新・さひょ君のらくがき帳

僕と妻と娘、3人の日常と僕の趣味を書いたブログです。

ただ今、保健室登校中

2017-06-24 21:30:11 | 子育て
 休日を除き、娘が保健室登校を始めて7日経ちました。なかなか教室には上がれませんが、毎日、学校には行っています。金曜日には、普通に部活の練習にも参加したとのこと。

 昨日一昨日は仕事の都合で妻に頼みましたが、毎朝、一緒に学校まで行くのが日課になりました。自転車を押して歩く娘の横に、並んで歩きます。そのため業務開始時間までに出勤することはできませんが、幸い、うちの職場は時間単位で有給が取れるので、次長と係長、(問題の二人を除いた)同じ係のメンバーと、仕事上強いつながりのある隣の課の課長補佐には事情を話して、朝、一時間遅れで出勤する承認をいただきました。まあ、限界はありますけど、しばらくはこれで何とかなります。

 思い出すのは、娘が小学校の頃。小1から小5まで約5年間、集団登校になじめず、1人遅れて行く娘の手を引いて、毎朝小学校まで送って行ったものでした。その当時は職場が近くだったので有給は使わずに済みましたが、いつもギリギリに出社する僕は、周囲の人たちから顰蹙の的でした。もっとも、こちらは全然気にしてなかったんですけどね(←気にしろよ)。

 5年生3学期のある日、「6年生になったら連れて行く側になるんだから、これからは集団登校で行ってみようよ」と言うと、頑張ってみんなと行くようになった娘。思えば、あれから学校のことでは手をかけない子供になりました。

 すごく頑張って、何にも言わずに耐えて来たんだね。

 ゆっくりでいいよ。これからは、君のペースでいい。

 幸い、家では、以前のように笑ったりしゃべったりするようになり、ごく普通に過ごせるようになりました。友達が家に遊びに来ると、一緒に遊んでもいます。

 あ、月曜日にあったアチーブ・テストですが、戻ってきた答案を見て、またビックリ。国語が若干下がった以外は、普段とほとんど変わらないΣ(・ω・ノ)ノ!。

「だって、前の日の夜に少し勉強したし。そもそも1、2年の範囲だし」

 どこまで凄い子なんだろう…(^^;)。

 ともあれ、あまり心配は要らないのかもしれません。

 引き続き、見守っていこうと思います。



びっくりしました

2017-06-21 00:09:20 | 日記
 自分の地元のことが全国ニュースで延々と流れるのを見ているのは、少々不思議な気がします。

 「あなたのことはそれほど」最終回の感動の余韻に浸っていたその時、結構大きな揺れが襲ってきました。

 ちょうど入浴中だった娘に、廊下から「風呂場は安全だからあわてないように」と声を掛け、「うん」と落ち着いた様子の返事を確認。妻は「三人一緒の時でよかった。一人とか娘と二人だけの時だったら、不安でたまらなかった」と、胸をなでおろしています。

 家の中は何も被害は出ていません。ニュースを見る限り、大分県全体でも特段の被害は出ていないようです。

 この辺は震度4かあ…。

 去年春の熊本地震以来の揺れでした。




大変なことに…

2017-06-18 21:53:34 | 子育て
 今日は、地元の市長杯という大会がありました。中学生の県体出場者と、高校生、一般まで参加可の大会ですが、男子は全てごちゃ混ぜで戦い、女子は中学生と高校生以上で分けて、それぞれ勝敗を競います。

 娘は出場権を得ていますが、このところの体調のことがあり、どうするか直前まで迷いました。部活もずっと休んでいて、昨日の練習にやっと参加できただけですから、全く備えができていません。休ませることも考えましたが、「出る」という本人の意思を尊重して、結局、参加することにしました。

 とは言え、いざ当日の朝になると、やっぱり起きるのもしんどそうだし、会場に着いても、見るからにうちしおれた感じで歩きます。親としては見ていられないものがありました。

 でも、同じ部の友達と会い、合流すると、娘に笑顔が戻ってきました。顧問の先生の気遣いも、身に沁みます。娘は自分を奮い起こして、ラケットを手にコートに入っていきました。

 …すごかったのは、その後のこと。

 娘たちのペアは、予選リーグ第1戦のみ、ファイナルセットまでもつれ込む大苦戦となりましたが、第2戦は軽々突破(相手はこちらの方が強敵なんですが)、準決勝も突破…って、えっ!?決勝進出!!!

 僕が観戦している後ろで、同じ部の3年生女子と、男子が話しているのが耳に入りました。

「病み上がりで、昨日、練習に復帰したばっかりなんで」
「それで決勝って…すげえ。全然、そんな風に見えん…」

 親もびっくりするばかりです。

 残念ながら、決勝ではあっさり負けてしまいましたが、文句などありようもないです。全く、大変な子を持ったものです。

 試合会場に着いた時、顧問、副顧問の先生、子ども達とお母さん方、皆さんが暖かく迎えてくださいました。一番迷惑と心配をかけた、ペアの子のお母さんからは「後になって心に傷が残らないように、気を付けてあげて」と、涙が出そうな言葉をいただきました。

 ヤプミーの皆さんには、このところずっと温かい励ましをいただいています。

 人ってこんなに温かくて、優しいんですね。

 本当に、ありがとうございます。

 娘も、自分を支えてくれる人たちの、温かい気持ちを感じることができたから、試合にも出られたし、これほどの成果も出せたのでしょう。

 部活と授業とでは、勝手の違うものがあるでしょうし、一本調子で回復することもないのが常です。たぶん、明日はまた保健室登校になるのでしょう。でも、ゆっくりゆっくり、娘のペースで、回復して行ってくれればいいと、考えています。親として、ずっと見守っていきます。

 さて、今日のお弁当。



 娘の。牛肉のしぐれ煮、玉子焼き、アスパラのツナマヨネーズ和え、ミニトマト。バナナ。ご飯は、今日はゴマとわかめの混ぜご飯。



 こちらは僕の。今日のご飯は押麦入りです。

 なお、明日はアチーブテストです。親も子も、今日まですっかり忘れてました。

 …休んでもいいかも…(^^;)。




スクールカウンセラーとの面談

2017-06-17 12:58:30 | 子育て
 木、金の2日間、僕が朝付き添う形で、娘は登校できました。まだ教室には入れないようですが。

 金曜朝、学校に着くと、玄関のところで学年長の先生とお会いしました。この先生、お顔は少々(というか、かなり)怖いのですが、仕事熱心で子どもへの愛情も厚く、僕は以前から信頼を置いている方です。娘に「よく頑張ってここまで来た」と、優しい言葉をかけていただきました。

 娘を保健室へ預けていったん帰宅。約束の時間に再度学校へ向かい、事務室横の小部屋で、スクールカウンセラーの先生と面談しました。

 予選が終わってからの急激な落ち込みと不登校、それまでの部活+クラブというハードな練習スケジュール、家での普段の過ごし方、友達関係、学校の成績、妻のアスペルガー症候群と、そのため娘は赤ん坊時代から保育所に行き、幼稚園から小4までは放課後児童クラブに行ったこと、元々は引っ込み思案なこと、ながら勉強だったり取り掛かりが遅かったりする一方で、いざ始めると粘り強く最後まで諦めない性格であること…必要と思われることは、片っ端から話しました。

 カウンセラーの先生は、一つ一つを興味深く、熱心に聞いてくださいました。あっという間の1時間で、話を聞いてもらえて、何だかこちらがスッキリしたみたい。

 午後は娘と面談があり、こちらの耳に入れた方がいいことがあれば、担任を通して連絡するとのことでした。

 今回、学校には最良の対応を取っていただいていると感じます。ありがたいことです。

 少しずつ回復して行ってくれたら、と思います。



一歩前進

2017-06-16 00:45:09 | 子育て
 今日、娘はほぼ一週間ぶりに学校に行きました。

 朝起きてから、促し、促しして、玄関まで送りだしたのだけれど、そこからなかなか進まなかったので、学校まで一緒について行きました。

 普段は自転車通学なんですが、今日は乗らずに歩きながら押して。横を僕が歩きます。中学校は徒歩でも10分程度の場所。すぐ近くなので、助かりました。

 一緒に歩きながら、小学生の頃を思い出しました。

 この辺の小学校は、地区ごとに集まって集団登校するのですが、娘はそれになじめず、小1の2学期から5年生の途中まで、僕や妻が学校まで一緒に送って行ったのでした。あの頃は手をつないでいたけれど、今はつないでない。ただ、寄り添って歩きます。

 こんな時ですが、なんだか、懐かしい気がしました。

 学校に着いて、上履きに履き替えると、娘の足が止まりました。どうやら教室には上がれない様子です。そのまま、保健室へと向かいました。

 保健室には先客の女子生徒が一人いて、朝の職員会議中のため先生が居ません。娘に待っておくように言って、すぐに職員室へ向かいましたが、ドアを開けようとした瞬間に中から開けられ、そこには校長先生の顔が。お互い見知った間柄ですし、すでに事情もご存じの様子。すぐに養護教諭の先生が出て来ました。

 先生もすでに状況を分かっていらして、くどくどと説明することもなく、娘を託すことができました。

 夜、その先生から報告の電話があり、今日は一日保健室で過ごしたこと、部活は休んだこと、休み時間に苦手な子が来た時には、ちょっとしんどそうだったことなど、聞きました。僕としては、娘が今日1日学校で過ごすことができたことが嬉しく、細かく様子を見ていていただいた先生に、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 明日、3校時にスクールカウンセラーとの面談があります。娘にも、午後の面談を別に用意するとのお話でした。

 親切にしていただけて、本当にありがたいと思います。

 すこしずつ、慣れていけたらいいと思います。しばらくは見守りの日々が続きそうです。