「自分の正しさを疑えるうちは、まだあなたはだいじょうぶ。」 (延立寺掲示板)
自分の正しさを盾にするのではなく、槍にして相手を刺した。
刺してしまった結果、このパンを一緒に食べることができなくなった。
仕方なく、半分に割って、ハートのカケラを息子に渡す。
残りのカケラを食べながら、自分が振りかざした正論について考える。
私の言い分は、間違ってはいなかった・・・と思う。
間違ってはいなかったけど、きっと正しくもないんだろうと、痛む心が教えてくれた。
すると、割ってしまったハートが目にも痛くなってくる。
けれど私は、自分の正しさを疑う前に、相手の正しさを否定した。
こんな私でも、まだ大丈夫?