みやこ海風だより

市議会報告からNPO活動、海を活用したまちづくり、文化創出のまちづくりをベースにしたつぶやきです。

東北のジュニアたち

2007-09-28 15:37:33 | セーリング
 秋田わか杉国体も明日から本番を迎える。本日はトライアルレースが行われている。雨模様の天候も徐々に晴れてきている。本日レース解説をする現場を視察した。基本的には映像班と現地解説班と分かれ、小生は現地解説班に配属された。一般市民や中学生にヨットというものを少しでも理解してもらうように、解説しなければならない。

 さて、今年も東北ジュニアで一緒に活動していた選手たちが各県の代表選手として出場していた。青森、秋田、山形、宮城、福島、もちろん岩手県にもいる。あの時の小学生だったあの子が今や高校生かと、びっくりしながらも感激している。それぞれがヨット部のある学校を目指したり、ヨット部がなくても1人で活動をしていたりと環境は様々だが、ヨットを続けていてくれたことが嬉しかった。本日のトライアルレースの手応えはどうだったろうか。明日からは鮮やかなシーンを展開するよう全力で頑張ってほしい。

月見の会

2007-09-27 22:27:39 | 海だより
 昨夜は月見の会と知人F氏の送別会だった。しばらくぶりの月見の会で、多くの人が集まった。今回も初参戦の人もいて、会を重ねる度に仲間が増えていく。いいことだ。メインはF氏の送別会。得意の楽器を披露して自ら会を盛り上げてくれた。さらにはベーシストのY氏も加わり音楽に癒される夜だった。月山の上にはまんまるの月が。いい月といい仲間たち。この旨い酒が明日の活力になる。まずはFさん、宮古での仕事ご苦労様。盛岡に行っても元気で!!

 いよいよ秋田わかすぎ国体が始まる。ヨット選手団をはじめ役員関係者も続々秋田入りしている。小生も明日役員として秋田に入る。今回は初となる報道部の仕事。レース中継される映像の解説をするものだが、これまでのプロテストとは全く異なる業務。どんな解説ができるか多少不安であるが、ヨットレースを初めて見るという人たちのために分かりやすい解説をしたいと思っている。普段の書いて伝える仕事を活かしながら、なんとか乗り切ってみたいものだ。

昔の遊び

2007-09-25 18:15:37 | 風待ち談話
 本日は昔の遊びで盛り上がった。30代後半から50代後半までの男女で自分たちが昔遊んだものを思い出しながら熱弁を振るった。すでに記憶から遠ざかってはいるものの、いい大人たちが酒も飲まずにあれだけ盛り上がるなんて、それはそれで凄い事だった。だって皆、自他共に認める酒好きオヤジばかりだから。
 陣取り、十二支、バッタ、タスケ、缶蹴り、縄跳び、Sがいせん、パッなどなど、それぞれが遊んだものを披露。地域によって多少のルールの違いがあったり、じゃんけんの掛け声も違っていたり、それぞれの文化の違いも知ることができた。遊びうたなどもあったが、ほとんどが全部を思い出せない。そんな中、圧巻は「サイナラ三角~また来て四角」だった。遊びが終わりそれぞれが家路に向う途中に歌いながら別れを告げるものだが、なんとそれを全員が覚えていて歌いきったのである。いやはや、すごいの一言。まだまだ少年少女の心を持っている大人たちだ。飲んべえたちも意外とやるじゃん!と感激!
 今や街角、路地などで缶蹴りやタスケなどする子を見かけなくなった。すでに風化してしまった遊びもあることだろう。ふるさとの遊びは常に何かを教えていた。
 久しぶりの昔話で、我々も忘れかけていたものを思い出した。時代が移り変わろうとも、ふるさとの遊びは決して失いたくないものだ。

ユニバーサルデザイン

2007-09-22 17:34:09 | セーリング
 本日は身障者の人たちをはじめとするシーカヤック&ヨット体験が行われた。県の身障者協会の方11人とその関係者、並びに宮古短大の学生ら8人も加わり、ユニバーサルデザイン型ヨットをはじめシーカヤックを楽しんだ。また多くのボランティアスタッフにも参加いただいた。感謝します。
 身障者体験は過去何回か行っているが、本日も全く初めてという車椅子の方もいた。短大生はユニバーサルデザイン観光などの研究調査を行っている関係で、マリンスポーツにおけるユニバーサルデザインも体験してもらった。
 しかし、本日午前は前線の通過により湾内は風が強く大きな波があった。急きょ、波の穏やかなハーバー裏側の神林漁港内に移動し、その中での体験をしてもらった。
 シーカヤックは下半身が不自由でも漕ぐことができれば、それなにりに楽しめる。乗降艇のサポートが必要になるだけで、あとは問題ない。万一に備えてのレスキューボートも配置した。ヨットはユニバーサルデザインとして設計されたアクセスディンギーと呼ばれるものを使用。当NPOで2艇所有しており、これまで多くの人に楽しんでもらっている。
 これはオーストラリアで開発されたもので徐々に日本でも普及し始めている。身体の移動もなく、ハンモックに座った状態で手許にあるスティックレバーで舵を取る。右に行きたい時は右に倒し、左に行く時は左に倒すだけ。多少風が強いと傾くがバラストが重いので沈することはない。ヨット経験者と一緒に乗ってレクチャーをある程度受ければ簡単に操作できる。
 本日は漁港からだったので乗り降りに多少苦労はしたものの、風もそれなりにあって楽しんでもらうことが出来た。
 参加者はカヤックもヨットももう一度体験したいと喜びながらの感想だった。すべての人に海原の喜びを与えるためにも、こうした体験はこれから行っていく。

シーカヤックマラソン

2007-09-20 18:17:32 | 海だより
 来月開催されるビッグイベント「三陸シーカヤックマラソンレースin宮古2007」。徐々に参加申し込みが事務局に届き、スタッフの準備も慌ただしくなってきた。関東周辺や遠くは鹿児島県からのエントリーもある。遠いところから本当に有難い。改めて感謝する次第である。
 締きりは来週までなので、まだの方はぜひ早目に申し込んでほしい。今年も100艇を超す参加者が見込まれており、カヤック愛好者にとってこのイベントは秋の恒例のレースとして定着した感がある。今回の種目は5、10、17キロのほかに、チームレースも新たに加わったので、それぞれの楽しみ方でカヤックを漕いで欲しい。レース終了後は秋の味覚でおもてなしをしますので、そちらも楽しんでほしい。

 ○開催日時/10月7日(日)10時スタート
 ○コース/宮古湾内 
  5キロ(浄土ヶ浜~リアスハーバー宮古)
 10キロ(リアスハーバー宮古~浄土ヶ浜往復)
 17キロ(リアスハーバー宮古~日出島~浄土ヶ浜~リアスハーバー宮古)
       
 チームレースは5、10、17キロの出場者3人の合計タイムで順位を競う

 ○参加料/一般5000円 中学生2500円


         

心の関係

2007-09-19 11:52:34 | 風待ち談話
 昨夜は中小企業家同友会宮古支部の例会でに招かれた。支部長のAさんに自分の職業やNPO活動について何か話をしてくれと頼まれたものだが、ちょっと勝手が違った。自分自身話す機会は少なくないものの、こうした企業関係の集まりで話すことは滅多にない。これまでは行政での事例発表や生涯学習講座、小中学校の総合学習、環境学習などが主であった。
 企業家でも地域活動に関して理解出来る人は沢山いると思うが、こうした我々の活動などは企業経営の数字の上では図りにくいものであろう。ただそのことを仕事上どうリンクさせていくか、どこにヒントを見つけていくかは個々の能力や判断に委ねていくしかない。経営者の考え方も様々なだけに。
 あとはここで出逢った人たちが、どう心の関係を結んでくれるかだ。

 そのあと例会に出席していた知り合いと久しぶりに旨い酒を飲んだ。いろんな情報交換も出来てよかった。まずは「どっとはれぇ!」
 

ソフバ準優勝

2007-09-17 22:14:49 | ソフトバレー
 なんか久しぶりである。先週末はなんかちょこちょこと忙しかった。
 土曜日はエルネットというテレビ電話による「子ども放送局」がヨットハーバーで行われ、それに宮古ジュニアセーリングクラブの子どもたちが出演した。岩手の子どもたちの活動を全国に伝えるもので、宮古ジュニアの子どもたちはヨットを通じてニュージーランドと交流していることなど伝えていた。緊張しながらも、時に固まり、時に台本と違う答えを求められたり、ドキドキ、ハラハラの一時間半。こちらも楽しく観させてもらった。

 さて、土曜、日曜とかけて宮城県は仙台と岩沼にいってきた。岩沼で行われたソフトバレー東北大会に出場するためである。当チーム(磯鶏マリーンズ)は6月に行われた試合、メンズの部で岩手県代表となった。3回目の県代表である。1回目は秋田で初出場で初優勝。2回目は福島で5位。そして2年ぶりに出場した今回の宮城大会では準優勝となった。
 私は監督ながら、少しだけそれなりに出場したが楽しい試合であった。優勝したのは秋田のチームだが、なんか昔の実業団選手という感じだった。歯がたたないということではないが、試合巧者だった。こちらは素人軍団、先方は上から降りて来たチームと考えれば、より以上に戦ったのではないかと思っている。
 でも、小生の年齢的なものを考えるとバリバリのメンズはやはりきつい。次回可能であるなら、もちろん代表権を取らなければならないが、トリムのそれなりの年齢枠のある種目にチャレンジしてみたい。

 それにしても暑い週末だった。宮城県も30度を超す暑さ。9月も中旬だというのにビックリであるが、打って変わって本日は雨で気温も低い。おいおい、大丈夫か地球!?
 

達増知事と

2007-09-12 22:25:56 | まちネタニュース
 本日は県政懇談会「岩手フロンティア懇談会」がシートピアなあどで開かれた。達増新知事を迎えて県政の二大基本戦略である「新地域主義戦略」と「岩手ソフトパワー戦略」を軸に県民との様々な意見交換を行った。
 大船渡、釜石、宮古の沿岸広域振興圏が対象の懇談会で、その県民側出席者の6人のうちの1人に選ばれた。ほとんどが企業経営者でNPO的立場は私だけだが、釜石シーウェイブスの事務局長も参加していた。
 県政懇談会は前知事の増田氏の時に当NPOを単独で行った経緯はあるが、今回は沿岸地域エリアという中での提言や意見交換ということになった。
 冒頭、知事から前述の二大戦略の説明があった。が、より明確な施策が示されていなかったので、よく分からなかった。この戦略については議会においても相当議論されていると思うので特に突っ込むことはせずに、それとは別にNPOとして沿岸住民として抱えている課題についての意見を述べた。知事とすれば戦略に関しての意見交換を臨んでいたかと思うが、今の状態では具体的な中身が分からず意見交換としてはなりにくかったと感じている。特にそれで意見を交換するという指示もなかったので、とにかく現状の活動内容の説明をしながら、海への親しみを共有する意識の醸成と人的育成という観点で提言させてもらった。
 沿岸部というのは県の施策の中でも大きく取り残されている。高速交通網体系からも取り残され、もう何十年と内陸部との格差是正が叫ばれているが、この二大戦略が大きく沿岸部発展に反映されるかは疑問だ。だからこそ地域の特性としてあるこの目の前の海を通じて、様々な分野での発展につなげてほしいと願っている。県政がこの海をソフトパワー戦略の中にどれだけ近づけることが出来るのか、トップリーダーの手腕に期待したい。

 ※ソフトパワーとは
 国際政治学者、ジョゼフ・ナイ教授が提唱している文化的魅力と道義的信頼によって相手を動かす力。国際関係においては、軍事力や経済力をより高める基礎になる力ともされる。

明日はNHK

2007-09-10 22:06:19 | ラジオの時間
 明日(11日)の朝、NHKラジオの「東北ラジオあさいちばん」のリポートだ。もし今夜これを読んでくれた方がいたら、明日の朝ラジオに耳を貸してほしい。時間は朝7時40分頃から5分ほどのリポートの予定だ。
 今年、何回目のリポートになろうか?明日はアナウンサーとのやり取りで話を進めていく予定だ。話題はあちこちになるかも知れないが、宮古の話題をお届けしたい。
 実は明日はラジオリポートの前にもう一仕事がある。年、何回か私の所属する団体で行っている国立公園の浄土ヶ浜のボランティア清掃の日である。日の出も徐々に遅くはなっているが、まだまだ大丈夫だろう。来月にもあと1回の活動が予定されている。
 とりあえず5時半に起きて7時頃まで清掃活動してから、その後にラジオリポートということになる。慌ただしい朝だが清々しい一日の始まりにしたい。

ワールドカップラグビー

2007-09-09 21:14:27 | 風待ち談話
 台風一過の本日の宮古湾。まだ湾内は濁ってはいたが、気温は高く、風は安定して大きなうねりもなかった。
 本日はジュニアの練習日。OPのみのセーリングとなったが、いい風の中での練習となった。今シーズンから始めた子どもたちもそれなりに帆走できるようになってきた。とにかく海に慣れてヨットに慣れてくれば、それなりに技術はついてくるものだ。これからの後半戦、メンバーの頑張りに期待したい。
 
 さて、今度はラグビーのワールドカップが始まった。アメリカズカップに継いでまたまた楽しみのイベントである。先ほど、日本とオーストラリアのゲームをスカパーで見たが、オーストラリアの圧倒的な強さにただただ驚いた。ランキングは2位だし結構強い。となると今回、ここはやはりニュージーランドに優勝を願うしかない。アメリカズカップでは栄冠を手にすることが出来なかったが、ラグビーは優勝により一番近い存在と言われている。
 今年2月、オークランド市のイーデンパークでスーパー14を見たが、あのニュージーランドの戦いはとにかく素晴らしかった。それだけにオールブラックスにかける期待は自分なりに大きい。これからテレビが楽しみな夜が始まる。