山形にいっていた、ゼミの先輩友だち・Aさんが帰ってきた。
トランクいっぱいの山菜をかかえて。
山形の方々のご厚意によるせっかくの品だからとお誘いいただき、
子ども時代は祖父とともに春の野山で山菜をつんだという長崎出身のNさんと、
能登半島の突端・珠洲(すず)市にかようあいだに
山菜文化に魅せられたわたしの2名が、嬉々としてはせ参じた。
…首都圏のスーパーではとうてい入手しがたい、新鮮な山菜のため . . . 本文を読む
チェルノブイリ原発事故から24年の4月26日、
中野のZEROホールで
ドキュメンタリー映画『祝の島』のお披露目上映があった。
だいぶ日が経ってしまったけれど、その報告を。
穏やかなのに激しくて、にぎやかなのに静かで、
思わず笑みがもれるのに、気がつくと視界が涙でにじむ。
わたしにとっては、そういう映画。
感想をもっと語りたいような、
もう少し胸のうちであたためたいような。
なんども繰りか . . . 本文を読む
先月末、じぶんの年齢と体力をわすれて観にいった、
4.26「リメンバー・チェルノブイリ」のオールナイト上映。
1本目は、
本橋成一監督の『ナージャの村』の前奏曲ともいえる
『チェルノブイリ報告8 ナボーキンさんと27頭の牛』。
『ナージャの村』の製作にはそんな経緯が…という
思いとともに、アコーディオンの音色が印象的だった。
2本目は、
日本初の原子力発電所の建設をおった記録映画
『原子力発電 . . . 本文を読む
93年春、珠洲(すず)市と輪島市の境あたりで撮った写真。
この空と海が大好き。
なぜかココロがひろびろして穏やかな気持ちになる。
このとき一緒だった親友から、ひさびさに帰国の知らせ。
91年春のカナダ・バンクーバー、
93年春の日本・珠洲、
01年のフィンランドはラップランドにエストニアの首都タリン。
ふたりでなんどか旅をした。
移動中や旅先では
ふだん話している暇もないことまで話す時間 . . . 本文を読む
もんじゅの運転が再開された。
1995年12月にナトリウム漏れ事故で止まってから
実に14年以上もたっている。
*** *** ***
もんじゅ運転再開 14年5カ月ぶり、8日臨界
2010年5月6日午後3時41分 福井新聞
日本原子力研究開発機構は6日午前、
1995年のナトリウム漏れ事故で停止していた
高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の原子炉を起動し、
14年 . . . 本文を読む
思いたったが吉日のゴージャスBBQ。
午前中から動きはじめたケイさんとトキさんたちは
小坪漁港と鎌倉青果市場へ買いだしへ。
BBQマスターのヒロさんは折りたたみ式のグリルを持参。
さっそく広げて、昼すぎから焼きはじめ。
まずは季節の醍醐味、タケノコをまるごと皮のまま。
一口サイズにきって醤油をふり、さらに焼く。
小坪のサザエも。
磯の香りとしょうゆの香りが鼻をくすぐる。
炭火の . . . 本文を読む
ペパーミントの葉が今年も律儀に芽吹いた。
数枚つんで軽く水洗いし、熱湯を注いで蓋をして
待つこと数分。ペパーミント茶のできあがり。
爽やかな香りで目を覚まし、いざ外出。
どこをみても木々の緑が清々しい。
もっともゴールデンウィークの江の島・鎌倉方面は大混雑する。
江ノ電でさえ骨がいたいような満員状態、路上は大渋滞の車の列。
それでも、通りを一本なかへ折れると一気に静かになる。
別の . . . 本文を読む
おくった荷物が届いたと盟友から連絡あり。
そこまではよかったのだけれど、
「だいぶ疲れてるみたいね」との言葉つきだった。
確かに疲れているけれど、なぜわかる?
聞くと、なんとわたしは手紙に敬称を書き忘れたらしい。
自覚している以上に疲れているんだなぁ、気をつけなきゃ。
…と思ったその晩、こんどは食器を割った。
これは、まぎれもなく「やすめ」の合図。
ここ数年をふりかえると、
食器を割った . . . 本文を読む
ウィーンにあるホテルザッハのザッハトルテが到来。 ホテルザッハは、 オリジナルのザッハトルテのクリエーターの息子、 エドゥアルド=ザッハ Eduard Sacherが1876年に創業。 だから、ここのザッハトルテはいわば本家本元だ。 ウィーンには行ったことがないけれど せっかくのザッハトルテに敬意を表しつつ存分に味わおうと 花柄金縁の食器をだして優雅な気分を演出してみた。 ただ、この . . . 本文を読む
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