最近、調べる事が多い加藤和彦さん。そして昔からのファンであるPANTA。
この二人は交わる事はないなと思っていました。
しかしながら最近、頭脳警察の公式HPにて、
昔の二人の対談記事がアップされました。これはちょっとした驚きです。
やはり「トノバン」の映画の影響って大きいんだなと改めて思います。
自分でも加藤さんの事は意識はしてなかったんですが、
ここに来て、買っていなかったアルバムを買ったりもしましたので。
40年前の音楽雑誌『MUSIC STEADY』に掲載されたリレー対談。
加藤さんがPANTAを指名したそうです。(加藤さんは矢野顕子さんから指名)
当時は、PANTAが『サルベージ』を発表。加藤さんは
『あの頃、マリー・ローランサン』を発表したころです。
嘗ては頭脳警察とサディスティック・ミカ・バンドで
何度か共演はしているようですが、二人の接点はなかったと思います。
その当時に話題となったアルバムを出していたから対談させたような
感じもしますが。しかしながら、自分のやりたい事をマイペースでやるっていう
そんなところは、この二人は似ているかもしれないと思いましたね。
そして、PANTAの『KISS』、『唇にスパーク』の
次のアルバムの予定では、カバー曲を集めたものだったのですが、
これは実現しませんでした。そのアルバムのプロデュースを加藤さんに
お願いしたかもしれないっていう話は興味深かったです。