みやこ海風だより

市議会報告からNPO活動、海を活用したまちづくり、文化創出のまちづくりをベースにしたつぶやきです。

いよいよシーズンへ

2007-03-31 22:20:43 | セーリング
 年度末の本日、岩手県ヨット連盟の理事会が行われた。18年度の事業、会計、19年度の計画等を審議し承認。明日の総会へと進む。いよいよ19年度もスタートを切る。気分も新たにセーリングシーズンを迎えたい。
 しかし、このところの宮古の海は寒い。まだ1月、2月の方が温かかったと思う。3月中旬頃から練習している高校生たちもかなり寒そうだ。今頃の海水が一番冷たいし、風も南西方向からのものがシフトしながら吹き込んで来る。まだ慣れない生徒にとっては大変そうだ。明日から4月になるが、早くジュニアも安心して練習できる気象になってくれることを願う。この分だとジュニアは4月下旬から5月にずれ込みそうだ。東北のハンディここにありかな。関東以西では選抜大会などが開催されている。もうあちらは温かいのだろうな。
 4月になってやらなければならない事にクルーザーの整備がある。22日に降ろすのだが、かなり破損している所を修理しなければならない。作業は毎年の事なのだが、いつもこの時期は寒くて作業がはかどらない。今回はアンカーも打ち直ししなければならないし、船体の塗装から、排水部分の金具交換などいつもよりは作業は多い。果たして期限まで出来るだろうか?金もかかるし。。。
 こうやって4月もあっと言う間に過ぎていくのだろうな~。
 

ライフジャケット

2007-03-30 09:54:41 | セーリング
 本日も雪が降っている。湿った雪なので、そう積もることはないと思うが道路はベチャベチャだ。三寒四温を繰り返しながら、確実に春へと近づいていくのだろう。

 昨日のニュースで関東地方でかなりの強風となり、葉山沖でヨット練習をしていた大学生たちが沈して救助された映像を見た。突風にあおられ次々とヨットが沈。ヘリコプターに救助されるシーンがあったが、44人全員が無事ということでホッとした。あの映像を見て、まず全員がライフジャケットを着ていたことに安堵した。ドライスーツも着用していた。また沈したヨットから離れないで救助を待っていた学生もいて、こうした有事に備える対応が出来ていたことが無事に助かる要因でもあったと思っている。破損したヨットは残念だが何より人命が無事だったことが、多くのヨット関係者にとっての喜びではないだろうか。
 ライフジャケットの効果はやはり大きい。現在ヨットをやるものにとって、ジャケットは海に出る前から着用が義務付けられている。学連ヨット部ならそのことは当たり前でもあるし、ジュニアクラブでも高校ヨット部でもルールを学んだものは必ず身に付けている。そうした事が被害を最小限にくい止めている。だからクルーザー、プレジャーボートなどでたまに海に出る人たちもこのことを徹底する姿勢がほしい。
 海での事故はこのライフジャケットを身に付けていなかったことによるものが多い。釣りでもでも漁などでもそうだが、やはり身を守るジャケットの重要性を認識すべきであろう。

 宮古ではないが先日、鯨が湾に迷い込みそれを助け出そうとして作業にあたった漁師らが鯨に体当たりされ、船が転覆。何人かが亡くなった事故があったが、あれとてライフジャケットを着ていればさえ、という状況ではなかっただろうか。それに解せなかったのは海上保安署の艇も周りにいながら、指導もせずその行為を黙認していたのもどうかと思う。特殊な状況とはいえ、結果は起こるべくして起こったのだと
思う。亡くなった人には気の毒だが、あの原因やら責任はどこにあるのだろうか?

 これから海に出る機会が多くなる。まだ安定していない風が吹く時期でもあり、これらのことを教訓に安全で楽しいセーリングを心掛けていきたい。

雪が降った

2007-03-29 09:42:54 | 風待ち談話
 とうとう来ました。降りました!雪が!!朝起きたら一面の銀世界。これから春の気配を漂わせているという時だけど、沿岸地方特有の春雪に何故かホッとする。それも何だか変だが、これが正しい春の迎え方でもある。昨年は4月8日にも降っている。


 そう言えば昨日の岩手日報の朝刊一面のコラムに、水温む季節でヨットなどのマリンスポーツに関する記事が掲載されていた。あの活動のことは我々のことである。これからシーズンを迎える我々の活動に大きなエールを贈ってもらったものと感謝している。

お湯っこめぐり その2

2007-03-26 22:14:50 | 風待ち談話
 お湯っこめぐり第2弾。行って来ました。本日は3カ所の温泉めぐりだった。写真は先日分と合せてアップしてみる。やっと複数アップすることが出来た。(嬉)



 本日は北は岩泉町小本の小本温泉と、新里のゆったり館、そして宮古の宮古湾温泉MARSを回った。田老の小田代冷泉も予定していたが、本日は定休日のようだったので後日にする。
 小本は海岸近くから湧き出た水を発掘した温泉だ。湯花もたっぷりのイオウの臭いが温泉風情を保っている所だった。

 

 これで小田代と、あとは新里の安庭(あでい)山荘を回れば、前回の施設と合せて宮古下閉伊地区の温泉、冷泉をすべて訪ねたことになる。訪れる施設のカテゴリーは温泉、冷泉なので、一般的なホテルのお風呂は対象外だ。



 これらの温泉、冷泉にはそれぞれ特徴があり、それぞれに固定のファンがついている。「こすやみ(腰痛)なら、こごだぁが」と古老はいう。あちこち歩きながら、自分の身体を癒してくれるところ見つけている。

 

 一通り回ったあと、小生も最近は肩が痛いのでゆっくりと自分好みの冷泉、温泉にあとで足を運んでみようと思う。あるところで出会った人は20日ほどで歩く事も出来なかったぎっくり腰を直し、今ではジョギングも出来ると話していた。
 こんな身近にある自然の恵をぜひ皆さんも体感してみてはどうだろうか。 

ご当地バーガー 宮古バーガー

2007-03-25 14:54:56 | まちネタニュース
 陸中海岸国立公園の名勝、浄土ヶ浜の春の感謝祭イベントに足を運んだ。春の観光シーズンを迎えて浄土ヶ浜をPRしようと様々な催しが行われていた。昨日、今日の二日間だが、そこそこ観光客や市民らが訪れていて、これからの観光本番に備えて弾みがつきそうだ。
 そのイベントで出会ったのが「宮古バーガー」だ。
このイベントのため開発されたご当地バーガーで一日30食限定。宮古観光協会が地元食材にこだわりながら、半年ほどの試行錯誤でようやく商品化したものだ。食べてみたがこれがなかなかイケル。浄土ヶ浜の岩をイメージしたきざきざの形のパンにサケをミールしたものを包んだフィッシュバーガーだ。パセリは何気に白い岩場に立つあの1本松をイメージしている。パンは市内の授産施設「かるとかーる」さんが作ったものだ。ソースは二種類開発。タルタルソースは宮古産のシイタケと新里産のリンゴが使用されている。ピリッとした甘辛味がいい感じである。そしてサケは田老のものと合併した3地区の食材をうまく組み合わている。ボリューム感もたっぷりあり値段は300円。今後は反応を見ながらイベントの際に提供していきたいという。


 う~ん、これヨットハーバーでもいけるかな~。

お湯っこめぐり

2007-03-24 22:47:36 | 風待ち談話
 なんか休むと久しく書いていない気がするな~。 
 そこで本日はお湯っこめぐりの話題を。我々の住む宮古市下閉伊地区には火山帯がないので温泉地、温泉街としての温泉施設というのは存在しなかったのだが、昔から冷泉、鉱泉というものは多く存在する。近年は温泉法の基準をクリアして温泉という名を掲げている施設も出て来ている。この地域には幾重にも重なる地下鉱脈があり、そこを通った湧き水が豊富なミネラルを含んで効能があるものとして湯治場などとして利用されている。
 そんな冷泉、温泉を本日は6カ所巡ってきた。
 まずは南から山田町船越の「浜の湯」。ここは温泉でもあり、かつてのふるさと創生基金で発掘したお風呂。やや温度は低いが温泉としての効能は充分だ。
 次に行った場所が同じく山田町大沢の光山岳泉荘。入り口の山道はあのモーテルの入口と同じなので、やや戸惑う所だ。鉱泉を目指す人は間違わないように、まっすぐ上まで上っていってほしい。ここは鉱山開発の目的で採掘された場所。そこからの水を引いて利用されている。結構熱い湯である。浴槽下には鉱石が敷き詰められている。
 山田町豊間根には2つの施設がある。嶋田鉱泉と長内鉱泉だ。どちらも十二神山を仰ぐ麓の鉱泉。やはり熱いお湯が特徴。嶋田鉱泉の二つの浴槽の一つは50度近くにもなるという。小生は熱いのは苦手。ここに入ったら湯であがってしまう。ここは大分前にリニューアルした。以前の古い施設は趣きがあったのを覚えている。長内もかつては南国をイメージした岩風呂があったが今はもうない。
 ここから方向を西に変えて、今度は川井村へと飛んだ。目指すは横沢冷泉。鈴久名地区にあり、途中道路工事が進められている。この道路、数年後にはタイマグラまで開通するらしい。横沢冷泉は現在NPO法人が運営している。温度はあまり高くはないが42度ほどだ。周辺は渓流釣り、山菜採り、早池峰登山などアウトドアが楽しめる。
 次は蟇目のひきめの湯へ。ここも山間に囲まれた場所できつい上り坂を行く。雪があったら大変な場所だ。ここは古くから「土用の丑の日に入ると病が癒える」という言い伝えがある。で、浴槽は男女あるのだが、現在は湯量の関係もあり、混浴というか、とにかく一つの湯舟だけとなっている。年配者なのであまり気にせず一緒に利用している。
 いずれのお湯っこも神経痛、湿疹、かぶれ、皮膚病、内蔵疾患など多くの効能があるので、お好みで施設を巡るのも楽しいものだ。一回入浴なら安い入浴料となっている。それぞれに一日休憩や宿泊などなどサービスも様々だ。
 まっ、こんなところを一日廻ったので結構疲れた。疲れたって?疲れを癒しにお湯っこに行ったんだろうと、当然思う事だろうが、実は一切湯舟には入らなかった。何故?何故って、まあ~仕事ということで。。
 で、来週は北部方面の施設に足を運ぶことにしている。
 写真も沢山撮ってはきたが、あとで紹介したい。
 
 残雪の山道を行くと、山間にゆらゆら湯煙が見える。湯の里、みやこしもへい。ふるさとの自然はいいものだ。

卒業式 最終章

2007-03-22 21:42:27 | 風待ち談話
 長男から卒業式の終わったことを知らせるメールと写メが送られて来た。感謝の言葉も添えられていて、笑顔の写真に目頭が熱くなった。最近はちょっとしたことでウルウルしてしまう。我が子ならなおさらだ。まずは健康で、一生懸命頑張ったと思う。しかし、人生はこれからだ。
 今夜は言葉は出ない。小さかった頃を想い起すだけにしたい。

ラジオリポーター

2007-03-21 22:20:00 | ラジオの時間
 NPOでのラジオ放送はこれから本格的に取り組むが、実は小生、数年前からNHKラジオのリポーターを務めている。知っている人は知っているが、実は知らない人の方が多い。まっ、特にやっていることを大きく広めていないから、聴いた人だけのリアクションに応えている。番組は「東北ラジオあさいちばん」というもので、東北管内の放送である。リポートはまちの話題を担当アナウンサーと電話を通して5分ほどおしゃべりするものだ。イベントなどを中心に宮古を紹介している。
 毎日、東北各地の話題を伝えているので、小生の担当は大体2、3ヶ月に1回の担当になる。朝7時40分頃からの放送なので、出勤時間中、車で聴いたという人が多い。リアクションは地元の人より他県の人からある。ヨットの関係で多くの知り合いが東北にいるので、その人たちからの反応がありそれが結構嬉しい。
 19年度も引き続き行うことになった。予定ではまず4月が17日の担当ということになる。まだカミカミで訛りたっぷりのリポートだが、今年も頑張りますのでよろしくお願い致します。たまたま聴いた時で結構です。
 この経験を活かしながら、当NPOのラジオも楽しいものにしていきたいと思っている。

卒業式その2 風のモント

2007-03-20 18:42:24 | 風待ち談話
 本日は県立大学宮古短期大学部の卒業式に仕事で行ってきた。106人の卒業生とパラグアイからの研修生1人が新たに旅立った。卒業式は一般的な式典だった。宮古短大は平成2年に開学し、すでに今回の卒業生と合わせ1700人近くがここから巣立っている。もうそんなになるのか~と時の早さに驚いている。
 開学当時、まだ青年だった?小生ら宮古の若者達が、まだ先輩のいない新入生に対して盛り上げてやったことが思い出される。浄土ヶ浜に招待して歓迎会を開いた。卒業式も華やかに送り出してやった。あれから17年くらい経つか?小生たちも若かったな~~。本日の式典ではあんべ光俊さんが作った「風のモント」が歌われた。県立大学学生歌になっている。いい歌だ!!

 そういえば小生の長男もあさって卒業式を迎える。幼、小、中、高、大と入学、卒業式はほとんど出席しているが、最後の卒業式は出席しないことになった。残念である。最後の最後を見届けようと思ったのだが、大学側の式典の関係で長男のいる学部と全学部との統合性がなく、ほとんどその学部の保護者らは出席しないらしい。学部は学部で簡単な授与をやるだけだから、遠く無理して来なくてもいいよ、と長男から連絡があった。そのためか大学からの案内も特にない。今どきそんな大学あるのか?
 それにしてもやっと一人立ちの時が来た。長かったな~。4月からは新社会人だ。卒業間近迄卒論や学会やらで忙しく、とうとう実家にも帰らず、このまま赴任地へと向う。顔も見ないままだが、「風のモント」の歌詞の「風になれ 草原の緑に燃える胸に 新しい夢の翼 広げながら 走れ明日へ~~」のエールを贈る。

ミニFM放送 ハーバーラジオ

2007-03-19 22:29:55 | ラジオの時間
 昨年の夏からヨットハーバーでのイベントの際、ミニFMを使ったラジオ放送を開始した。より身近にマリンスポーツを知ってもらおうと、社会実験的に行った。ハーバーまつり、ボート天国、ちびっこトライアスロン、宮古湾横断遠泳大会、三陸シーカヤックマラソン大会、クルーザーマッチレースなどを素人ながらも中継放送した。マリンスポーツは一般的なスタンドスポーツとは違って観客も少なく、見るためにも船舶などで海上に出ないと身近には楽しめない。そんなハンディを補うようにラジオ放送でより多くの市民(陸上)に伝えようと、ワイワイと楽しくやってきた。
 今後の取り組みとしてマリンスポーツに留まらず、身近な話題からまちの話題までと広げていくことによって、新たなコミュニティーが創出できる。ミニという微弱電波でエリアは限られているが、作り手の思いによっては様々な情報が伝達できる。我々も大きな夢を抱きながらこの4月から新たな放送を開始する計画を進めている。
 ベースになる放送場所(エリアも)はヨットハーバーが中心だが、ハーバーに限らず、まちに出て行こうというものだ。各種イベント会場に出向きそこで放送もする。ミニFMはイベント放送に一番マッチする。
 番組は音楽から映画、まちの話題、趣味、サークル、子育て、スポーツ、キャンパス、行政情報などなど皆でアイデアを出し合いながら、ちょっと楽しいまちづくりの手段としてやってきたい。これからボランティアを募り、素人ながらもより最強な素人ローカル放送として地域情報の発信を手掛けていくので、このブログを読んで、DJをやってみたい、何かリポートしてみたい、番組作りに関わってみたい、とにかく楽しそうだから何でもやってみたいと思った方、ぜひ連絡下さい。 
 一緒に市民ラジオを楽しみましょう。