みやこ海風だより

市議会報告からNPO活動、海を活用したまちづくり、文化創出のまちづくりをベースにしたつぶやきです。

世界一周ヨット

2008-06-27 17:43:13 | セーリング
 ヨットで世界一周をしているアメリカ人夫妻が昨日(26日)リアスハーバー宮古に入港した。夕べは早速二人を誘って宮古の町で交流を深めた。
 入港したのはアメリカ・モンタナ州出身のアルバ・サイモンさん(57)と、ニュージーランド生まれの妻・ダイアナさん(56)。アルバさんは32年間に渡って世界中を航海しており、ダイアナさんも結婚以来25年、夫と共に船上生活を続けている。2人のほかに猫のハリファクスも家族の一員として航海している。
 現在、日本列島を航海しながら各地を訪れ日本文化を楽しんでいるが7月には日本を離れ、アリューシャン列島を経てアラスカに向うという。アルバさんはアメリカのクルージング雑誌のライターとしてルポを書きながらの生活と、1994年にカナダとグリーランドの沿岸を航海中、北極圏の氷に閉じ込められ1年7ヶ月も氷上生活をした記録をまとめた本などを出版し、各地での講演活動も行っているという。
 1年7ヶ月も氷に閉じ込められた生活は、かなりの出来事があったようだ。それら冒険を繰り返しながら長年の船上生活だが、これからまだまだ航海を続けていくという。
 明日は盛岡で観光し、日曜日頃天候次第で出港を予定している。

 
 
 

牛乳ラーメンとチョウセンアカシジミ

2008-06-25 22:15:20 | まちネタニュース
 本日は田野畑村へ。そろそろチョウセンアカシジミが羽化するというので、このチョウの専門家であるOさんの道案内で行って来た。宮古市の天然記念物にもなっているこのチョウは、岩手では宮古、田野畑、普代、野田?久慈?あたりと、山形県と新潟県の一部にしか生息していない。特にここ田野畑村が一番数が多いようだ。それもそのはず、地元の人たちがこの珍チョウを保護しようといろいろ努力しているからだ。やはり日本で最初に発見された地だけあって、地元の人たちの意識も高い。
 発祥は文字通り朝鮮半島。氷河時代の大陸が続いていた時に日本に渡ってきたもので、今は上記の地域にしか生息していない本当に貴重なチョウだ。岩手県ではレッドデータブックのBランクに位置づけられている。
 この日の田野畑の羽化に始まり、宮古地域でもそろそろ飛立つ頃だ。今週の土日は田野畑、宮古(田代)でも観察会が開かれる。わずか10日ほどの命だが、太陽の光を受けて赤く輝きならが飛び交う姿は美しい。
 本日は4頭ほどの羽化を確認。はじめは生息するトネリコの葉の下に隠れていたが、温度が上昇するとともに空中へと舞い上がった。
 久しぶりにカメラでの撮影に成功した。いつも卵の撮影しか出来なかったがラッキーな日だった。本来はすぐアップしたいところだが、データが大きいので後ほどに。

 帰路、昼食はこの村名物の「牛乳ラーメン」を久しぶりに食べた。牛乳ベースのスープだがコクがあって美味しいラーメンだ。一滴も残さずスープを飲み干したが、いやはややはり牛乳だけあって胃の中が温まってきたら眠いは、グルグル鳴るはで一苦労。帰りはたっぷり車の中で眠ってしまった。

 

ハーバーラジオ88.8  放送予定

2008-06-20 22:06:03 | ラジオの時間
 ハーバーラジオ FMマリンフィールドの放送予定
 
 リアスハーバー宮古周辺の方や車で周辺を通る方、ぜひFMの周波数を88.8Mhzに合せて下さい。

6月21日(土)13:30-15:00 リアスハーバー宮古からON AIR (再放送はネットラジオで)
 「くるみのきままな体験」
 「イベントナビ・波乗りクルージング」
 「海風倶楽部」ほか

    お便りFAXお待ちしています。64-1160
     メールはinfo@i-marinefield.com へ
    6月のテーマは「梅雨」、このほか伝えたい事、楽しい話などなんでもお寄せ下さい。

7月5日(土)18:00-19:30 小山田ふれあい公園からON AIR
 「キャンドルナイトの夜は」 
 日本青年会議所岩手ブロック協議会イベント中継



久々に釣り

2008-06-16 22:46:23 | 海だより
 昨日、久々に海釣りに出掛けた。何年ぶりだろうか?以前から知人に誘われていて、さらにこちらが船を出す事になっていたので、早く行こうといつも催促されていた。
 いい気候にもなったし陽も長いので、早朝からではなく夕方ならいいという事で昨日、思い切って出掛けた次第。
 ジュニアヨットの練習が終わってからの午後4時過ぎに出港した。目指すは重茂半島閉伊崎の手前のポイント。向かっている途中は多少風が上がってきたが、目的地にアンカリングした後は風も止み、気持ちのいい夕凪となった。
 早速4人で釣り糸を垂らした。一発目の「キターーーーー!」は。なんと自分。カレイがダブルできて、幸先のいいスタート。続いて今度はアイナメがまた自分の竿に!いや~結構なヒットに盛り上がった。それからは他の3人にも当りが出始めたが、小生のヒット率がかなりいい。原因はどうやら仕掛けらしい。それでも皆がカレイ、アイナメを次々にゲット。形もまずまず。陽が落ち始めた午後7時頃まで、久々にヨット以外に海というものをゆったりと楽しんだ。
 釣果は30匹たらずだったが、釣りをしながら日没までの至福の時間を海で過ごす事が出来た。
 なんかこれから病みつきになりそうだ。
 

ヤラメスゲ発見!

2008-06-13 17:35:04 | まちネタニュース
 本日は宮古を挟んで、南は山田の船越海岸、北は田老の山奥へと行ってきた。上下行ったり来たりはかなり疲れます。

 船越海岸に行ったのは、実はヤラメスゲという植物が生育していることが確認されたので、それの説明を受けるために行ってきたのだ。
 植物関係も、ウトイ小生だが、なんか貴重な植物らしい。釜石植物の会の会長さんが案内してくれた。
 カヤツリグサ科スゲ属のもので北海道と東北、北陸地方の高層湿原に生育するものらしい。北方系のもので、それが大平洋岸の水辺に生息しているということは、かなりかなり貴重なもので、ここ船越海岸が南限とされるらしい。
 ヤラメスゲは浜辺の小さな沢が流れ込んでくる雑草地のわずかな場所の中にあった。周辺は海岸工事などが進み、また砂浜も重機などで押し上げられ、これらの植物の生息地も狭められている。恐らく誰も貴重な植物だとは思わないほど、その存在もよく知られていない。研究者も少なく、たまたま植物を調査していた会長さんの目に止まったことで、この存在が明らかになった。絶滅危惧種の一つで、これらの保護をしないと、工事などで瞬時に消滅する恐れがあるという。
 何故、ここに、いつからあるのかは分からない。ただ言えるのは、ヤラメスゲは自分の環境に適した処にしか生息しないことから、環境状態を知る上での大きな指標にもなる植物ということだ。

 これから浜辺を歩く時、このヤラメスゲが生息していないか注意していきたい。ちなみに岩手県内には110種のスゲがあるという。

 

高総体

2008-06-11 22:23:40 | セーリング
 今年度の高総体ヨット競技も無事終了した。天気にも恵まれまずまずのコンディション。もう少し風がほしいところだったが、レースとしては予定の6レースを消化することが出来た。
 最終日の日曜日にはアルベールビルオリンピックのノルディック複合団体ゴールドメダリスト・三ヶ田礼一さんが視察に訪れた。本日の岩手日報夕刊の彼のコラムにもヨット視察の事が記されている。県が進めているスーパーキッズ育成の指導者として、ヨット競技にも理解を深めると共に、指導育成選手にもヨット体験をしてもらおうという狙いもある。そのためにはヨットとは何ぞや、どんなスポーツなんだと視察に来たという訳である。
 せっかくの視察、もっといい風でダイナミックなセーリングを見てもらいたかったが、それはそれでいいレース展開を見てもらったと思う。
 さて、その高総体の結果だが、ソロ男子は宮古商、女子は宮古が優勝した。この2艇は順当な結果だと思う。2艇ばかりが目立つレースとなったが、それ以外の艇ももっと奮起して東北大会等に望んでほしい。
 またOP出身者による初のペアデビューもあった。Jr創設以来初のシーンであった。感慨深いものはあったが、でも結果は全然だった。だから、こちらもこれからもっともっと精進して頑張ってもらいたいと思っている。
 今後、JrOBがこうした形でヨットを続けていくシーンが数多く生まれることを願っている。宮商もJr出身者がコーチとして関わっているだけに、これからのJr育成は競技人口拡大のためにも貴重な存在となっている。






ごみゼロ運動 Vol2

2008-06-10 09:19:41 | 風待ち談話
 ここのところ清掃活動が続いている。
 ちなみにごみゼロとは5月30日の530の語呂合わせで生まれたもので、この日の前後を利用して清掃活動をしようというキャンペーンからのものだ。

 本日は早朝からの清掃で5時半に起床。6時から閉伊川のふれあい公園付近を行ってきた。
 とても清々しい朝で、気温も高かった。散歩がてら約1時間、公園を一周しながらゴミを拾った。浄土ヶ浜の清掃とはまた違った感覚で、多くの野鳥のさえずりを聴くことができた。普段耳にすることがない変わった鳴き声に、あの鳥はどんな鳥なのだろうかと創造力を膨らませた。

 「早起きは三文の得」と昔から言うように、今日は何かいいことありそうだ。
 だからこんな感覚でサマータイムをやってもいいのではないか。睡眠学会が云々といっても早起きした分、早く寝ることを心掛ければいいんじゃないかな~。
 とにかく日光と大切に接する時間の使い方をそれぞれが考えていけたらと思う。

ごみゼロ運動

2008-06-09 16:38:30 | 海だより
 昨日の日曜日はNPO恒例行事のごみゼロ運動の日。高総体のヨット競技終了後に、我々の使用するハーバー施設をはじめ周辺の漁港や木材港、あわせて海底も潜水しての大規模な清掃活動を行った。
 参加者もNPO会員をはじめ、宮古商業ヨット部員、宮古ジュニアセーリングクラブメンバー&父兄と多くの人が参加してくれた。やはり自分達が使う施設。それなりにきれいにすることが大事。艇置き場の側溝には度重なる高波で泥が埋まっていた。それも大掛かりに清掃したほか、多くのゴミも拾うことができた。コンクリートの割れ目に根付く草も刈り取り、久々にすっきりした。皆のお陰できれいになった。改めて感謝したい。

三陸シーカヤックマラソンin宮古

2008-06-05 16:54:59 | 海だより
 本日、三陸シーカヤックマラソンin宮古の総会が行われた。昨年の事業、決算報告と今年度の事業、予算計画が承認された。
 2001年に始まった大会も今年で8年目となる。毎回100艇前後の参加があり、東日本では大きな大会となっている。上級者から初心者までのコースが設定されて、多くの人が秋の陸中海岸風景美を楽しんでいる。今年も全国から沢山の人に参加してもらい、十分に楽しんでもらいたいと思っている。我々関係スタッフも、もてなしの心で頑張っていきたい。
以下、今年度の主な内容を。

1 開 催 日 平成20年10月12日(日)
2 実施会場 宮古湾内:岩手県宮古市 (リアスハーバー宮古~浄土ヶ浜・日出島間) 
3 競技内容 
 (1)部 門/5キロの部 
  【シーカヤック&スプリント部門】1人艇男・女 【シニア部門】1人艇※ 艇種は問わない。
  【ファミリー部門】2人艇
  10キロの部/【シーカヤック部門】1人艇:男・女 2人艇【スプリント部門】1人艇
  【シニア部門】1人艇
  17キロの部/【シーカヤック部門】1人艇:男・女 2人艇【スプリント部門】1人艇
  【シニア部門】1人艇
  キッズの部(小学生)/1人艇(ファンカヤック)

4 参加費/一般5000円、(70歳以上は2500円)、中学生2500円、キッズは無料

5 申込み締切/9月26日(金)

 詳細については/三陸シーカヤックマラソンレースin宮古実行委員会へ
TEL0193-71-1120 FAX0193-71-1121


天候回復

2008-06-05 09:45:40 | 風待ち談話
 北大平洋を航海してきた北海道のKさん夫妻の「マイウェイ」号は昨日の早朝に宮古を経ったようだ。ここのところ天候も回復してきているので、一気にふるさと函館への船足を伸ばしたに違い無い。あと少しでゴールだ。初の外洋航海といっていたので感慨深いものがあるだろう。

 昨日の夕刊に閉伊川大学の記事が出ていた。7/6から始まるので、多くの参加者があることを期待したい。

 明日は、いわて海洋資源活用宮古地域ワークショップが開催される。ぜひ、こちらにも参加してほしい。

 

写真は浄土ヶ浜でみかけたチェーンソ-アートの作品

 

一本の丸太から作られていました。