自主研修で九州は福岡、佐賀へ3泊4日で行って来た。
当然の事ながら向こうは暑かったが、その間、それ以上に宮古が暑いことにも驚いた。
福岡市、唐津市、伊万里市、武雄市を回ってきたが、移動はレンタカー。
西九州自動車道が整備されいるため時間距離も短く快適に移動できた。
時間の合間を見て、佐世保にも足をのばす事もできたのは自動車道のお陰か。
自動車道一円の経済圏がコンパクトにまとまっている。
広大な面積をもつ岩手、宮古にとってはうらやましい状況で、
せめても沿岸道や内陸との復興道路の早期完成を願うばかりである。
以下、訪問先の概要をー。
福岡では、県が運営する公設の物販サイト「よかもん市場」の概要を研修。
サイトの公設民営方式という珍しい仕組みである。
企画やマーケティング、システム開発・保守は民間が運営している。
東北版も開設しており、支援という形での無料で宮古市の4業者も登録されていた。
K商店の「焼まつも」もあった。私は宮古地方の高級海草とPRしたが、
九州地区での反応はどうだろうか?注目したい。
唐津市では河畔病院を訪問。ホスピス・緩和ケアプログラムの病棟を持っているところだ。
ガンの末期患者に、いかに良い時間を過ごしてもらうか、家族と時間を共有しながら人生を
振り返ったりしている心安らかな施設である。
医師は沖縄出身で、目指した外科医を遠回りしてでもとこの緩和ケアの道に進んだ。
この先生と話しているだけでも自分も心穏やかになれたのは何故だろうか。
伊万里市へ移動する前に、ヨットハーバーを訪問した。来年のインターハイ会場である。
佐賀はヨットのオリンピック選手を輩出している日本でも有数のヨット王国である。
事務所に顔を出したらアトランタオリンピックで日本ヨット界初の銀メダリストとなった
S選手がいた。数年前に研修で一緒になったことがあったが、向こうも覚えていてくれた。
ちょうど市の小学生ヨット教室の閉校式が行われていて、忙しくしていたのであいさつも
そこそこに施設を見学して伊万里に向かった。
伊万里市では「認知症予防事業について」の研修を受けた。
「たっしゃか体操」というオリジナル体操を考案し、各地で教室を開いている。
健康づくりは誰もの願い。ここでは認知症とその家族の会によって安心して暮らせる
まりづくりを目指して多彩な活動をしているのが印象的だった。
伊万里は、あの有名な伊万里焼の里である。ホテルに入る前に、秘窯の里大川内山を訪ねた。
鍋島藩窯跡として国の史跡に指定されている。
陶芸には詳しくはないが鍋島藩窯として栄え、
300年有余の歴史のすべてがこの里に凝縮されていた。
武雄市では「フェイスブックを活用した取り組み」と「有害駆除対策について」を研修。
武雄市は日本で最初に自治体HPをフェイスブックに切り替えた市としても有名で、情報化戦略の
先進地である。
「変化はいつも辺境から」。こうした取り組みが人口約5万の地方自治体を全国有数の情報発信
都市に変貌させた。この戦略で交流人口もネットのアクセスも増え続けている。
ネット社会といえども本物にはやはり人が動くのである。
宮古市でもこの取り組みが必要との声が多くある。そのめたにも現場の生の声を聞きながら、
メリット、デメリットも含め担当者のその覚悟のほどを知る事ができた。
SNSのキーワードは「24 365」だ。24時間、365日、市民とつながっていなければならない。
いつどんなコメントがあり、そしてすぐに対応できるかである。
今この風が吹いている中、やるかやらないか、あとはリーダー次第だ。
ここの市ではとにかく分かりやすい行政機構となっている。
「つながる部」の中にあるこの「フェイスブックシティ課」にはじまり「お結び課」
「わたしたちの新幹線課」「がん検診率向上課」「子ども部」の「未来課」というのがある。
何をやるかは一目瞭然。お結び課も分かりますよね。
そして有害駆除対策で説明を受けたのが「イノシシ課」である。
3万頭?いると言われるイノシシの被害対策をどうするかで誕生した課で、
駆除をしながらその肉を特産品にしてしまおうと取り組んでるところだ。
食肉加工施設を設置し、捕獲したイノシシの肉を買い上げるので、猟友会等のビジネスチャンス
にもつながっている。
私たちの地域は熊とカモシカ、ここではイノシシによる農作物への被害拡大が悩み。
武雄市ではこの厄介ものを、マイナスからプラスに変える発想で、イノシシの肉の
特産品化に取り組んでいるのである。
そこで早速、イノシシ肉のカレーをお土産に買って来た。
今宵は、皆でこのイノシシカレーを味わってみたい。
当然の事ながら向こうは暑かったが、その間、それ以上に宮古が暑いことにも驚いた。
福岡市、唐津市、伊万里市、武雄市を回ってきたが、移動はレンタカー。
西九州自動車道が整備されいるため時間距離も短く快適に移動できた。
時間の合間を見て、佐世保にも足をのばす事もできたのは自動車道のお陰か。
自動車道一円の経済圏がコンパクトにまとまっている。
広大な面積をもつ岩手、宮古にとってはうらやましい状況で、
せめても沿岸道や内陸との復興道路の早期完成を願うばかりである。
以下、訪問先の概要をー。
福岡では、県が運営する公設の物販サイト「よかもん市場」の概要を研修。
サイトの公設民営方式という珍しい仕組みである。
企画やマーケティング、システム開発・保守は民間が運営している。
東北版も開設しており、支援という形での無料で宮古市の4業者も登録されていた。
K商店の「焼まつも」もあった。私は宮古地方の高級海草とPRしたが、
九州地区での反応はどうだろうか?注目したい。
唐津市では河畔病院を訪問。ホスピス・緩和ケアプログラムの病棟を持っているところだ。
ガンの末期患者に、いかに良い時間を過ごしてもらうか、家族と時間を共有しながら人生を
振り返ったりしている心安らかな施設である。
医師は沖縄出身で、目指した外科医を遠回りしてでもとこの緩和ケアの道に進んだ。
この先生と話しているだけでも自分も心穏やかになれたのは何故だろうか。
伊万里市へ移動する前に、ヨットハーバーを訪問した。来年のインターハイ会場である。
佐賀はヨットのオリンピック選手を輩出している日本でも有数のヨット王国である。
事務所に顔を出したらアトランタオリンピックで日本ヨット界初の銀メダリストとなった
S選手がいた。数年前に研修で一緒になったことがあったが、向こうも覚えていてくれた。
ちょうど市の小学生ヨット教室の閉校式が行われていて、忙しくしていたのであいさつも
そこそこに施設を見学して伊万里に向かった。
伊万里市では「認知症予防事業について」の研修を受けた。
「たっしゃか体操」というオリジナル体操を考案し、各地で教室を開いている。
健康づくりは誰もの願い。ここでは認知症とその家族の会によって安心して暮らせる
まりづくりを目指して多彩な活動をしているのが印象的だった。
伊万里は、あの有名な伊万里焼の里である。ホテルに入る前に、秘窯の里大川内山を訪ねた。
鍋島藩窯跡として国の史跡に指定されている。
陶芸には詳しくはないが鍋島藩窯として栄え、
300年有余の歴史のすべてがこの里に凝縮されていた。
武雄市では「フェイスブックを活用した取り組み」と「有害駆除対策について」を研修。
武雄市は日本で最初に自治体HPをフェイスブックに切り替えた市としても有名で、情報化戦略の
先進地である。
「変化はいつも辺境から」。こうした取り組みが人口約5万の地方自治体を全国有数の情報発信
都市に変貌させた。この戦略で交流人口もネットのアクセスも増え続けている。
ネット社会といえども本物にはやはり人が動くのである。
宮古市でもこの取り組みが必要との声が多くある。そのめたにも現場の生の声を聞きながら、
メリット、デメリットも含め担当者のその覚悟のほどを知る事ができた。
SNSのキーワードは「24 365」だ。24時間、365日、市民とつながっていなければならない。
いつどんなコメントがあり、そしてすぐに対応できるかである。
今この風が吹いている中、やるかやらないか、あとはリーダー次第だ。
ここの市ではとにかく分かりやすい行政機構となっている。
「つながる部」の中にあるこの「フェイスブックシティ課」にはじまり「お結び課」
「わたしたちの新幹線課」「がん検診率向上課」「子ども部」の「未来課」というのがある。
何をやるかは一目瞭然。お結び課も分かりますよね。
そして有害駆除対策で説明を受けたのが「イノシシ課」である。
3万頭?いると言われるイノシシの被害対策をどうするかで誕生した課で、
駆除をしながらその肉を特産品にしてしまおうと取り組んでるところだ。
食肉加工施設を設置し、捕獲したイノシシの肉を買い上げるので、猟友会等のビジネスチャンス
にもつながっている。
私たちの地域は熊とカモシカ、ここではイノシシによる農作物への被害拡大が悩み。
武雄市ではこの厄介ものを、マイナスからプラスに変える発想で、イノシシの肉の
特産品化に取り組んでいるのである。
そこで早速、イノシシ肉のカレーをお土産に買って来た。
今宵は、皆でこのイノシシカレーを味わってみたい。
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