store Betaの改良
・その他不具合の修正
改良点は非常に多いのですが、見た目は Build10061 から大きく変わっていないので、スクリーンショットは割愛します。製品版リリースまで時間が無いので、また直ぐに新しいビルドが公開されるのでしょうね。
追記:2015.5.22
Windows 10 Insider Preview Build 10122(Build 10122)が公開されました。
Build 10074 を使用しているユーザーはWindowsUpdateの更新の受け取りを「高速」に設定することで、最新のビルドにアップデートする事が可能です。今のところISOファイルは公開されていません。
今回のビルドでの主な変更点は以下の通りです。
・スタートメニューの改変
・新ブラウザ「edge」の機能追加および改良(高速化etc)
・デフォルトアプリの関連付けの改良
・安定性の向上
またまたスタートメニューの表示と挙動が変わりました。
今までのビルドでは、スタートメニューを最大化(右上の矢印をクリック)する事で全画面表示のメニュー表示に切り替えていたのですが…Build10122では、デスクトップPCはWindows7ライクなメニューで、タブレットなどの小型端末ではWindows8ライクな(最大化された)メニューを表示するように「通知エリア」もしくは「パーソナル設定」で指定するようになりました。またメニューの左下に「エクスプローラー」と「設定」・「電源」がまとめられたのは好印象です。
デスクトップでのメニュー表示は下図の通りです。
※クリックすると大きなイメージで確認できます。
タブレット(全画面のスタートメニュー)での表示は下図の通りです。
※クリックすると大きなイメージで確認できます。
スタートメニューが固定されタスクバーがAndroidのソフトウェアボタンの様になり、タッチ操作に最適化されました。デスクトップモードとの切り替えも「通知エリア」の「タブレット モード」から一発で行えます。
5月初旬にOffice2016のプレビュー版が公開されました。
マイクロソフトサイトから直接ダウンロードできるのは英語版のみです。Office 365 solo ユーザーのみ、その日本語版をダウンロードする事ができるので、早速インストールして使い勝手を試してみました。
Office2013からの大きな変更点は、デフォルトフォントの変更と機能サーチエリアの追加です。この機能サーチエリアは非常に便利で、呼び出したい機能名をサーチエリアに直接入力する事で即その機能を使う事ができます。これからは機能がどこにあるのか忘れてしまい、それを探すのにリボンの中を行ったり来たりしなくて良くなりそうです。
※クリックすると大きなイメージで確認できます。
追記:2015.6.2
Windows 10 Insider Preview Build 10130(Build 10130)が公開されました。
また、Windows10製品版の正式公開日が7月29日に決定しました。
Build 10122 を使用しているユーザーはWindowsUpdateの更新の受け取りを「高速」に設定することで、最新のビルドにアップデートする事が可能です。今のところISOファイルは公開されていません。
今回のビルドでの大きな変更点は以下の通りです。
・スタートメニューのカスタマイズ機能(設定とエクスプローラーの配置変更)
・アイコンのデザインを変更(やっとまともなデザインに)
・タスクバーのジャンプリストを改善(操作性を洗練)
・Continuumの改善(タブレットモードでの操作改善)
・Microsoft Edgeの改善(お気に入り枠のピン止めが可能に)
・Cortanaのキーボードショートカット(「Windows」+「C」でCortanaが起動可能に)
・Microsoft Print to PDFの追加(標準でPDFが作成可能に)
・Movies/TVアプリのプレイバックを改善(全画面表示が可能に)
※クリックすると大きなイメージで確認できます。
アイコンがやっとまともなデザインになりました。
Microsoft Edgeもお気に入りのピン止め機能が追加されたのはありがたいのですが…落ちる事が多いです。前のビルドより不安定に感じます。私の環境だけかも知れませんが (〃゜д゜;A アセアセ・・・
来月末には製品版が出ますが、Windows8.1updateに慣れたのもあり、即 Windows10に乗り換えるかと言われると、正直3ヶ月くらいは様子見かな…という感じですね。
追記:2015.7.1
Windows 10 Insider Preview Build 10158(Build 10158)が公開されました。
Build 10158 で、次期ウェブブラウザ「Project Spartan」が「Microsoft Edge」という正式名称になりました。それに伴いブラウザの安定性向上と、いくつかの機能追加が施されています。
またWindows10自体の安定性も大きく向上し、その他にも細々とした改良(タスクバーの仕様変更etc)が加えらています。
※クリックすると大きなイメージで確認できます。
今回のビルドで、多くの不具合が解消され、やっと使い物になる様になりました。仮想環境で試しているのですが、以前とは比べ物にならないくらい安定しています。これならWindows10発表と同時にインストールしても害は少ないと思われます。
追記:2015.7.7
Windows 10 Insider Preview Build 10162(Build 10162)が公開されました。
先日、Build 10158・10159・10162 と2日間で立て続けに3つのビルドが公開されました。
Build 10159以降、デスクトップのテーマ以外、大きな変化がないため、スナップショットは割愛します。
最新版の Build 10162 の ISOファイルが以下のマイクロソフトサイトで公開されています。
・http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows/preview-iso
Office2016 preview update2 が公開されました。
最新プレビュー版のISOファイルが以下のマイクロソフトサイトで公開されています。
・https://products.office.com/ja-JP/office-2016-preview?OCID=WIP_r_Body_OfficePreview#howToGet
update2 での主な変更点は以下の通りです。
・「Word」・「Excel」で数式作成機能の追加
手書きで入力した数式をオブジェクトに変換できる優れものです。
・「Excel」でグラフの種類の追加
新しく以下6個のチャートが追加されました。
・ツリーマップ
・サンバースト
・ウォーターフォール
・ヒストグラム
・パレート図
・箱ひげ図
個人的には数式が簡単に作れるようになったのに恩恵を感じています。
実家のクレーン工場で強度計算書をWordで作成するのに苦労していたので…
最後に…Windows10 の正式発表まで、残すところ後3週間となりました。
検証目的以外で Insider Preview をインストールする意味はないかも知れません。ただし、正式版が公開された後も Insider Preview Program は続くようなので、今後の動向が気になる方は仮想環境などにインストールして様子を見る方が良いと思われます。