2月7日に予定されていた頭脳警察のライブ、本来はシーナ&ロケッツとの
ジョイント予定だったもので、亡くなられた鮎川誠さんの追悼ライブと
なるはずのものでしたが、PANTAが緊急入院したため、
残念ながら中止となってしまいました。
PANTAは重度の肺炎だったようで、一時は危篤状態だったとの事。
幸いにして一般病棟に移ったようで、とりあえずは危機を脱しました。
PANTAX'S WORLD | PANTA・頭脳警察オフィシャルサイト (brain-police.com)
肺癌と診断された上での肺炎なので、今後は歌えるのかどうか
という事になります。やるせない気持ちで一杯です。
そのせいか、最近じっくりと聴く機会が少なくなっていた
PANTA、頭脳警察の関連のものを聴きたくなってきましたので、
暫くの間、PANTA、頭脳警察関連のものを多めに上げることになりそうです。
久々に取り出してみたのは、90年代に再結成した時の頭脳警察の
ラストライブ。今から32年前になりますか。
頭脳警察の再結成を知ったのは、当時購読していた
ミュージックマガジン誌にて。当初はそれ程興味はなかったのですが、
レンタル屋でCDを見つけて借りてきた再結成時のアルバム
「頭脳警察7」を聴いてかなり衝撃を受けました。
再結成後の頭脳警察のライブ映像は、「万物流転」がありますが、
これはドキュメント映画のように作りこまれた感じで、
臨場感は低いです。(演奏自体のテンションは高いです)
それに対してこの渋谷公会堂のビデオは、画質こそよくないですが、
ライブならではの緊張感は良く伝わってきます。
70年代の曲から再結成後の曲まで、バランスよく演奏されています。
特筆すべきは、70年代に劇団の音楽用に作られ、
ライブ後に発売されたアルバム「歓喜の歌」に収録された
「最終指令自爆せよ」。ラストライブに相応しい選曲かな。
そして70年代のラストアルバム最後の曲である「あばよ東京」。
最後のインスト部分のテンションが高い隠れた名曲ですが、
ここでも演奏されています。70年代の演奏にも負けてないですね。
自分が持っているのはビデオテープで発売されたものですが、
後日DVD化もされていて、買っておけばよかったと後悔。
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