みやこ海風だより

市議会報告からNPO活動、海を活用したまちづくり、文化創出のまちづくりをベースにしたつぶやきです。

ICTを活用した教育について

2013-08-06 16:03:15 | 議会のことなど
ICT(情報通信技術)活用の教育が注目される中、宮古市でもタブレット型情報端末iPadを8月9日から、

市内の小学校10校に設置されている特別支援学級16学級に配備することが決まった。

支援が必要とされている児童生徒へのICT活用の有効性は、さまざまなところで実証されている。

こうした端末の活用は学習活動における自立を助けるものにもなり、さまざまなソフトを活用して

表現やコミュニケーションを図る道具としての活用も期待されるものだ。

このICT活用の教育推進については6月議会での一般質問で行った。

その結果、電子黒板も含め年度内に配備されるとの答弁があった。

現代社会は身近にパソコンやスマートフォンなどが普及し、情報通信技術なくして社会が成り立たない

状況でもあり、これからの高度情報社会を担う人材の育成が重要課題であると考える。

国が2011年4月に策定した「教育の情報化ビジョン」においては、「子どもたちの情報活用能力」

「教科指導におけるデジタル教科書・教材や電子黒板などを効果的に活用したわかりやすく、

深まる授業の実現」「教員の校務の情報化」の3点を通して、教育の質の向上を目指すとしている。

これは教育の情報化による学びのイノベーションであり、21世紀を生きる子どもたちに求められる力を育む

教育を行うためには、子どもたちの学習や生活の主要な場である学校において、教育の情報化を推進するということである。

このようなICTを活用した取り組みをすることは、子どもたちの学力の向上や国際感覚を身に付け、養う機会にも繋がる。

しかし、ICTは目的ではなく手段である。あくまでも子どもたちのために行う教育を推進することであり、

それを教育的にどう活用していくかが大切なことであるろう。