新・さひょ君のらくがき帳

僕と妻と娘、3人の日常と僕の趣味を書いたブログです。

復刻パンフレット

2019-07-21 16:46:46 | 映画
 黒澤明DVDコレクションの、1~30号全号購入者全員プレゼントの復刻パンフ15作分が、今日届きました。


 こちらはサイズ小さめの方々。「静かなる決闘」、「野良犬」、「生きものの記録」、「蜘蛛巣城」、「羅生門」、「どん底」と、割とマイナーな作品群ですね。


 こちらは、サイズ大きめの方々。「椿三十郎」、「隠し砦の三悪人」、「生きる」、「悪い奴ほどよく眠る」、「天国と地獄」、「乱」、「影武者」、「デルス・ウザーラ」、「どですかでん」と、大作が多い気がします。

 肝心のDVD自体は、全然見れていない僕。ゆっくりたっぷり映画を楽しむ時間が欲しいものです。「どん底」なんて、この歳になって見た方が、絶対面白いと思うんですよね。若い頃は、正直よく分かりませんでした。



2時間があっという間

2019-07-14 07:39:39 | 映画
「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」
監督 マイケル・ドハティ
主演 カイル・チャンドラー

 大分の映画館では字幕版の最終上映である、7/11(木)午後8時半からのレイトショーを見てきました。自分一人だけの外出は久しぶりです。そういう機会もある程度は確保していかないと、自分が潰れてしまいますから。

 で、そこまでして見た感想ですが、素直に面白かったです。地球の守護神的な怪獣の位置づけや、怪獣対策の専門機関の存在、人間存在を超えたものへの畏敬の念など、日本の怪獣映画へのリスペクトに溢れた作品でした。特に、前作では添え物的扱いだった、渡辺謙が主役並みに目立っていることは、日本人には嬉しい限り。あの方、やっぱりカッコいいですね。

 登場怪獣は、ゴジラ、モスラ、ラドン、キングギドラに他にもクモンガっぽいのとか、マンモスとか、まあ、賑やかでした。フルCGで描かれる怪獣同士の格闘は、あえてぶらしたカメラワークとあいまって、大迫力ではありました。

 次回作は、キングコングが出てくるんですよね。「キングコング 髑髏島の巨神」との繋がりは、はっきり作中に明示されていました。こっちも見ないと(*^_^*)。



いつの日か、みんな卒業

2019-07-07 17:06:18 | 映画
「いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46」
監督 岩下 力

 昨日の夕方、娘の通院のついでにシネコンへ寄って、娘と二人で乃木坂のドキュメンタリーを見てきました。

 こういうのって、見る人が限られるんですよね。公開2日目なのに、客席はまばら。でも、すごくいい映画でした。ファンなら、ぜひ見て損はない映画だと思います。

 内容は、この1年間あまりの乃木坂の活動を、監督の視点で切り取ったもの。西野七瀬の卒業が山場になるのは当然ですが、彼女や齋藤飛鳥、与田祐希、高山一実、白石麻衣、生田絵梨花といった主要メンバーや、この間に卒業したメンバー、新加入の4期生など、メンバー各々の姿を追っていきます。

 西野を除けば、与田ちゃんと齋藤飛鳥に時間を多く割いていました。3期生ホープと、1期生最年少。次の世代の乃木坂を引っ張っていくのは、この二人ということなのかもしれません。僕としては、与田ちゃんのホンワカも好きですが、斎藤の屈折した内面に惹かれます。

 でも、イチ推しは秋元真夏なんだなあ(笑)。



久しぶりの断捨離

2019-05-04 21:35:06 | 映画
 復職後は時間がなくて、断捨離が滞りがちになってますが、一応、継続中です。


 自室の整理をしていて、全部見終えているVHSテープ2本を見つけました。


「ザブングル・グラフィティ」…「ガンダム」の富野由悠季監督によるSFアニメの劇場版。最初から最後まで明るく賑やかな作品で、僕、大好きなんですよね(*^_^*)。お金に余裕ができたら、DVD買おうかな…。

「ダイ・ハード3」…ブルース・ウィルス主演大人気シリーズ第3作。面白いんだけど、舞台がNY市全体ってなるとちょっと違うかなあって。これ以後、このシリーズは見なくなりました。

「眼下の敵」…ロバート・ミッチャム主演、クルト・ユルゲンス共演。米軍駆逐艦と独軍Uボートの死闘を描く戦争アクションの名作。これも、DVD買ってもいいなあ…。


「怪奇大作戦」セカンドファイル&旧作セレクション…十年以上前に円谷プロとNHKのコラボで制作したSFドラマ。及び旧作の抜粋放送を録画したもの。

「海は見ていた」…黒澤明監督の遺稿を熊井啓監督が映像化した名作時代劇。熊井監督にとっても遺作となりました。ラストの清水美沙さんの笑顔が、痛烈な印象を残します。

「南の島に雪が降る」…黒澤映画常連だった名優、加藤大介さんの戦争中の実体験をご本人出演で映画化。南方の守備隊で、孤立し食料にも事欠く兵士たちの慰問のため演劇上演に奮闘する兵士たちの姿を描きます。戦闘シーンゼロで戦争の悲惨さを描き切った、名作反戦映画です。

 いずれも捨てるには惜しく、残しておきたいのはやまやまなんですが、取っておいても繰り返し見る時間もないですしね…。

 思い切って断捨離します。ありがとうございましたm(_ _)m。



画像閲覧注意です(すみません)

2019-03-24 22:21:18 | 映画
 金曜日の帰宅後、夕方までに見た映画です。毒を以て毒を制す、じゃないけれど、疲れを吹き飛ばしたくて。


「シャイニング」
監督 スタンリー・キューブリック
主演 ジャック・ニコルソン

 一人の時間があるうちに、妻や娘がいると見られないものを見たくて借りたうちの一本。

 怖いか、と言われれば怖いんですけど、普通のホラー映画の怖さとは違います。心理的な怖さ。ヒッチコックの「サイコ」の怖さに近いかな。原作者のスティーブン・キングが「キューブリックはホラーを理解していない」と言って怒ったというのも理解できます。(キューブリック監督は、「2001年宇宙の旅」の時もアーサー・C・クラークを怒らせています。よく原作者を怒らせる監督です。)

 見どころは、画像のお方、主演のジャック・ニコルソン。ほとんど彼の一人芝居のごとく、物語が展開していきます。くるくる変わる表情やせりふ回しが楽しくもあり、怖くもあり。ほんと芸達者な方です。

 映像もきれいだし、傑作だとは思います。怖いのを嫌いな方には、お薦めしませんが。