地井武男さんと小野ヤスシさんが亡くなったんですね。どちらも、僕らの世代には馴染みの深い方々でした。
地井武男さんは、新聞記事によるとデビュー作は「斬る」ですか。あの映画は岡本喜八監督の持ち味全開で本当に面白いんですよね。でも、僕にとっては、この方はやっぱり「北の国から」。田中邦衛さん演じる吾郎の親友役でしたが、温厚で誠実な地井さんの人柄がそのまま出たようなキャラクターでした。
最近では「和風総本家」。若いくせに上から目線で横暴な司会と、なかなか正解しない地井さん初め回答者達との織り成す独特な雰囲気が好きで時々見ていました。戻って来られるのを心待にしていたのですが…残念です。
片や、小野ヤスシさんと言えば真っ先に浮かぶのは「スターどっきりマル秘報告」ですね。うちでは見ていると親から怒られましたけど、子どもにとっては楽しい番組でした。あとは「江戸を斬る」に下っ引き役で出ていたような記憶もありますが、どっちかというとバラエティ番組の印象が強い方ですね。ドリフの初期メンバーだったのを僕が知ったのは、確か、いかりや長介さんが亡くなった時でした。
慣れ親しんだ芸能人の方々が亡くなっていくのも、時の流れで致し方のないことですけど、やはり寂しいものです。
自分の歳を感じるから寂しいんだろうって?…正直、それもあるかも。まだ、四捨五入して40歳。