2023年1月23日(月)、部屋の片付けをしていると、さっちゃんの山日記が見つかりました。1988年のおよそ半年分です。さっちゃんが山行記録をメモ程度に書き残していたり、日記のように書いていたことがあることは知っていましたが、こうやって改めて見つかりましたから、元気だったころのさっちゃんを知ってもらうためにも、公開しようと思います。(青字は僕の書き加えた文章です。人名等は書き替えています)
1988年2月14日(日) ハイキング 御嶽駅~棒の嶺~白谷沢~有間ダム~河又
今年はどういうわけか、ぜんぜん尾根歩きをやっていない。足ならしをしなくてはと、奥多摩のハイキングコースにでかける(5~6時間コース)。
時期的にもたまには雪がでてくるのではと登山靴をザックに、その他はとくにもってゆくものがない。荷が軽いのはよいことだ。
まだ2月だというのに、どこにも雪のユの字もみあたらず、道は乾燥しているくらいであった。気温も高く、汗ばむほどである。
ハイカーも1人位しか逢わず、のんびりと歩く。棒の嶺の頂上はだだっ広い。すこしだけいて、又、戻り、岩茸石の方へ下り、白谷沢沿いに下る。沢にそって登山道がつけられている。上部は沢登りの対象になりそうだな。が、中間はまあまあである。しかし、横を登山道がとおっているのは、いただけない。
有間ダムに出て、しばらく歩くと河又のバス停であった。
立川発7:13~御嶽駅
御嶽8:10~休憩10:25~棒の嶺12:20~12:25~岩茸石12:45~12:50~白谷沢下降点(ベンチあり)13:00~13:30~有間ダム14:25~河又14:40
河又発バス14:40(バスが遅れていたので間にあう)~飯能へ
時間も早いので、竹田でかるく食事をして帰宅
交通費 北○○→ミタケ 850
河又→飯能(バス) 530
飯能→北○○ 350
¥1730
2023.02.26 追記
僕が一緒だったかどうか出てきませんが、恐らく一緒だったと思います。さっちゃんはあまり単独での登山はしないタイプでした。僕自身もこのコースを歩いた記憶はありますし。
前年にさっちゃんは僕の住まいの隣り町に引っ越して来て、僕たちは通い同棲のような状況でした。さっちゃんが独りで「竹田」で食事して帰ることは考えられません。僕と一緒に食事しているはずです。
山で小さなメモ帳に時間とかを記録している姿は記憶にあります。いつもではありませんが。でも、普通サイズの日記帳に書いて残しているとは、僕は知りませんでした。