さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

さっちゃんの最近の歯磨き事情。そして、昨晩は・・・・

2019-06-23 13:59:56 | 口腔ケア
さっちゃんは下顎の前歯4本しか残っていません。
上下とも入れ歯を使用しています。
おそらくは敗戦直後の食糧不足が、
さっちゃんの食の好き嫌いの激しさに加速されたんだと思います。
それがいちばん顕著に歯に来たようですね。

その歯磨きなんですが、いつ頃までだったでしょう?
多分昨年の中頃までだったでしょうか?
歯ブラシに練り歯磨きを付けて渡してました。

でも、さっちゃんは入れ歯をしたまま磨くことがほとんどでした。
それで、入れ歯を外してもらって、僕が入れ歯を磨くようになったんです。
そのうち、さっちゃんが自分で入れ歯を外すこともしなくなって、僕が外すようになりました。
最初のころは僕の外し方が悪いのでしょう、さっちゃんが嫌がって拒否することも多かったんです。
ただ、外し方はだんだんと上達しますよね。

僕が入れ歯を入れ歯専用の歯ブラシで磨いてる間、
練り歯磨きを付けた普通の歯ブラシをさっちゃんに渡します。
さっちゃん、磨くには磨くんですけれど、5秒程度、長くても10秒くらいなんです。
口内が綺麗になってるとはとても思えません。

そこで思いついたのが僕が使っているリステリン。
口に含んで、30秒間くらいクチュクチュと口内あちこちに行き渡るように漱ぎます。
さっちゃんにはそんなきちんとした方法を求めることは出来ません。
ですから、リステリンを3倍くらいに薄め、その水溶液が無くなるまで3、4回漱いでもらうんです。

これなら入れ歯は僕が綺麗に磨きますし、口内はリステリンで洗浄するのでいいのかな? っと。

昨晩も同様でした。
ただ、入れ歯をさっちゃんに渡して、さっちゃんが自分ではめるんですけれど、
時々、何故そうなるのかは分からないのですが、入れ歯の受け取りを拒否することがあるんです。
以前はそんな際に僕は、ただただ悲しくなって怒りを裡に留めるだけだったんですけれど、
最近では、何とも感じなくなりました。
というのも、時間をおけば、さっちゃんが拒否したことなんか忘れて受け取ることが分かったから。
それが就寝直前なら、入れ歯をぬるま湯に浸けて、パーシャルデントでひと晩洗浄するんです。

翌朝になると、つまり今朝もなんですが、いつもと変わらず、普通に受け取って口にはめてくれます。
ですから、今の時点では歯磨きの心配はないですね。
コメント
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