さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

今朝も38度台の発熱がありました。僕のせいだったのかもしれません

2022-03-02 23:32:46 | 病気やら体調やら
今朝の僕はアラームが鳴る前に目が覚めました。
そのまま起床して、朝のルーティーンをやり始めていると、さっちゃんが熱っぽいことに気付きました。
熱を計ってみると、6時50分の体温-38.4度。
水で絞ったタオルを額に載せておきます。
水分も摂らせたいのですが、よく寝ていますから無理なようです。

そのうち目が開きましたから、ベッドの背を上げて、OS-1を飲んでもらおうと口の中を覗いてみると、乾燥したゼリー飲料が口内にへばり付いています。
こんな風になるなんてことはまったく想像もしていませんでした。
口腔ケア用ウェットティッシュを何枚も使って、へばり付いたゼリーを取り除きました。
舌の上にもへばり付いていました。

大きめのお猪口に50ccほどのOS-1を入れます。
昨日、看護師さんに言われたようにスプーンでさっちゃんの舌の上に流し込みます。
さっちゃんの唇の右端からスプーンを入れました。
もちろん、待って、待って、時間はかかりますけれど、比較的好調に飲み込んでくれたと思います。
「さっちゃん、飲み込むんだよ。ゴックンとしてね」などの声掛けを続けました。
この時は20ccほど飲んでくれたと思います。
最後に口腔ケア用ウェットティッシュで口の中をよく拭き取りました。

7時50分の体温ー38.2度。
10時50分の体温ー38.4度。


さっちゃんはその後ずうっと眠り続けています。
熱があるので、オムツ交換していいのかどうか、考えてしまいます。
それに、寝ているので残りのゼリー飲料(OS-1)も飲ませられません。

10時58分、ケアマネさんから電話が入りました。
その後の様子を知りたかったのでしょう。
さっちゃんが再度熱が出ていることや、オムツ交換のこと等を話しました。
ケアマネさんはオムツ(パッド)も「1日に何回か替えた方がいいと思う」と言います。
「寝ていても、オムツ交換した方がいいんでしょうね」と僕も言います。
ケアマネさんと話しているうちに、オムツ交換しなければという気持ちが強くなりました。

11時30分ころからオムツ交換作業を始めました。
けっこういい加減なやり方でしたけれど、何とかオムツ交換できました。
オムツ交換は月曜日朝以来でしたから、およそ50時間ぶりです。
昨日は点滴で水分補給もしましたから、おしっこはたくさん出ていました。
パッドはずっしり重く、オムツにまで漏れ出していました。
僕はさっちゃんに心の中で謝りました。
「ご免なさい」
尿の色はやはり濃いですね。
ズボン下も何となく湿気った感じがするので、ズボンとズボン下は洗濯することにしました。

12時の体温ー37.9度。

それから30ccほど残っているOS-1に、スプーンで潰して粉にした薬を混ぜます。
薬はエゼチミブとメマンチン塩酸塩の2種類。
便秘用の酸化マグネシウムは入れませんでした。
半分ほどは飲んでくれたでしょうか?

先ほどの電話でケアマネさんが「寝てる時に熱がこもっているのかも」みたいにおっしゃっていましたから、タオルケットだけ掛けてみました。
オムツ交換の遅れや寝てる時に熱がこもり過ぎていたこと等がさっちゃんの発熱と関係していたかもしれません。
さっちゃんは自分では暑さとかの調整は一切できませんからね。
さっちゃん、「ご免なさい」。

13時10分の体温ー37.4度。


▲13:56。今日は熱もあったので、さっちゃんは朝からずうっとベッドの上。左には車椅子、右にはソファが一部見えていますね。ベランダの向こうには学園の森が広がっています。さらにその先に多摩川が流れているんです。

14時を過ぎて、プリンを食べてもらおうと思い立ち、ベッドの背を上げました。
スプーンにほんの少しずつ3杯(普通の1杯にもなりません)口の中へ入れます。
何回か弱く飲み込む動きがありました。
その後、飲み込む動きが全く無くなったので、口腔ケア用ウェットティッシュで口の中を拭きました。
すると、ほとんどのプリンが残っていたんです。
舌の上に載せたつもりだったのですが、全部が舌の下に溜まっていました。

14時30分の体温ー36.9度。

16時を過ぎましたが、A病院からは電話が来ません。
PCR検査が陽性の場合は16時までに連絡が来ることになっており、陰性なら連絡はありません。
さっちゃんのPCR検査の結果は陰性でした。

17時過ぎたころからさっちゃんに夕食を食べてもらおうと思いました。
今日初めて、車椅子に乗ってもらって、ダイニングに連れて来ました。
夕食と言っても、さっちゃんが食べるかどうか分かりませんから、残りのOS-1とヨーグルトを準備しただけです。
さっちゃんは眠たそうで、OS-1も飲み込もうとしません。
夕食は無理そうなので、さっちゃんの手の指と腕のリハビリを少しだけしました。
リハビリと言っても、指や腕を伸ばしたり曲げたりするだけですけどね。
さっちゃんは動かせるはずなのに、動かしません。
動かそうとすると、力が入って、抵抗しているようになるんです。

18時過ぎて、ダイニングから寝室に移って、寝巻きに着替えました。
こういう脱いだり着たりの際に、腕関節を自由に動かしてくれないと、大変なんです。

もう眠たそうなさっちゃんですが、寝る前に最後のリハビリをしました。
ベッドサイドに座ってもらい、自力で立ってもらいました。
ベッドの高さを高めにすると、比較的楽に立ち上がれます。
続いて、さっちゃんの両手を僕が持って、「歩いてごらん」と呼びかけます。
言葉の意味は通じていないと思いますが、さっちゃんの本能みたいなものでしょうか。
さっちゃんは両足を交互に出して歩き始めました。
今日は50cmほど歩きました。
嬉しいですね。

18時35分の体温ー36.4度。

後は飲んで食べてくれることだけですね。
コメント
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