みやこ海風だより

市議会報告からNPO活動、海を活用したまちづくり、文化創出のまちづくりをベースにしたつぶやきです。

菖蒲湯に入り思うこと

2011-06-05 22:03:02 | Weblog
今夜は菖蒲湯に入った。

旧暦の端午の節句ということで、毎年、わが女房が忘れずにやってくれる。

今年は震災にあっただけに、邪気を払い、より健康に留意していきたいものだ。


今日は久しぶりに海に。

小高い山となった瓦礫の合間をくぐって、わが愛艇のもとへと向かった。瓦礫の山の匂いはひどい。

津波で流された愛艇は、壊れた防潮堤のテトラポットの上に斜めになって乗っかっている。

ちょっとやそっとで動かす事は出来ない状態。でもいつかは動かさなければ。

あちこちに穴や傷があるが致命的な被害ではない。それを修理するため本日はその作業を行った。

その修理している沖には、高校のヨットが白い帆をみせていた。

そういえば、平時であれば今頃は高総体だったんだよな~。

順調に高校の活動は動き出している。


それにしてもジュニアの活動はどうしたらよいもんか。

救助艇もヨットも、何もかもすべてが無いので、活動のメドもまったく立たない。

中学生は受験体制にも入る。活動が遅れれば遅れるほど、ヨットには関われなくなるのだろう。

中央組織から通常活動に対するアンケートが来ているが、一体、わがクラブに何人の子どもが残ってくれるのだろうか。

もちろん新人は募集もできない。

OPがほしい、SRがほしい、セールがほしい、救助艇がほしい。。。。etc

何か早く活動の証になるものがなければ、その先の方向性が見えない。

瓦礫の中に使えそうな和船があった。あれでももらって救助艇にしようか。

どなたか中古のOPがあったらゆずって下さい。今すぐにでも取りにいきます!


そんな思いを募りながら菖蒲湯に浸かった夜。