年の瀬も近づくと宮古地方のサケ漁も最盛期を迎える。
津軽石川はサケ漁の国内有数の漁場で、そこで毎年、大漁を祈願して行われるのが
「又兵衛祭」だ。
毎年11月30日に津軽石川の岸辺で行われ、今年も繁殖保護組合や市、観光協会などの
関係者が参加して神事が行われた。
又兵衛とは何者か。諸説あるが、
その昔、飢饉に苦しむ人々を救うため川留を破って処刑されたとのこと。
処刑は逆さ磔で行われたが、その又兵衛が処刑されてからサケが急に上がらなくなった。
これは又兵衛の祟りかと、そのため逆さ磔にされた又兵衛をY字形の藁人形になぞらえ、
供養した。それ以来、再びサケが上がるようになったことから、この祭りが始まった。
藁人形は胴の上を二股にして逆さに作られたもの。
神事では、この人形の前に祭壇を作り、この日の朝に獲れたばかりの一番大きいサケの
オスとメスの2匹を奉納する。
藁人形は神事のあと川岸に移され、津軽石川の漁期が終わる2月頃まで飾られ、守り神の
ように漁を見守るのだ。
それにしても今年のサケ漁は不漁で、現在の水揚げは昨年の5分の1程度。
関係者はこれを機に一刻でも早い大漁を、と願っていた。
津軽石川はサケ漁の国内有数の漁場で、そこで毎年、大漁を祈願して行われるのが
「又兵衛祭」だ。
毎年11月30日に津軽石川の岸辺で行われ、今年も繁殖保護組合や市、観光協会などの
関係者が参加して神事が行われた。
又兵衛とは何者か。諸説あるが、
その昔、飢饉に苦しむ人々を救うため川留を破って処刑されたとのこと。
処刑は逆さ磔で行われたが、その又兵衛が処刑されてからサケが急に上がらなくなった。
これは又兵衛の祟りかと、そのため逆さ磔にされた又兵衛をY字形の藁人形になぞらえ、
供養した。それ以来、再びサケが上がるようになったことから、この祭りが始まった。
藁人形は胴の上を二股にして逆さに作られたもの。
神事では、この人形の前に祭壇を作り、この日の朝に獲れたばかりの一番大きいサケの
オスとメスの2匹を奉納する。
藁人形は神事のあと川岸に移され、津軽石川の漁期が終わる2月頃まで飾られ、守り神の
ように漁を見守るのだ。
それにしても今年のサケ漁は不漁で、現在の水揚げは昨年の5分の1程度。
関係者はこれを機に一刻でも早い大漁を、と願っていた。