さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

明日、天覧山へ行くので、今日さっちゃんと買い物へ行きました

2021-05-03 23:32:37 | 買い物
先週の木曜日でしたし、今週の木曜日雨が降るかもしれません。
ですから、明日天覧山で岩トレすることにしました。
僕が所属する山岳会は今回の緊急事態宣言では山行自粛しないことになったのです。
もちろん、感染予防対策はしっかりとって山行を行なうことは当然です。
細かな決まりは作っていませんが、遠出したり一緒のテントに泊まったりはなしだと思います。
緊急事態宣言が出ていないときでも、下山後の会食(打ち上げ)は皆さん自粛していました。
1年以上のコロナ禍の中で、日本での登山活動による感染やクラスターのニュースはありません。
そういった経験からも今回の対応になったんだと思います。
僕の山岳会の会長(決まった呼び名はないようで、みんなは大将と呼んでいます)からはこんなコメントも。
「医療現場の逼迫に思いをはせながらの行動を期待します」
確かに、今の日本国民は政府や自治体の要請に応えようとしているのではなく、医療関係者に心を添わして行動しているのでしょうね。
自粛しないことにはなりましたが、このGWで山へ行ったメンバーは皆無です。
僕の天覧山での岩トレがGWでは今のところ唯一の山行ですね。

と言う訳で、明日は買い物には行けませんから、今日行っておくことにしました。、
当然、さっちゃんと二人で行くことになります。
さっちゃんは2時くらいから「外に出かけたいモード」になっていました。
すぐには出かけられませんでしたから、1時間くらい待ってもらって、3時くらいに家を出ました。

今日は湿度も低く、風も心地よかったのですが、さっちゃんは暑い日差しの中を歩くと次第に機嫌が悪くなります。
以前はそんなことはなかったんですが、この1年間くらいで暑さへの耐性がどんどん下がって来ましたね。
20分ほど歩いて、スーパーのはす向かいにあるコンビニに到着。
僕はここでATMからお金を下ろし、FAXを1枚送信しました。
さっちゃんはそんな際に、待っている時間が長くなっても、次第に機嫌が悪くなります。
家の外では同じ場所にじっとしていることが凄く嫌なようですね。
ATMもFAXもさっちゃんに急かされながら、手早く済ませましたから、さっちゃんを不機嫌にさせずに済みました。

そして、スーパーへ。
入り口でアルコール消毒液を手に掛けますけれど、さっちゃんは片手に掛けたアルコールをどうすればいいのか分かりません。
僕がさっちゃんの両手を取って、揉み手のようにしてアルコールを行きわたらせます。

以前はさっちゃんに買い物籠を持ってもらったり、カートを押してもらったりしていました。
でも、一昨年くらいからだったでしょうか。
それまでは僕にぴったり付いて来てくれたさっちゃんが、勝手に離れて行ってしまうようになったのです。
商品を持ってうろつき、さっちゃんを探す僕。
カートを押して付いて来てくれている間も、そのカートを商品棚のあちこちにぶつけてしまいます。
そんなことが何度も繰り返されて以降、籠やカートは僕が持ち、さっちゃんと可能な限り手を繋いでいることにしました。

ただ、さっちゃんにとっては自由に歩き回れないことは確かなので、何となく縛られている感じがするんでしょうね。
スーパー内に長くいると、さっちゃんは不機嫌になってしまいます。
レジに並ぶ頃が最悪で、勝手にどこかへ行ってしまわないように、しっかりと手を繋ぐんです。
何故、じっと並んで待っていなければならないのか、分からないんですね。
その場に留めようとすると、抵抗したり、大きな声を出したりすることもあります。

コロナ禍で買い物の回数を減らさなければなりませんでした。
すると、まとめて買うことになりますから、1回の買い物にかかる時間がどうしても長くなります。
それにレジには代表者一人だけがお並びください、と呼びかけられています。
そんな呼びかけには従うことは出来ませんから、二人で並ぶんですが、申し訳なく感じることは確かです。
そんなこんなで、コロナ禍が拍車をかけて、買い物に僕一人で行くことが多くなりました。

今日、久し振りにさっちゃんと一緒に買い物へ。
メモした買い物リストを手に、それらだけを買い物籠に放り込みます。
いろいろ商品を見て、「あっ、これも買っとこ」なんてことは一切しません。
最低限必要なものだけを買って、とにかく短時間で済ませました。
そんな努力が功を奏してか、さっちゃんは不機嫌の手前でスーパーを出ることが出来ました。
コメント
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