週刊 最乗寺だより

小田原のほうではなく、横浜市都筑区にある浄土真宗本願寺派のお寺です。

勝田山 最乗寺
045-941-3541

城ヶ島

2012-03-18 00:04:58 | 近況報告

お彼岸に入りましたね。
今年は初日が土曜日なので、お参りに来られる方も多いかなと思っていましたが、一日中降り続いた雨と寒さで出足は少なめでした。
今日はどうでしょうか…。


さて、昨日に引き続きお出掛け記録をお届けします。

三浦海岸を後にして、向かった先は城ヶ島
城ヶ島は三浦半島の南端にある神奈川県最大の自然島で、本島とは城ヶ島大橋でつながっています。

島に2つある灯台のうちの一つ、城ヶ島灯台へ階段を上がります。 

      ← 階段の下に猫が…。

灯台を撮り損ねましたが、こちらは中に入れない様子。
右側に灯台があり、その横を通り過ぎると眼下に岩場が見えてきました。

      

高台から降りていくと、目の前から遠くまで岩場が続いています。
せっかくなので、歩き回ってみました。

      

島の南側は、波食棚が発達しています。
そして、この写真の奥から先は海食崖になっていて、容易に人が近づけない環境とのこと。

    

ズームで撮ったのですが、写真中央の左側に穴が開いた崖が見えます。
ここが馬の背洞門です
そして、私が中学1年のときに校外学習で行った場所でもあります。

その際に、この洞門の上部に登ってポーズを決めいているところを撮ってもらった写真が、今も手元に残っているのですが…。
調べてみると、「上部は幅が狭い上に既に亀裂が入っており、崩落の可能性があるので危険である」とありました。

あれまぁ…、20年後の真実ですねぇ。


春の海

2012-03-17 03:32:36 | 近況報告

     


よく晴れた、とある一日。
お出掛け日和と思い立って、龍くんに山と海のどちらに行きたいか聞いてみると、「海」という返事が…。

そして向かったのは三浦海岸。

     

海にはまだ入ったことのない龍くん。

     

迫ってくる波から逃げると、おもむろに落ちてる石を掴んで……おりゃ~!

…そうきましたか(笑)
なんだか想像していたハシャギ方から程遠いリアクションでしたが、楽しんでる様子を見ていると、こちらも嬉しくなりました。

     

引き続き、別の海岸を目指します。


産医師、異国に向かう

2012-03-15 01:28:14 | ひとりごと

昨日の3月14日は『円周率の日』なのだそうです。

           円にちなんで都筑阪急の観覧車(笑)
  
円周率というと「3.14」、確かに円周率の日ですね。

小学校の時の算数で習って、計算もしていた記憶はありますが、「円周率とは何か」と聞かれると答えに詰まります。

調べてみると、円周率の定義とは「直径に対する円周の長さの比(割合)」・・・だそうです。

やっぱりよく分からないので、さらに調べてみると、「円周の長さは直径の何倍なのか?」という問いの答えが「約3.14倍」になるということ・・・だそうです。

こんな感じで本当に算数が苦手な私でも、円周率は割り切ることのできない無理数なので、小数点以下が無限に続くということは知っています。

 「産医師異国に向かう 産後厄なく 産婦御社(みやしろ)に 虫散々闇に泣く」

  3.1415965     358979  3238462        6433283279

これは円周率の有名な語呂合わせで30桁分ですが、現在計算されているのは小数点以下10兆桁というから驚きです。

「どこまでいっても割り切れない」

それだけ聞くと、なんだか人生のお話のようにも思えます。

仕方がないと諦めたり、納得がいかなくても受け入れたりして、割り切ろうと努力する。
そうやって割り切ったつもりでも、ふとしたことで思い出し、思わず叫びだしてしまいたくなるようなこともある。

割り切ったつもりになっていたけど、やっぱりどこかで引っ掛かっていて、今もいろんなことに引っ掛かりながら、それでも割り切ろうと思うことで自分を納得させているのでしょう。

そう、例えばホワイトデーのお返しに、コンビニの焼き鳥を差し出した若住職の暴挙とか(笑)
うーん、これはやっぱり割り切れないなぁ。


頑張る

2012-03-14 01:19:51 | ひとりごと

 「頑張れ」

そう言われることがツラく感じる時がある。

「頑張って」

そう言われると、どこか突き放されたように感じる時がある。


「もう頑張れない」

弱音を吐くなと言われるのが怖くて、言えない。

 

「これ以上どう頑張ればいいの」

もっと頑張っている人がいるんだと言われるのが怖くて、言えない。


「頑張る」とは「我を張る」が転じた言葉とも言われている。

なら、我を通しては生きられないし、思う通りにも生きられない。
そんな我を張っては生きられない苦しみが、「頑張る」という言葉から聞こえてくるような気もする。


「頑張らなくていいんだよ」

私はただ、そう言われたいだけかもしれない。

「頑張れなくてもいいんだよ」

私はただ、そのままの私を認めてもらいたいだけなのかもしれない。


「頑張れ」と言われれば言われるほど。

「今の私じゃダメなんだ」って思って、落ち込むときもあるから…。

「一緒に頑張ろう」

だから、せめてひとりじゃないって安心させて。



 ・・・という文章がパソコンのデータから出てきました。
書いたのは数年前。
けれど、今多くの方々が「頑張って」と言われ続けている状況を思うと、安易に言ったこの言葉によって傷つくこともあるだろうと、自分の文章を読み直して考えさせられました。


3月のお経の会

2012-03-12 00:46:30 | 近況報告

土曜日はお経の会がありました。

お経の会には、龍くんが「飛行機のおじちゃん」と呼んでる方がいらっしゃいます。
この日もたくさん遊んでもらい、とっても上機嫌でした。

          「おいでおいで」

          「足を伸ばしてごらん」

          「えい」

           ぐるり

           着地っ!

それからそれから

           肩ぐるま

そして・・・

           オヤスミナサイ

2ヶ月連続の寝オチです(笑)


若住職の法話は、先月の私に引き続き絵本を題材にしていました。
絵本のタイトルは『葉っぱのフレディ』。
私は読んだことがなかったので、タイトルを聞いても森繁久彌さんしか浮かばなかったのですが、こういうお話だったんですねぇ。

来月は永代経法要があるので、お経の会はお休みです。
お怪我をされて参加できない方が数人いらっしゃいますが、永代経法要でお会いできたら幸いです。
でも、くれぐれもご無理はなさらないでくださいね。