さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

病院に行く僕に、「一緒に行く」と何度も何度も泣き付くさっちゃんです

2019-03-22 23:32:15 | 留守番
さっちゃんは本当に一人でいることを怖がっています。
「誰かが来たらどうするの?」
「私じゃぁ何にも出来ないのよ」

そんな感じの言葉を何度も何度も発して、僕に訴えかけます。

でも、僕も初めて行く病院ですし、さっちゃんが聞き分けよくじっと待ってるとも思えませんから、
絶対に連れて行くことなんて出来ません。

さっちゃんが玄関の鍵を開けて外に出て行けないように、前々から考えていた工夫を施しました。
それは内側から開ける鍵(カチャッと横から縦にひねるだけ)を覆ってしまうこと。
フルーツゼリーが入っていた半円球のプラスチック容器をパカッとはめて、テープで止めたんです。

   *   *   *   *   *   *   *   *   *   *

僕が家を出てから3時間半ほどたって、家に戻ってみると、
玄関の鍵は開いていました。
プラスチック容器は剥がされて、棚に置かれていました。
「さっちゃん、出て行っちゃったかな?」
一瞬不安がよぎります。
祈るような気持ちで布団の部屋を覗きこみました。

居ました! 居ました! 居ました!

着ていた部屋着の上から寝巻を着ています。
部屋着の靴下の上からもう一枚外出用の靴下を履いています。
外に出かけるつもりだったのかなぁ?
聞いても、さっちゃんは覚えていません。

これから夕飯だと遅くなるので、ご飯も炊かなくてはいけませんし、外食することにしました。
前から気になっていた『ネパールキッチン』の隣りの『RARA(ラーラ)』に行ってみることに。
『ネパールキッチン』と同じ経営のお店なんですが、アルコールの種類が多いようです。
スタッフもこの日のお客さんもみんなネパール人。
スタッフのかたことの日本語と、僕の英語まじり日本語で少し話して、少し仲良くなりました。
そのおかげで、ライスひと皿サービス。
炊き方はいまいちでしたが、まずまずの長粒米でした。
グラスワインを3つ(それで1500円)頼んだのに、全部で3500円。
安過ぎです!
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