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みやこ海風だより

市議会報告からNPO活動、海を活用したまちづくり、文化創出のまちづくりをベースにしたつぶやきです。

OP級進水式

2009-09-06 19:31:17 | セーリング
最後の夏の忘れ物のような秋晴れの一日。

青空が広がるその前に白いヨットの帆が眩しい。


それもちっちゃなちっちゃなヨットたち。

今日は、新艇OPの進水式。

宮古の海に久しぶりに新艇のヨットが入った。

Blueblueという海外のメーカーのもので、それも3艇だ。

シルバーにブルーに、ピンクと色もカラフルにとても可愛い。

未来のセーラーの育成のために、沢山の人のお陰でこのヨットはやってきた。

頑張れジュニアセーラーたち。


今日も湾内はいい風が吹いている。


祝 インターハイ入賞

2009-08-18 08:59:14 | セーリング
和歌山でのインターハイも終了した。
比較的風は吹かなかったようだが、無事全レースを終えたようだ。
結果、宮古商業の女子がソロで7位となり、もう1艇の成績を合せてのデュエット種目で4位入賞を果たした。
同校の入賞は久々だ。
近年は宮古高校女子の優勝、入賞ラッシュで、その存在が薄らいでいたが。。
やっとのこと、上位に顔を見せてくれた。

合せて、昨年の優勝チーム、宮古高校も苦戦しながらもデュエット5位に入賞した。
何とか宮古のヨットの面目を保ったようだ。
まずは頑張った選手たちに拍手をおくりたい。

ジュニアアカデミー

2009-07-14 09:37:03 | セーリング
日曜日 ジュニアセーリング・シーマシップアカデミーが宮古で開かれた。
オリンピックセーラーやナショナルチームの選手を講師にして、シーマンシップを学ぶとともに、技術の向上を図ろうと
今シーズンからJSAFがスタートさせた事業だ。

この日は宮古ジュニアセーリングクラブのメンバー11人を対象に行われた。
講師はシドニー、アテネ五輪選手の佐藤麻衣子さんと全日本470級チャンピオンの中村公俊さんの2人。




ナショナル選手を迎えて緊張気味の宮古ジュニアメンバー。
こうした機会がほとんどない地方にとっては、いろいろな情報を得る一つのきっかけにもなる。
まして直接指導を受けることなど、滅多にないことだ。

講師2人はとても熱心な指導をしてくれた。
宮古ジュニアは歴史も浅く、まだまだ発展途上のクラブ。OPは手作りの木艇と20年余の船齢のものばかり。
そんなクラブだが、私たちにとってこの二人の指導は非常にありがたいことだ。
初めての地でありながらも気軽に接してくれて、改めてセーラーの絆の深さを実感した。
子どもたちの心に中にも二人の教えが刻まれたに違いない。




シーマンシップにはいろんな意味が含まれている。
技術の向上もさることながら、
子どもたちが美しいこのふるさとの海でたくましく育っていくことが我々の願いである。

高総体ヨット競技

2009-06-06 15:41:50 | セーリング
朝から荒れ模様の天気。
開会式は屋内研修室で行い、スタートは予定通りの時間で出艇した。が、徐々に風が上がってきた。
予報はこれから大雨と強風になる。
レース海面ではスタート前に沈艇が続出。レース委員会から延期の連絡。全艇が一旦ハーバーへと帰着した。
そうだろうな~。こんな状況じゃ難しいかも。

午前中、待機した後、午後からのレースとなった。
風は北と東で、大きくシフトしている。ブローも10m超えが頻繁に入って来る。
雨が強くなってきた。ゴムボートを走らせるも、雨が痛くて目も開けるのも大変。なかなか真っ直ぐに進めない。

第1レースがスタートした。ブローにいち早く乗るもの。エアポケットに捕まってスピードが出ないもの。
走り出しても急激に風が変化したり、またまたエアポケットに入ったりと、変化の激しい気象にみな戸惑っている感じだ。
強いブローが入るとほとんどの艇が沈してしまう。サバイバルレースの様相を呈してきた。
こうなると上位と下位の差は歴然。

そんな中、ジュニア時代、強風で泣いたり騒いだりしていた、あの子たちがしっかりとこの強風に立ち向かっている。
入学したばかりの1年生を加えてジュニアOB5人がこのレース海面にいた。
もういっぱしの口を聞くようになり、改めてみんな成長したんだな~と、自分だけが感慨深い思いに浸っていた。

レースは1レースのみで本日は終了した。
沈せず、見事1位でゴールしたR。フィニッシュ間際に沈したK、でも2位でゴール。3回も沈しながら最後まで走りぬいたM。同じく何回もの沈を繰り返しゴールしたUと、タイムリミットとなったE。
インターハイの勝利を夢みて、それぞれの高校での戦いが始まった。


雨にけむる宮古湾

2009-06-05 09:56:07 | セーリング
今日は雨。ライブカメラで宮古湾を覗くとけむっている。

本日から宮古湾では高校総体のヨット競技が始まる。

初日はトライアルレースで、明日からが本番だ。

カメラからの様子だと、湾内はかなり見通しが悪そうだ。

気になるのは明日の天気。

快晴のもとで、いい風のもとでのレースをと願うばかりだ。



昨年、インターハイチャンピオンに輝いた宮古高校女子。

この大会を皮切りにいよいよ全国へ向けての戦いがまた始まる。

新たなチームが、新たな気持ちで、夢を追いかける。

その最初のレースをじっくりと見てみよう。





 

メダリストのサイン

2009-05-11 15:51:00 | セーリング
 北東北ブロック開催のインターハイが2年後に迫っている。ちょうど10年前の岩手インターハイでは、宮古で開催されたセーリング競技で地元高校が優勝という輝かしい成績を残した。あの感動は今でも鮮明に覚えている。
 セーリング競技は、宮古の地域性を生かしたスポーツで全国大会での入賞も数を誇る。今度の2年後も、再度の栄光を目指して、高校生たちの練習には余念がない。
 先日の土、日にはアテネオリンピックのセーリング競技で日本男子に初のメダルをもたらした関一人選手が宮古を訪れ、高校生たちの強化指導にあたった。
 世界で活躍したアスリートから直接の指導を受けた生徒たちの、勝負に対する意識やモチベーションが上がったことだろう。これからのレースに注目したい。
 
 写真はメダリストの関選手から宮古ジュニアセーリングクラブあてに書いてもらったサイン。これを宝に未来に羽ばたくアスリートを目指してほしいものだ。

  

クルージングイベント

2009-05-08 16:28:01 | セーリング
 GWに行ったクルージングイベントの写真です。
 
 

 このイベントは今回初めてみなとオアシス指定の「シートピアなあど」と、我々NPOとの連携事業で行ったもの。
 我々がクルーザー2艇とレスキューボートを用意し、シートピアなあど側が乗船客を事前に募集して、5月3日に実施した。
 
 コースはシートピアなあど前から出艇し、約50分ほど、ぐるりと宮古湾内を一周した。
 参加者は県内はじめ、市内からも結構あった。やや肌寒い薄曇りの天候ではあったが、それぞれがクルーザー乗船は初めてとあって、それなりにセーリングの醍醐味を楽しんでくれた。
 翌日、新聞にも取り上げられたが、記事の読み方によっては連休中行っていると勘違いされるほど、かなりの評判だった。

 全体の写真はホームページに掲載しているので、そちらでご覧下さい。(新着情報what's Newからお入り下さい)
 マリンフィルードのホームページはこちらから

クルーザー体験航海

2009-05-01 16:37:48 | セーリング
 風薫る5月。とてもいい気候になった。ゴールデンウィークは晴天に恵まれそうで行楽地は賑わいそうだ。小生は特に遠出の予定はなし。今のところは宮古湾でのクルージングを計画している。

 そのクルージングの一つに、みなとオアシスとなっている宮古市の「シートピアなあど」と当NPOの連携事業で5月3日、クルーザー体験航海を実施することになった。
 みなとオアシスとしては初めての事業だ。この事業の手応えによって、我々の独自の事業展開を考える機会にもつながる。
 
 すでに予約で乗船客も確保されたようだが、当日の受付もあるようだ。ぜひ時間のある方はシートピアなあどまで足を運んでほしい。予定では1日3航海(11時、12時、13時出航)。浄土ヶ浜付近までのコースを周遊する。
 
 その日、宮古湾にいい風が吹くことを願っている。

  

ジャイブ

2009-04-09 16:36:34 | セーリング
 本日もとてもいい陽気だ。
 眠くなってくるのは、この陽気と昨夜の酒のせいか。。。

 少し前にブログ仲間からヨットの映画が上映されること知らされた。
 「ジャイブ 海風に吹かれて」がそのタイトルだ。石黒賢や清水美砂が出演する。
 ありそうでなかった大人の青春映画だという。
 高校時代ヨット部だった青年が、北海道を舞台に1隻のヨットで大海原へ繰り出し、様々な人間ドラマを描き出すというものだ。
 ヨットマンなら必見したい。
 ところでシネマリーンでの上映予定はあるのかな??
 
 撮影の舞台には北海道国体が行われた江差も登場するという。江差はニシン漁も盛んなところで、戊辰戦争で幕軍の旗艦だった開陽丸が沈んだ場所でもある。その国体にいった時、それらの資料も見学したことがある。

 ところで我々の世代にはスナイプでの同時ジャイブの達人がいた。今の若い人たちに同時ジャイブって分かるだろうか?
 高校最後の年の国体予選で、私は強風下のジャイブに失敗して沈。代表選手になれなかった苦い思い出がある。


ジュニアも高校へ

2009-04-08 16:17:51 | セーリング
 高校の入学式も終わり、ほとんどの学校が新学期を迎えた。
 今年、ジュニアセーリングクラブを卒業した3人もそれぞれ高校に進学し、ヨットを継続することになった。宮古市内での高校ヨット部のジュニアOBはここ3年で7人になる。
 昨年も3人、その前は1人が卒業しているが、皆ヨットを続けていてくれる。嬉しい事だ。
 近年、ヨット部への入部が少ないと言われる中、こうしたジュニアが中心になって仲間を誘って入部してくれることはとても貴重なことだ。全国的にも伝統ある大学でさえ、今や部員確保に大変な時代。昔風に言えば、ジュニアはヨット界にとって「金の卵」なのだろうか。
 2年後、高校生の祭典「インターハイ」が北東北3県で開催される。岩手、宮古市は99年のいわてインターハイと同様、2度目のヨット競技会場となる。
 今年入部する子どもたちが主力になる年だ。彼らの成長を見守りたい。