ブリットの休日

大好きな映画や小説の感想や日々の他愛ない話と、
聴神経腫瘍と診断された私の治療記録。

ガンマナイフ治療から1ヶ月

2022年03月05日 | 聴神経腫瘍

 2月3日にガンマナイフ治療を受け、今日は1ヶ月後の検診に行ってきました。

予定では聴力検査と担当医の問診だけだったので、気楽にドライブ感覚で久しぶりの病院へ向かいます。

自覚症状的には相変わらず耳鳴りはなりっぱなし。
それと一番心配なのが、放射された右側頭部辺りのおでこや頭皮がずっとしびれている感覚です。

手術後1週間は広範囲で、指で触っても皮膚感触がなくかなり麻痺していました。
現在は範囲は小さくなり、皮膚の感触も若干戻ってきていました。

この症状が、想定範囲内の症状なのかを一番聞いてみたかったです。

受付を済まし、聴力検査をする2Fの生理検査室へ向かいます。

いままでは担当の看護師さんが、案内してくれていたので迷わなかったんですが、今日はしっかり迷子になりました(笑)
この病院は病棟が2棟あり、3Fの渡り廊下を渡って移動したりと、ほんと複雑な作りなんです。

通りすがりの看護師さんに聞き、予約時間ギリギリに到着です。
耳鳴りが酷かったので、聴力検査ではあまり聞こえなかった感じでしたが、結果は手術前とほとんど変わらずホッとしました。

1Fの診察室に移動し、久しぶりに先生に再会です。



 聴力検査の結果を知り、先生は満足げににっこりされます。
いろいろ聞いてみたかったことがあったので、先生の話の途中で切り出します。

「ずっと耳鳴りがしています。なんだか周波数が上がったのかかなりの高音です」

 「音が変わることはあります」

「右側頭部の辺りがずっとしびれた感覚が残ってます。指で触ると皮膚感が鈍いです」

 「普通術後にはそういう症状にはならないんですが、局所麻酔の影響があるのかなあ」

「そのじびれてるところをマッサージしたりしてもいいんですか」

 「問題ありません」

どういう訳か、その局所麻酔で1ヶ月も痺れるものなのかとか、その痺れはどれくらいで直るのかを聞かずに

「お酒は飲んでもいいですか」

 「全然問題ありません」

先生も全くの無表情で答えます。

これを書いてる時点で気がつき、なんで聞かなかったのか後悔してます。
先生のリアクションが、あまり気にされていないようだったので、スルーしちゃったのかなあ。

ガンマナイフの反動でいったん腫瘍が大きくなり、聴力が落ちるとしたら大体3ヶ月頃からだということで、4月の頭に再度聴力検査に来ることになりました。

そして半年後の8月の検査までに、最初に行った大学病院でMRI検査を予約してくださいと言われます。
前に大学病院の先生に

「紹介した病院で手術を受けるのであれば、その後のMRI検査はそちらの病院で受けてください。データをまたその病院へ送るのが手間なんで」

と言われていたので、こちらで検査をお願いしたんですがというと、先生は

「このMRI検査は桁違いに病院への実入りが大きくて、こちらは紹介してもらっているので、これからの両病院の関係上こちらはぐっとこらえて、大学病院の方でMRI検査を受けてください」

とぶっちゃけられました。
先生、ぶっちゃけすぎです(笑)

検査を受けるのはいいんだけど、その後のその先生との問診も私は気まずいです^^;

まだ1ヶ月ですが、聴力が落ちないことを祈るだけです。



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