みやこ海風だより

市議会報告からNPO活動、海を活用したまちづくり、文化創出のまちづくりをベースにしたつぶやきです。

まちなかラジオ着々準備

2007-05-31 21:58:47 | ラジオの時間
 本日はミニFMの会議。7月のイベント放送に向けての下準備だ。会場となるショッピングセンター「キャトル」の放送場所の下見をかねて現地でいろいろ話し合った。店舗側からも関係者が参加してくれて、全面的にバックアップをもらうことになった。嬉しい限りである。
 番組内容も多くの意見が出された。アイデアいっぱいで予定の2時間では済まなくなりそうな雰囲気。だから2時間半くらいの流れでやっちゃうかも知れない。多くの市民にも出演願おうとビックな人から時の人もピックアップ。あとはスケジュール調整。店舗側からプレゼントも出してもらうことになった。聴いてもらった人を対象にサービスも出来る。
 なんかいい感じになってきた。
 だが、しかし!!!一番大きな問題がある。それは機械の設備的な問題。アンテナケーブルの配置が一番のネックだ。微弱電波のためアンテナはやはり高い所に設置したい。放送場所は2階のちょうどいい広場があったのでそこに決まったが、近くに窓などがなく、屋上からずずずう~~~っと店内にケーブルを這わせなければならない。現在のケーブルの長さは数メートル。これを40メートル近くにもしなければならない。ケーブルも調達しなければならないが、果たしてこれで出来るのか?これもリハーサルが必要だ。
 このイベント放送(7月7日13:00 ON AIR)の中身が煮詰まってきたら、このブログでもどんどん発信していきたい。公開放送なので、やはり多くの人に足を運んでもらって、ミニのラジオながらもコミュニティを形成していきたい。
まずはその一歩に応援をいただきたい!

早朝の浄土ヶ浜

2007-05-29 22:40:47 | 海だより
 今朝は年に4~5回やっている陸中海岸国立公園・浄土ヶ浜のボランティア清掃活動に行ってきた。5時半に起床。天気も良く青く晴れ渡った空が広がり、太陽がやけに眩しい。しかし、海辺は風が強く肌寒い。
 ターミナルビルから降りていくと、小舟が湾内に浮かんでいる。浜の口開けか。時期的にウニだろうか?舟人が朝日の中に揺らめきながら、箱メガネとカギ竿が海の中に溶け込んでいく。


 奥浄土ヶ浜のレストハウス前までゴミを拾いながら歩くが、意外とゴミがない。おそらく何日か前に他の団体が清掃を行ったものだろう。いつもなら結構拾うゴミがなかったのは嬉しい限りである。
 そのため今回は写真も撮りながら歩くことが出来た。パークホテルに泊まった観光客だろうか?朝早くから散歩している。「おはようございます」と気持ちのいいあいさつを交わした。一日が清々しくなる。
 

 潮の引いた岩場にはウミウシが結構いた。アメフラシともいい、結構グロテスクな生物だ。2年ほど前にはこの仲間である白いシロクマウミウシという外来種がここ浄土ヶ浜でも発見された。まだ豊かな自然環境ではあるが、少しずつでも何か生態系が変わってきているのだろうか。。

 
 一年にほんのわずかな時間ではあるが、ゆっくり自然に触れ合うことが出来た。最近何か慌ただしく過ごしていただけに、こんな至福な時間をもてたこと、何かに感謝したい気持ちになる。

ブレットが海外レースで!

2007-05-27 18:56:12 | セーリング
 2年前まで宮古にいたブレットがオランダで行われているブライトリンクレガッタにトルネード級で出場していた。ヨーロッパの強豪たちが参加するレガッタだが、その世界のレースを転戦している。


 ホームページには彼の写真が載っていた。相変わらずかっこいい!!成績はヨーロッパの強豪の前に今ひとつ苦戦しているようだが、まだまだ若い彼。世界のレースを転戦しながら技術を磨いているようだ。このあともヨーロッパのどこかに転戦するらしい。
 この大会には日本からも女子470とRSXが参加している。その470は2位になっている。すごい!!ちなみにRSXの選手は今年2月、我々がニュージーランドのブレットの家に滞在したその1週間後にブレットの家にホームステイした人だ。(なんかややこしいね 笑)
 ブレットのクルーはNZLの元ボードの選手ででメダリストらしい。トルネードとしてのコンビは始まったばかりで、これからの彼らの活躍が楽しみだ。
 ブレットの目標は父レックスさんと同じオリンピック選手だ。ぜひその夢を叶えることが出来るよう我々も応援していこう!

全国に事例発表

2007-05-26 12:14:15 | 海だより
 昨日は東京へ。日本マリーナ・ビーチ協会の総会に参加し、昨年度同協会から助成を受けた事業発表のためだ。
 朝9時半に自宅を出発。総会は4時半から。106バス、新幹線と乗り継いで東京に3時過ぎに到着。新幹線では隣に安田大サーカスのヒロみたいな人がどっかり座り、いきなり汗をかきながら、いろんなモノを食べていた。それだけで迫力があり、その後、いきなりイビキをかいて寝てしまった。こちらは窓側、トイレにも行けず、ただただ圧迫されていた。トホホな道中だった。

 さて、総会は霞ヶ関ビルの33階で行われ、全国の民間マリーナの代表者をはじめ、国の役人や企業関係者など日本のマリーナ、海事普及に関わる人約100人が参加していた。
 その席で30分ほどの時間で、昨年度当NPOが行った事業を発表した。事業は「身障者カヤック&ヨット教室」「不登校児童カヤック教室」「シルバーヨット&カヤック教室」の三つである。
 パワーポイントを使っての説明だったが、もう少し写真があればよかったかなと反省。それでも懇親会の席で多くの人に声をかけられ、「いわてマリンフィールド」の活動を理解、認識してもらった。大きな評価を受けることも出来て、我々の存在を全国的にも広めたものと思う。
 公共ヨットハーバーでのこうした事業の取り組みは全国的にも苦戦しているようで、その中で我々の活動が注目されている。視察や業界会報の取材依頼も受けるなど発表の成果は大きかった。

 懇親会を終えて夜8時に、東京に異動になった某新聞社のK記者に連絡し、ビーム1の出発まで酒を付き合ってもらった。懐かしい話に杯を傾けながらのわずかな時間だったがリフレッシュできた。そして10時にバスに乗り込み一路宮古へ。ゆっくりする間もなく強硬スケジュールで今朝帰ってきた。
 それにしてもビーム1。だめだ、寝られない、身体が痛い、きつい。なんとか快適な深夜バスにならないのだろうか?


ハーバーラジオ、いよいよ

2007-05-24 22:28:59 | ラジオの時間
 本日は大安。仕事が終わってから夜にかけて、入院中の妻がお世話になった方々にお礼のために出掛けた。まだ治療に時間はかかるがまずは一区切り。

 明日は東京出張。日本マリーナビーチ協会の総会出席と、当NPOが実施した事業の事例発表のためである。しかし、仕事の関係で時間的余裕がなく滞在もゆっくりしていられない。終わったらすぐ帰る予定だ。なんかゆっくりしたいけど、相変わらず駆け足の日々。いつになったらゆっくり風を感じながら歩けるだろうか。
 
 さて、昨夜はミニFM放送のハーバーラジオの運営ミーティングだった。今年度の実験放送を本格的にはじめるためのボランティアスタッフとの話し合いを行った。4月には三陸鉄道の列車内で行ったあと、ハーバーで音楽などを流している程度だが、いよいよ番組を作って町に出て行く事になった。さらにはコミュニティ放送に関する専門家の方を招いての講演会やプロなどからの技術指導も受ける。
 現在のボランティアは10名ほど。学生や若い人たちが関わってくれる。次回の会合までにはそれぞれの企画番組を発表し、実際に制作あるいはライブでの組み立てを展開していく。
 開局オープン企画として7月にショッピングセンターの中で公開放送を行い市民にアピールしていく。さて、どんなものが放送されるのか。期待と、、、、不安は?ないけど、楽しいものにはしたい。
 もし一緒にやってみたいという人がいたら積極的に参加してほしい。DJでなんかやってみたい。話すことが出来なくても何か関わってみたい。企画運営してみたい。技術スタッフもいいかな~、などなどといろんな関わり方があるので、気軽に問い合わせてほしいです。
 みんなで「ちょっと素敵なまちづくり」、ラジオでやってみませんか。
 

オーストラリアから その2

2007-05-23 22:30:01 | 海だより
 昨日、リアスハーバー宮古に入ってきたオーストラリア人のヨットに、今夜の8時から9時頃までおじゃましてきた。2人はメルボルン出身のジャンセンさん夫妻で、夫のジャンセンさんは55歳で会社を退職、家を売っての航海のようだ。    
 2001年12月にメルボルンを43フィートの船で出港。オーストラリア東海岸一帯の航海を皮切りに、ニュージーランド、フィジーやトンガなどの南太平洋諸国での滞在を繰り返しながら4年ほど航海。フィリンピンなどを経て日本には昨年5月に石垣島に入港した。それ以来、日本が気に入りこの1年、日本各地を航海しているという。いろんな所へ寄港した様子で日本の文化にも明るくなっていた。
 航海でのアクシデントもなく順調な航海のようで、至ってのんびりセーリングを楽しんでいるようだ。
 今後は太平洋を渡ってアメリカ大陸、ヨーロッパなどを航海する計画らしい。しかし、定められた期限があるわけでもなく、とにかく自分たちの時間枠の中で、旅を続けていくらしい。もしかすればヨーロッパで船を売るかもしれないなどとも話しているが、いずれ世界を航海するという壮大な旅だ。
 月曜日に宮古を出港予定とのことだが、今後の安全な航海を祈りたい。
 それにしてもうらやましい生活だ!小生も失うものなど何もなければ、やってみたい、なぁ~。でも出来ないだろうな~。



 ↑リアスハーバーに係留しているヨット。



 ↑船内の様子。気象ファックなどの機器類も豊富だ。

オーストラリアから

2007-05-22 22:38:45 | セーリング
 本日、突然、リアスハーバーにオーストラリア人夫婦(メルボルン出身)のヨットが入港してきた。年齢60歳の人で5年前に仕事をリタイア。自宅を売ってボートピープルとして世界を10年かけて航海予定の途中、日本に立ち寄っているとのこと。日本はもう1年近く滞在しながら航海しているという。今、夫婦と一緒に食事をして帰ってきたところだ。宮古には月曜日まで滞在予定らしい。
 明日、改めてヨットを訪問し、航海のいろんな話等聞いてみたい。写真もその時に。。

ニシンと潮干狩りと太鼓と、ときどきヨット

2007-05-21 09:36:16 | 海だより
 土日のぐずついた天気から一転、さわやかな五月晴れとなった。青空が広がりとても清々しい週明けとなった。土日は市内の小学校の運動会があり、雨天などの影響で日程もずれたり、進行を早めたりで大変だったらしい。
 
 そんな週末の中、小生も昨日はスケジュールがびっしりだった。
 まず足を運んだのが「宮古湾とニシンについて学ぶ会」。堀内漁港で行われたイベントで、ニシンの放流やその稚魚たちのゆりかごと呼ばれる藻場、干潟の観察会などが行われた。近年はこうしたイベントにも市民の関心が集まってきている。海と人との関わりが改めて見直されてきているようだ。
 まだ人数的には少数だが、こうした傾向はとてもいいことだ。地道ながらも自然環境保全の大切をこうしたイベントを通してでも訴えほしいものだ。

 その漁港の対岸の浜辺、金浜海岸では15回目となる潮干狩りが行われた。途中、ニシンの会場から今度はその会場に向った。小生はあさりを捕るためではない、写真を撮るためである。
 すでに海岸には大勢の人が入り、ザックザックとあさりを掘り起こしていた。その中に、偶然にも某新聞社のSさんに合った。2年前に転勤で盛岡に行ってしまったが、久しぶりに家族連れで来ていた。しばらく話し込んだが、それだと彼の目的のあさりが捕れない。「気合い入れて、頑張って」とエールを送って会場を後にした。すると雨がぽつり、ぽつり。そのあとどうなったのだろう。

 時間はもうお昼。弁当を買ってハーバーに向う。ジュニアの練習のためである。小学生は運動会などで欠席となるが、中学生5人が練習にやってきた
 雨模様だが風は5~6メートルといい感じで吹いている。早速ミニホッパーで湾内へ。大分身体も慣れてきたいみだいだ。まだ沈する子もいるが、なんとか頑張っている。2時間ほど練習を行って帰港。そろそろ来週あたりからレース練習に入りたいと思っている。

 夕方練習を終えて今度は山口太鼓の創立35周年記念公演のため市民文化会館へ。山口太鼓は宮古が誇るべき創作太鼓の一つ。全国や海外での公演も行う等、その演奏は素晴らしいの一言に尽きる。ゲストの郷土芸能団体など交えて約3時間半楽しませてもらった。満員の観衆も心揺さぶる鼓動に大きな感動を得たものと思う。
 
 



岩泉線秘境駅

2007-05-18 18:23:51 | まちネタニュース
 本日、朝早くからひょんな事で列車の写真を撮りに行くことになった。小生は鉄道マニアでもないが、こうした写真を撮るのは久しぶりだ。本物の写真マニアに同行することになり朝5時半に宮古を出発。向った先は新里地区の岩泉線界隈だ。最近この岩泉線は秘境駅がある路線として脚光を浴びて来ている。全国からマニアが訪れ車両やローカルな風景を写真に収めている。旧国鉄色の車両も走っていて、小生はその色のことは分からないがこれを記録に残しておく事が貴重な事らしい。
 その撮影で分かったことだが、岩泉線の一番列車は時間的に間隔を置かずに三回ほどの撮影のタイミングがあるということだ。普通なら撮影ポイントを決めて一発勝負らしいが、この列車、宮古から和井内まで来て、すぐに茂市に折り返し、また茂市から岩泉に向うダイヤだ。撮影ポイントをこのタイミングに会わせるとこの間3回ほど撮れるし、また1時間ちょっと我慢すれば岩泉から折り返して来るという。だからマニアには格好のポイントでもあり、また絵になる風景が沢山ある。押角峠は秘境としては際たるもの。今朝も何人かのマニアがそちら方面へと向って行った。同行の氏いわく「明日からの週末にはかなり撮影に来るよ」との事。最近はホームページに車両の種類を教えるサービスもあるらしい。
 苦戦をしいられるローカル線だが、秘境駅という意外なところから人気となっている岩泉線、そして山田線。郷愁を誘う風景としていつまでも残っていてほしいものだ。
 

山の上の桜

2007-05-16 17:44:16 | まちネタニュース
 宮古市の西北部にある標高1,112メートルの亀ケ森。大平洋からもその山頂が望め、古くから漁師や船乗りたちの航路の目印ともなっている山だ。その中腹の放牧地の中にある樹齢、何百年?を誇るヤマザクラが5/16に八分咲きから満開を迎えた。

 


 市街地より高地なため開花は一ヶ月程遅れ、今がちょうど見ごろとなる。
 久しぶりにその場所に行ってきた。NHKのどんと晴れに出てくる小岩井牧場の桜が人気となっているが、どっこいこちらも負けていはいない。ほんの10年前まではあまり知られてはいなかったが近年は桜名所として脚光を浴びている。観桜会なども開かれ、この日も大勢の市民が訪れていた。しかし、ここもウソの被害にあったようで若干、花芽が食べられていた。それでも色鮮やかな花が天空に吸い込まれるように咲いていた。



 長年の風雪に耐えながらも山の上に人知れず咲く孤高の桜。改めて自然の偉大さを感じる。

 今週末までが見ごろだろう。ぜひ足を運んでみてはどうだろう。途中、看板もあるので大丈夫です。