BBYCつながり

私たちはニュージーランドのヨットクラブとつながりを持っている。

これまでにオークランドのBBYC（バックランズビーチヨットクラブ）、KYC（コヒマラマヨットクラブ）、そしてネルソンのNYC（ネルソンヨットクラブ）と、交流を行って来た。

週末にリアスハーバーに寄港したオーストラリア人のロジャー＆アリー夫妻は、航海中のニュージーランドでは、偶然にもBBYCに滞在してきたという。

お互い共通するその話題で盛り上がったことはいうまでもない。

海はどこにでもつながっているんだな～。

そんな彼らは今朝、北に向けて出港したようだ。

写真は彼らの船に掲げたフラッグであるが、青地に白の菱形のデザインがあるのがBBYCのフラッグだ。

オーストラリアから

世界一周を行っているヘンクさんの次には、オーストラリアからロジャー＆アリー夫妻がボートでやってきた。



ちょうどヘンクさんと入れ替わりだ。

二人は2007年にオーストラリアを出港してからニュージーランドや南太平洋の各島を数ヶ月ほど滞在しながら北上してきた。

日本は初めてで、父島から小名浜、そして宮古へとやってきた。

目的はやはり北海道を経てアラスカへ行くという。

そのあとはどうするかはまだルートは決まっていないという。しかし、うらやましい限りだ。

ボートは漁船を改良したもので、ベティ号という名前だ。平均７ノットのスピードで走るという。



昨夜は海の仲間の家で彼らを交えてホームパーティを行った。

いろんな話を聞く事ができて楽しかった。

そんな彼らは明日、宮古を出発するようだ。

またいつか、出会うことを祈りたい。


本日の宮古ジュニアヨットの練習には、また新人が参加。

今年は６月に入ってから一人ずつ増えている。

それも全部、女の子。その女の子たちはとても明るく活発な子ばかりなので、

そのせいか数少ない男子が隅に追いやられている感じで、なんか面白い。。。

おかげでクラブも活気が出来てきた。

中学生たちは中総体のため、しばらくヨットを休んでいるが、

復活してきた時、この新しい子たちのパワーにきっとビックリするだろうな～。

ヘンクさんのHP

本日は雨。ハーバーのライブカメラを見ると宮古湾も雨の中に煙っている。

手前には世界一周中のヨット「ジェニパー」が映っている。



このヨットはウェザーニュース社の支援も受けているとのことで、

ハーバーも同社の設置カメラなので、この寄港中の間だけはアングルを変え、

ヨットの方向に向けている。

彼のホームページには、宮古の印象についての事が書かれている。昨日更新したようだ。

修道士（僧侶）レイキョウがこの浜辺を浄土のようだと言った、など

宮古の歴史にも興味をもっているようだ。

トップページの写真には、みやこジュニアの子どもたちが写っている。

日曜日に練習を終えてから彼のヨットを訪問した時のものだ。

宮古市長を表敬訪問した様子も書いている。

この一週間というもの、彼にとっては濃くてとても短い時間のようだ。

http://www.henkdevelde.com/

フライングダッチマン

昨日午前、世界一周を行っているヨットがリアスハーバー宮古に入港した。

全長16メートルのトリマランで、航海しているのはオランダ人のヘンクさん。

2007年９月にオランダを出港し、南米アルゼンチンを経由してからオーストラリを経て北上し、南太平洋の島々を巡り

現在は日本各地を航海中だ。宮古には天候の状況を確認しながら５～７日滞在したいという。

宮古のあとは北海道釧路を経て、アラスカベーリング海を目指す。

そのあとはカナダ、アメリカ太平洋側を南下しながら旅を続けるという。

帰国予定は2012年。このヨットは私の家だから、海が生活の場だと話していた。

彼が世界を一周を行うのは今回で６回目という。

かつては、世界一周記録に挑戦するため２回ほどノンストップで航海したこともある有名なセーラでもある。

119日間でゴールという記録を残したが、その年は109日のセーラーがいて残念ながら記録は達成できなかったという。

本日は夕方からハーバーで彼を囲んで長年の航海についての話を聞いた。

「ゴールをすることが目的ではなく、その過程を楽しむことが自分には大事なこと」と話していた。

素晴らしきフライングダッチマンに潮気たっぷりの話を聞きながら乾杯した。

冒険ヨットマン

世界を５周もしている冒険ヨットマンたちが明日宮古に入港してくる。

オランダ国籍の全長16mのトリマラン。

ヘンク船長は極地海域を中心に航海をしている人物という。

滞在は約１週間ほどらしい。

しかし、現在の三陸沖はヤマセ状態。

本日も宮古湾から市街地にかけてかなりのガスがかかっている。

冒険家たちだから、こんな気候は慣れているだろうが、

とりあえず明日正午までに入港するという。

リアスハーバーにトリマランが入港するのはもちろん初めて。

楽しみに期待したい。