あれっ? しまった!
僕は慌てて跳び起きました。
寝過ごしてしまったようです。
アラームを6時半にセットしていて、5分おきに鳴りますから、3回止めてからアラームを解除したんです。
いつもそうしてから、すぐに起きて朝の用事をし始めるんです。
でもでも、2度寝しちゃったみたいです。
今日はデイサービスの日。
さっちゃんを送り出さなければなりません。
いま何時なんだろう?
これからでも間に合うのかな?
それともひょっとして昼近くの時刻なんだろうか?
いろんな思い考えが目覚めてからの瞬間に頭の中を駆け巡りました。
飛び跳ねるように起き上がった僕は、その直後、今度は一瞬のうちにキョトンとなってしまいました。
ほんの瞬間のことでしたが、この状況がまったく理解できませんでした。
どんな状況かと言うと、僕の隣りで寝ているはずのさっちゃんの姿がないんです!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あ~あああああ、そうだった。
上記の事がらすべてが、ほんの数秒間の心の迷い、強迫観念、混乱が引き起こしたことでした。
では、事実関係はどうだったかと言えば、こうです。
僕はさっちゃんを予定通りデイサービスに送り出し、PCチェックなどをしてから、ちょっと疲れて眠たかったので布団で横になったんです。
寝るつもりはなかったんですが、すぐに眠りに落ちてしまったようですね。
なんと! 目が覚めたのはもう1時でした!
こんなことって子供のころからよくありましたね。
今でもよく覚えているのは、中学生の時だったでしょうか?
その時の僕の体調やら特別な事情やらがあったんだと思いますが、そんなことは忘れてしまいました。
目覚めると、「あれっ! しまった。学校休んじゃった!」と思ったんです。
何故そう思ったのかは分かりませんが、その日の朝は目覚めずに、昼間もずうっと眠り続け、学校を休んだと思ったんですね。
もうすでに夕方でした。
「まっ、仕方ないか」
今さら悔やんでもどうしようもありません。
凄く長い時間熟睡した満足感がありました。
でも実際は、そうではなかったんです。
ほんの1、2時間眠っただけだったんです。
よほど深く熟睡したんでしょうね。
若いから出来たことでしょう。
さっちゃんの介護がらみでも似たようなことはけっこう多いです。
これは若さゆえではなくて、責任感と言うか、これやらなくちゃという目的意識が心にへばり付いているせいなんでしょうね。
こんなことが起きると、自分自身に対して「真面目な奴だな」と評価することも出来ますが、
逆に、もっと心を自由に、介護からも心は解き放たれて欲しい、と思いますね。
いつもいつも四六時中、心を縛り付けられ過ぎている気がします。
もっともっと大らかに、心を自由に解き放ち、一切を忘れられる自分になれたらいいですね。
2時間も寝てしまいましたから、その後はバタバタしていました。
スーパーへ買い物しに行き、遅い昼食、そして、入浴。
湯船にお湯をためて時間をかけて入りたかったんですが、シャワーになってしまいました。
さっちゃんが帰って来ました。
悲しそうな表情をしていました。
帰宅の順番が最後だったので、他の来所者を見送るたびに寂しくなってしまったようです。
5時から散歩に出かけました。
いつもより少し長いコースを歩き、6時に戻って来ました。
8時から夕食でしたが、さっちゃんはほとんど食べず、すぐに寝てしまいました。
僕は慌てて跳び起きました。
寝過ごしてしまったようです。
アラームを6時半にセットしていて、5分おきに鳴りますから、3回止めてからアラームを解除したんです。
いつもそうしてから、すぐに起きて朝の用事をし始めるんです。
でもでも、2度寝しちゃったみたいです。
今日はデイサービスの日。
さっちゃんを送り出さなければなりません。
いま何時なんだろう?
これからでも間に合うのかな?
それともひょっとして昼近くの時刻なんだろうか?
いろんな思い考えが目覚めてからの瞬間に頭の中を駆け巡りました。
飛び跳ねるように起き上がった僕は、その直後、今度は一瞬のうちにキョトンとなってしまいました。
ほんの瞬間のことでしたが、この状況がまったく理解できませんでした。
どんな状況かと言うと、僕の隣りで寝ているはずのさっちゃんの姿がないんです!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あ~あああああ、そうだった。
上記の事がらすべてが、ほんの数秒間の心の迷い、強迫観念、混乱が引き起こしたことでした。
では、事実関係はどうだったかと言えば、こうです。
僕はさっちゃんを予定通りデイサービスに送り出し、PCチェックなどをしてから、ちょっと疲れて眠たかったので布団で横になったんです。
寝るつもりはなかったんですが、すぐに眠りに落ちてしまったようですね。
なんと! 目が覚めたのはもう1時でした!
こんなことって子供のころからよくありましたね。
今でもよく覚えているのは、中学生の時だったでしょうか?
その時の僕の体調やら特別な事情やらがあったんだと思いますが、そんなことは忘れてしまいました。
目覚めると、「あれっ! しまった。学校休んじゃった!」と思ったんです。
何故そう思ったのかは分かりませんが、その日の朝は目覚めずに、昼間もずうっと眠り続け、学校を休んだと思ったんですね。
もうすでに夕方でした。
「まっ、仕方ないか」
今さら悔やんでもどうしようもありません。
凄く長い時間熟睡した満足感がありました。
でも実際は、そうではなかったんです。
ほんの1、2時間眠っただけだったんです。
よほど深く熟睡したんでしょうね。
若いから出来たことでしょう。
さっちゃんの介護がらみでも似たようなことはけっこう多いです。
これは若さゆえではなくて、責任感と言うか、これやらなくちゃという目的意識が心にへばり付いているせいなんでしょうね。
こんなことが起きると、自分自身に対して「真面目な奴だな」と評価することも出来ますが、
逆に、もっと心を自由に、介護からも心は解き放たれて欲しい、と思いますね。
いつもいつも四六時中、心を縛り付けられ過ぎている気がします。
もっともっと大らかに、心を自由に解き放ち、一切を忘れられる自分になれたらいいですね。
2時間も寝てしまいましたから、その後はバタバタしていました。
スーパーへ買い物しに行き、遅い昼食、そして、入浴。
湯船にお湯をためて時間をかけて入りたかったんですが、シャワーになってしまいました。
さっちゃんが帰って来ました。
悲しそうな表情をしていました。
帰宅の順番が最後だったので、他の来所者を見送るたびに寂しくなってしまったようです。
5時から散歩に出かけました。
いつもより少し長いコースを歩き、6時に戻って来ました。
8時から夕食でしたが、さっちゃんはほとんど食べず、すぐに寝てしまいました。