夫の実家は、京都府綾部市にあります。
都会育ちの私には、結婚当初珍しいことばかりでした。
夫の実家は、農家ではありません。
とても残念なことのように思えます。
かといって、私に農業が出来るかどうか分かりませんが…。
私の場合、農業をしたいわけではなく、
最低の食べ物の確保が、魅力なのです。
戦後の食糧難のときに育った私には、
食料の無いというのは、どんなに大変かいつも言い聞かされて育ったようです。
私自身の記憶としては残っていませんが、
どうもトラウマとして残っているらしいのです。
とにもかくにも、昨日、ウラウラととてもよい天気の中、綾部に行きました。
連なる山々の、冬枯れの木々がとても美しい。
お墓参りして、母の愚痴を聞き、
蓮の棚田をしている方を訪ねて、
珍しいハスの実を買い、
そして生徒さんが綾部に持っている別荘に行って、
いのししの肉をよばれて帰ってきました。
いのししの肉は 初めてです。
豚肉となんら変わりありませんでした。
臭いなどは、お肉を食べない昔の人の言ったことではないでしょうか?
おみやげは、取れたての野菜。
今年は暖かかくて虫がいっぱいだそうです。
満天の星とにやりと笑った月に付き添われながら帰ってきました。