さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

さっちゃんの退院先を自宅にすることで再び動き出しそうです

2022-03-22 23:30:53 | 肺炎
先週土曜日に妹さんに記入してもらった入院手続きの書類を、今日病院へ持って行きました。
それと一緒に尿漏れパッドも持って行きました。
まずは入退院受付の窓口に書類を提出し、その後、ナースステーションに行きました。
パッドを預け、担当の看護師さんを呼んでもらいます。


▲13:20。待っている広間から見える雪景色です。大きな公園の広場が真っ白になっています。今日真冬のような寒い日で、しかも一日中雨でした。正午前ころからは雨が雪に変わり、僕も雪の中を病院へ向かいました。

看護師さんが来られ、さらに追加でパッドをコンビニで購入することになりました。
水分を十分摂れているのでしょうね、おしっこがたくさん出ているのだと思います。
コンビニで購入して戻って来ると、今度は退院支援計画担当者のH越さんが来てくださいました。
吸引の機械も持っておられます。
その吸引器の基本的な使用法を教えてくれます。
吸引カテーテルをどのように口や鼻から入れるのか、どのくらいの時間入れるのかなど、具体的なことを説明してくれます。
他にも多々詳細を教えてくださいました。
ただ、それだけでは実際に正しく行なうことは出来ないだろうと、さっちゃんが吸引している際の動画を撮って見せてくれるそうです。
さっちゃんに会って、実際に出来るのかと思っていましたが、やはりそれは無理だったようですね。
H越さんが言うには、訪問看護の看護師さんに毎日入ってもらって、実地に指導してもらうしかないと言います。
それでも、看護師さんがいない時の方が多いのですから、最初から僕ひとりで行なうことの方が多いわけです。

鼻からの管を使った経腸栄養もなかなか大変だと言うことが分かりました。
まずはその管が胃にちゃんと届いているのかを確認する必要があるのだそうです。
そのためには聴診器を持って、管から注射器で空気を送り込み、胃でごぼごぼと音がするのを確認するんだそうです。
さらには同じ注射器で吸い込んで、胃の中に何もないことも確認するのだそうです。
病院では1日3食ですが、家庭で大変なら1日2食にして、最初の内は看護師さんにやってもらってもいいでしょう、と言います。

そして、パッドを交換する際の動画を見せてもらいました。
久し振りにさっちゃんの姿を見ることが出来ました。
目を開けていました。
その目はしっかりと命を宿した目でした。

体が固まらないようにリハビリはしてくださっているようですが、さっちゃんは車椅子に移ることはないようです。
ずっとベッドの上なんですね。
手には白くて団扇のような手袋をはめていました。
手袋してなかったそうなんですが、今日はけっこう腕を動かしていたのではめたんだそうです。

病院を出て、家への道すがら、ケアマネさんに今日の報告をしました。
H越さんが訪問看護で毎日看護師さんに来てもらうことを話していたと報告しました。
いま契約している事務所では毎日は無理なようなので、もうひとつの事務所とも契約しなければならなくなるようですね。
そして、H越さんに聞いた吸引等も行なってくれるショートステイについても聞きました。
ケアマネさんによると、夜も看護師さんが居るショートステイはないかも、と言います。
それに午前中と午後に1回ずつ吸引するというのならあると思うけど、さっちゃんのように回数が多いと、とのこと。
なかなかハードルは高そうです。

すると、帰宅後すぐに災害医療センターの担当医師の先生から4時35分に電話が入りました。
「これからの方針について話しをしたいから会いませんか」とのことです。
H越さんから今日の報告を受けたのでしょうね。
明日15時に、お会いすることになりました。

さらに、5時39分には、ケアマネさんからも電話が入りました。
自宅での看護と介護計画の見積もりが立ったんだと思います。
それについての相談や報告があるのだと思います。
明日の11時に来てくださることになりました。

また動き出しました。
多くの人たちの協力を得ながら、僕も本気で介護・看護のプロになる心づもりで頑張ろうと思います。
コメント
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