週刊 最乗寺だより

小田原のほうではなく、横浜市都筑区にある浄土真宗本願寺派のお寺です。

勝田山 最乗寺
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ご馳走?

2012-01-15 00:05:41 | ひとりごと

先日、若住職が誕生日を迎え、また一つ年を重ねました。

しかし、盛大にお祝いする年齢でもないという若住職の意向と、私がダイエット中(正月太り)という意向が合致した結果、ケーキはなしということに・・・。
それでも、ささやかな料理を用意して、お誕生日を祝いました。

      

ミートローフ  生ハムサラダ  クラムチャウダー  黒パン 

・・・ご馳走を目指して作ったわりには、なんだか地味な色合いになってしまいました。
ミートローフのお皿を白にして、サラダにトマトでも入れれば良かったのかな?

ちなみに黒パンは、ホームベーカリーにセットしただけの早焼きパンです。
ただ普通と違うのは、パン作りに必要な水分と糖分を、お正月のお節に作った黒豆の煮汁で代用した点。

       (成功例)      (失敗例)

ちゃんとできるか心配だったのですが、2時間で左のように上手く膨らんで焼けました。

これで失敗すると、膨らまないし、上部は焼き色つかないしで、悲しい見栄えのパンになります。
右のパンは生クリームを入れて作ったのですが、全然膨らまず大失敗。
(でも、味と食感はスコーンみたいだったので、美味しくいただきましたよ♪)

結構多めに作ったつもりでしたが、龍くんがたくさん食べるようになったので、残すことなく3人で完食しました。
作り手としては、お皿が空っぽになることほど幸せなことはありませんよね。

正直言えば、毎日毎日献立を考えるのは大変ですし、苦痛になることもあります。
しかも、サラリーマンと違って若住職は出勤しないので、昼食もきちんと作らなくてはなりません。
(すでに定年後の夫婦生活をしている感じ・笑)

それでも、家族のために料理を作ることのできる幸せみたいなものを、だんだんと感じるようになってきました。
私の料理を食べてくれる人がいてくれるって、考えてみれば本当にスゴイことです。
これもきっと、「誕生日にご馳走を作ろう」という思いが、なーんでもない日常の幸福に気づかせてくれたんだと思います。

とりあえず、次のご馳走を作る機会までに、彩りのセンスを日々の料理で磨き、更にはケーキを罪悪感なく作ることのできる体型に戻すことを目標に、ちょっとずつ精進していこうと思いました。