![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/23/7a9fa57909001dd72de4a75f7ab27211.jpg)
「Gのレコンギスタ」
監督 富野由悠季
主演 (声)石井マーク
一昨年秋から昨年春まで毎日放送の深夜時間帯で放送された、ガンダムシリーズの1作。総監督は、ガンダム生みの親である富野由悠季。
製作を知って、見たくてたまらなかった作品なんですが、大分では放送なし。せめてDVDを…と思ったら、地元のTSUTAYAには入荷されず。
残念な思いで一杯だったところに、昨秋、やっと地元TSUTAYAに入荷(*^_^*)。でも、案の定、人気が高くて、なかなか借りられず。
今日までかかって、やっと、全26話見終えることができました。
久々の富野監督の新作。しかもガンダム。いざ見たら、脚本と絵コンテ(共同・ペンネーム使用)を全話、富野監督が手掛けてる、ファン感涙の100%富野印の作品です。これは僕にはたまらない。あの独特な富野口調の台詞が、あっちからもこっちからも…ああ、心地いい(笑)。なんかしらんが大勢出てきて、くんずほぐれず、わちゃわちゃ大騒ぎしているうちに、話がどんどん進んで行って、あれよあれよと怒涛のクライマックスへ行ってしまうのも悪くない。
雰囲気は「聖戦士ダンバイン」(←これ、いつか見直してブログに取り上げたい)に似てるなあ。明るいダンバインか。じゃあ、主人公のベルリはショウ・ザマで、ライバルのマスクはバーン・バニングスか?最終回のクライマックスの戦闘は、実際この二人だし。
∀ガンダムで、自ら作った宇宙世紀の物語に終止符を打ったその後で、わざわざまた新作を作る以上は、いったいどういう物語を紡ぐのかと思ったんですが、やっぱり希望で終わる物語にしたかったんでしょうね。人は戦争を超えられる、という。
堪能しました。
大半の人には「なんじゃこりゃ?」な作品かも…とは思うんですけど。
好きなものは好き、ということで。