新・さひょ君のらくがき帳

僕と妻と娘、3人の日常と僕の趣味を書いたブログです。

友を偲ぶ

2014-01-31 23:19:12 | 日記
たまにメールや手紙をくれる大学時代の同級生から、メールが来ました。

同じサークルで四年間一緒に過ごした友人の、今日は五回目の命日。誕生日前だったので、彼は四十歳にならずに逝きました。白血病でした。

誰とでも態度を変えず分け隔てなく接し、そうと見せずに相手を気遣う優しい男でした。でしゃばらないけど存在感があり、人望の厚い人物でした。彼の心そのまま、綺麗な絵を描く男でした。

闘病期間は長かったらしいのですが、僕は遠隔地にいて、妻と娘のことで手一杯だったので、病気のことを知ったのは、彼が亡くなる直前でした。しかも、危ない状態からは回復し、ひと安心と聞いた矢先に飛び込んできた突然の訃報。すぐに特急と新幹線を乗り継いで、京都まで駆け付けたものの、彼は既に物言わぬ姿となっていました。

サークル仲間で待ち合わせて通夜に参列した後、みんなで弔い酒を飲みました。何年ぶりかで会った、昔懐かしい友人達。中には、卒業以来の相手も。年月を経て、かつての世間知らずの大学生達は、今では父となり母となり、お互い、様々な人生を歩み、様々に生きていました。

あれから、もう5年。今度は、また、いつ会えるのか。

会う度に、数が減っていくのは、できれば願い下げにしたいものです。




絵の展覧会

2014-01-31 19:43:47 | 日記
昨日は午後イチで外出する用事が入って、結局、昼休みに歩けなかったのですが、今日は空も晴れ渡り、出掛ける用事もなく、気持ちよく歩きました。

途中でトイレを借りに入った教育委員会庁舎のロビーで、地元の美術協会の展覧会をしていたので、時間の許す限り鑑賞しました。水彩画や油彩画の小品を中心に、三十点くらいの作品が展示してありました。



ちょっと写真が見辛いですが、高校の頃に美術を習った先生の静物画。上手いものです。もう少し真面目に授業を受けておけば良かったな。反省\(__)。



こちらは確か、中学校の先生だったと思います。習ったことはないですが、やはり上手いものです。

たまにこういうのを見ると、目の保養というか、心の栄養補給になりますね。

いい時間を過ごせました。


「密室は、破れました」「実に、面白い」

2014-01-30 22:46:58 | テレビ
タイトルでネタバレ(*^_^*)。

娘は、正月のスペシャルと、それに伴う集中放送で、すっかり「鍵のかかった部屋」にハマってしまいました。スペシャルの録画を何度も見たかと思えば、先週からは改めてTVシリーズのDVDのレンタルを始めて、毎日「大野くん可愛い」と叫んでいます。

僕の方は、一緒に借りた「ガリレオ」を、今更ながら楽しんでたりして。ふむ、実に、面白い(笑)。これは全部見なきゃ。娘も気に入った様子。

夜9時台のドラマって、娘を寝かせつける関係で、なかなか見られないんですよね。

元々、ミステリー大好きな僕。このところ、ドラマや映画になる作品が増えているのは、嬉しいことです。




大分市をウォーキング

2014-01-30 07:53:32 | 日記
昨日は昼まで大分市の中心部に出る用事があったので、昼食後に、その辺りを歩きました。



大分の戦国大名、大友宗麟がローマに使節を派遣して四百年になるのを記念して造られた帆船のモニュメント。造られた当初は、一定の時間になると海を航海している感じで動いたのですが、故障した後、修理されないまま放置されてます。



フンドーキンマンション。醤油会社所有の、築何十年かの古~いマンションですが、これだけ古いコンクリート造の建物が残っているのは珍しいということと、最近、この建物を若い芸術家が活動の場にしていることで、大分では、ちょっとした話題になってます。



「大分アートプロジェクト2013循環」と書いてあるのが見えます。

中に入ってみたかったけど、勝手に入っていいのか分からなかったので、外から見るだけにしました。



若草公園。SLが目印。



反対側からも。
近所のお年寄り達が談笑していました。

休日には、この公園の広場を使ったイベントなども、よく行われています。市民の憩いの場です。

職場に戻りたくなかったけど、仕事は待ってくれないので、仕方なく帰りました。

今日は雨です。ウォーキング、どうしようかな。


密命

2014-01-28 19:42:36 | 日記
昼休みのウォーキングは、コースを定めずに、片道15分を携帯でタイマーセットして、ともかく往復30分歩くことを、日課としています。



今日は、この商店街を通っていきました。僕が高校の頃までは大変な賑わいでしたが、今では思いっきりシャッター通りと化していて、悲しくなります。

悲しみを堪えてアーケードをくぐり抜け、さらに進んで行くと、謎の人影が…。



さらにここにも



こんなところにも



実は、この板人形、数年前に、佐伯泰英さんの時代小説「密命」がテレビ東京でドラマ化されたのを記念して、関係する通りやお寺、神社などに、地元商工会議所の人達が設置して回ったもの。直接のドラマの舞台は江戸ですが、主人公の産まれ育った故郷が、僕の地元という設定なんです。

当時は「観光客が押し寄せて来てからでは遅い!」と、大層な鼻息でしたが…。皆さん「密命」シリーズって知ってますか?多分、時代小説ファンの中高年男性しか知らないと思うんですよね。しかも、テレビ東京…。

案の定、観光客など来るはずもなく…。

今だに、板人形だけが寂しく立っています(ToT)。