新・さひょ君のらくがき帳

僕と妻と娘、3人の日常と僕の趣味を書いたブログです。

うちは健常者(たぶん)の夫とアスペルガーの妻ですが

2015-10-29 22:21:50 | メンタルヘルス


「ボクの彼女は発達障害」
「ボクの彼女は発達障害2」
くらげ 著
寺島ヒロ 漫画

 以前紹介した「旦那さんはアスペルガー」シリーズと同じく、片方がアスペルガー症候群のカップルのコミックエッセイです。

 このお二人は、著者の、くらげさんが難聴のある聴覚障がい者、彼女の、あおさんがアスペルガー症候群という、「一見してそうとはわからない系の障がい者カップル」です。この本は、そんな二人のドタバタした日常を描いた作品です。

 妻と症状が似通ったところもあり、違うところもあり。いつも大きなバッグを持ち歩くとか、知覚過敏があるとか、あ、妻と同じだと思ったり。詐欺の電話で落ち込むエピソードが出て来ますが、妻も、営業の電話や宗教の勧誘にひどく敏感に反応します。その度にひどく落ち込むので、僕も正直疲れるところがあります。

 その一方で、あおさんはいつも同じファッションを好むようですが、妻はおしゃれが大好きで、服もメイクも凝る方です。家計を考えて、今は抑制して節制しているようですが、予算内で自分に似合う服を見つける才能は大したものだと、いつも感心しています。同じアスペルガーと言っても、やっぱり色々だなと思います。

 明るい本を目指しているため、苦労や落ち込んだ時のエピソードは意図的に軽く触れる程度で済ませているようです。あと、子供がいないから、くらげさんはあおさんに全力投球できる、これは強みだなと。大事なのは、二人が幸せなこと。

「あおが『普通』でないことはボクは気にしませんし、むしろ、『普通』にこだわって苦しむ姿を見る方が苦痛です。
 あおの素晴らしいところもたくさんある。そこには、いわゆる『普通』でないからこそ、おもしろいこともたくさんあるのです。」(1巻P123)

 全く、その通りだと思います。

 なお、マンガ担当の寺島ヒロさんは、僕の高校の同級生です。もう何年も会ってませんが、元気かな。




バクマン。

2015-10-26 23:54:00 | 映画
「バクマン。」
監督 大根 仁
主演 佐藤 健、神木隆之介

(物語)叔父が漫画家だったサイコーは、ひょんなことからクラスメートのシュージンと組んで漫画家を目指すこととなる。絵をサイコーが担当し、ストーリーはシュージン。最強のコンビの誕生だ。憧れの女の子、亜豆(アズキ)は声優志望。サイコーは自分の漫画がいつかアニメになったら、ヒロインの声を亜豆に演じてもらい、その後結婚する約束を取り付ける。恋と仕事、二つの夢を叶えるため、サイコーとシュージンは、集英社の週刊少年ジャンプ編集部へ、描き上げた原稿の持ち込むのだった…。

    ☆     ☆

 NHKで放送されていたアニメシリーズは、父娘で毎週楽しみに見ていました。今回実写化されることになり、しかも、主演が娘の大好きな佐藤健くんと神木隆之介くん(イケメン好きな娘だ…)。TVで予告編CMを見て以来、もう「連れていけ」の連呼で、結局、妻を含めてみんなで見に行くこととなりました。

 見た感想ですが、娘は大喜びでした。僕も、まあ楽しんだかな。お話はジャンプで連載を持ち始める頃までですが、うまくまとめてあります。かなり改変はしていますが。

 雰囲気は良いです。サイコーとシュージン、新妻エイジ、福田、平丸、中井の各ライバル漫画家たちのキャラもきちんと描けていると思いました(新妻先生は、もうちょっと弾けてほしかったかなあ…と思わないでもないけれど)。

 役者さんも、うまい人を揃えています。桐谷健太さん(auの浦島太郎ね)相変わらずいい男。新井浩文さん(「ど根性ガエル」のゴリライモ)、相変わらずいい味出してます。あと、皆川猿時さん(「あまちゃん」の南武ダイバーの先生)に、リリー・フランキーさん、宮藤官九郎さんと、僕の好きな人が大集合。その意味では贅沢なキャストで、堪能しました。

 ラストで、この後二人が描くことになる作品を教室の黒板に書き殴っていたのに、娘と二人でウケていました。

 興行成績が良ければ、続編があるのかな。あるんなら、今回出なかった蒼樹紅(あおき こう)を出して欲しいなあ。蒼樹先生への中井先生からの一方的な片思いのエピソードは、単なる恋愛にとどまらず、実は創作活動の厳しさを如実に表していて、この作品に欠かせない重要な要素だと思うんですよね。



 劇場フロアに飾ってあった、カーボンフリーズされたハン・ソロ。「スター・ウオーズ」ファンには説明不要ですね。

 エピソード7、見に行きたいなあ(*^_^*)。

 でも、その前に「グラスホッパー」が…。予告編で見て、山田涼介くんが出るっていうだけで、「絶対見る」って、娘が。まあ、僕も見たいからいいんだけど、ほんと、イケメン好きな娘(^_^;)。





僕は、許せない

2015-10-24 22:44:09 | 子育て


 美術の宿題で、娘が12色相環を作っています。模様が入って、なんかかっこいい。



 僕は、それを見ながら週末の一杯。至福のひと時です。

 ところで、さっき、このビールを買いにコンビニに行った時のこと。

 僕が店から出るのと入れ違いに、若い男が入ってきました。サッカーらしきユニフォームを着ていますから、練習か試合の帰りなのでしょう。降りてきた車の助手席には、チャイルドシートに座った幼稚園くらいの男の子が、すやすや寝息を立てています。

 もう、夜の10時過ぎです。こんな時間まで幼児を連れまわして、どういう了見なのか。若干の嫌な気持ちを抱えながら自分の車に乗り込む際、ふと店内の様子を見ると、先ほどの男が雑誌を立ち読みしているではないですか。

 僕は、こんなのが許せない。確認してはないけれど、父親でしょう?

 幼子をほったらかして、何やってるの?

 しかも、仕事ならまだしも、自分の趣味で子供を遅くまで連れまわして。

 許せない。

 こんな時、僕は娘が小さかった時のことを思い出します。

 保育所や児童クラブのお迎えの時間に間に合わないから、定時になったらすぐに職場を出ていました。非常勤の女性を除いて、そんな人間は一人もいません。直接嫌味を言う人間もいたし、何かの折に「仕事に家庭の事情を持ち込むな」とか「甘えるな」とかさんざん言われ続けました。その一方で、赤ん坊ほったらかしで残業や夜遊びに精を出している同僚が、「あいつはよく頑張っている」とか「話の分かるやつだ」とか言われていて。苦々しい思いを抱えて、生きてきました。

 子供が生まれたら、子供に生活を合わせるのは、当然のこと。自分の趣味などで気分転換を図るのも必要なことですが、あくまで子供が生活の中心。親の趣味に付き合わせて、子供を非常識な時間まで連れまわすなど、僕にとっては、言語道断な話です。よく見かけますけど。

 親の資格のない親が、増えた気がします。




通常盤が初回限定盤に!!

2015-10-21 22:36:18 | 音楽


 本日発売の、嵐の新アルバム「JAPONISM」。初回限定盤。

 夕方TSUTAYAに寄り、いただいて帰りましたが、先月予約していたのは、通常版でした。気づいた時には、既に初回限定盤の申し込みが締め切られていたからです。

 カウンターで予約票を示し、店員が奥から商品を持って来て「通常版で良かったですか?」と確認してきました。

 「そりゃ限定版が買えるなら、そっちがほしいけど、あるの?」「ないですねえ。すみません」

 お互い力なく笑いあっていましたが、ふと、何か思いあたったのか、その店員さん、商品入れのキャビネットの中を覗き込みました。

 「お客様、ちょうどキャンセルが一つあったようです。どうされますか?」

 「く、ください。是非。お願いします。」

 と、いう訳で、見事に初回限定盤をゲットし、ほくほく顔で帰宅したのでした。

 娘に「お父さんに感謝しなさいよ」と言って、何も言わずにCDの入った袋ごと渡したら、中身を確認せずに脇に置いたので「中を確認しなくていいの?」と促すと、改めて手に取った娘。袋を開けて中身を取り出すと、ようやく事態に気が付きました。

 「お父さん、これ初回限定盤!嬉しい!!」

 満面の笑顔で、目をキラキラさせています。

 夕食後、さっそくみんなで聞きましたとさ。

 店員さん、ありがとう。おかげで、娘の極上の笑顔が見られました。

 (*^^)v




県の新人戦

2015-10-17 23:03:10 | 子育て
 今日は、大分県中学校新人ソフトテニス大会でした。

 会場は、トリニータ大分の本拠地、だいぎんドームもある、大分スポーツ公園内だいぎんテニスコート。

 現地8時集合なので、自宅を6時半に出発。お蔭で、僕はお弁当作りのため4時半起床。煮物は全部前夜に作っておいたので、余裕があるかと思ったのですが、それでもやっぱり、バタバタしてしまいました。

 

 お弁当箱を新調した、娘のお弁当。おかずは一口カツ、ブロッコリー、カボチャの煮物、小松菜のお浸し。
 ごはんはいつもの混ぜご飯。ワンパターンですが、これは娘のリクエストなので。あと、梨。

 

 こちらは妻の。

 

 これが僕。全部同じ中身。

 さて、試合の方ですが、信じられないことがありました。

 家を6時半に出発し、娘の友達を乗せて快調に大分に向かっていたところ、そろそろ大分市内に入ろうかというところになって、娘が突然、「お父さん、ラケット忘れた」

 はあっ!?あんた、今日、何しに行くの?

 呆れて笑うしかない状況ですが、ともかく子供たちを試合会場まで送り届け、急いで自宅に取って返しました。

 時間に余裕をもって出発したので、ラケットを試合に間に合うように持っていくことはできましたが、まあ、そんな調子で勝つ訳がないですよね(^_^;)。結果は推して知るべし。

 ひとつ良かったのは、最初の出発時には体調が思わしくなくて妻は家に残ったんですが、引き返したお蔭で試合に連れて行くことができたこと。

 先生には、本当にご迷惑をおかけしました。m(__)m

 こんな娘ですが、今後ともよろしくお願いします。