10月1日付け人事異動で、うちの班が一人増員になりました。
これに伴い、仕事の配分の見直しが行われ、僕の仕事のいくつかも、新しい人に移ることとなりました。具体的には、医療法と医療統計、肝炎医療費助成、骨髄バンク、アスベストなどが減り、僕の仕事は感染症法をメインに、あと被爆者医療とパソコン管理その他。つまり僕にはコロナ対策を一生懸命やれ、という形になりました。
まあ、医療統計について、一部、引き継ぐ前に僕の方でもうちょっとやってから渡す部分があるので、全部が全部渡してしまった訳ではありませんが、気分的には楽になりました。また、医療法と医療統計は、僕が保健所に来た2年目から計6年半携わって来た仕事なので、ちょっと感慨深いものもあります。新築の病院一棟を丸々検査して回ったことなど、今ではいい思い出です。
で、新しく来た人はというと、五十代後半の男性。保健所未経験とのことです。ほんとは若い人に来てほしかったんだけど、まあ、無理は言えませんしね…(^^;)。僕から行った仕事の他、薬事法や麻薬取締法も受け持つこととなり、今、毎日、四苦八苦しています。引継書をあまり読んでくれてない風があるなど、若干気になる要素はありますが、これは僕も人のことは言えないし、とりあえず、仕事は普通の人のようなので、ホッとしています。
実は、前に書いたかどうか覚えていないんですが、うちの班、一人、全然仕事ができない人が居るんですよね…。やっぱり五十代後半の男性で、うちの職場をもう4年目になるんですが、いまだに基本的なことを間違う。仕事の分量も決して多くは無いんですが、ミスばかり連発する。コロナの患者発生の時は、所長以下全員夜中まで対応に追われる中を、ただ一人、定時で帰ったという強者です。薬事法と麻取法は、その人の担当業務だったものですが、あんまりできないので、今度の人に持って行った次第。これで、彼の仕事は食品衛生法と物品管理、庁舎管理だけになります。新採用職員並みの量です。
何はともあれ、これで、職場がうまく回るようになればいいなと思います。
この半年間、人前では弱音を吐きませんでしたが、仕事をほぼ2人分抱えて、正直、大変でした。これからは、少しは自分のペースで、仕事ができるようになりたいです(^^;)。
なお、他の人には内緒ですが、所長と次長には、9月の終わりに僕への慰労会を開いていただけました。見ている人は見ているんですね。ありがたいことですm(_ _)m。