自分はドラマは殆ど見ない人ですが、
10月2日から始まるNHK連続テレビ小説「ブギウギ」は、
ちょっと気になったのでチェックしたいです。
このドラマの主人公は、笠置シヅ子さんがモデルになっています。
当然、自分が生まれるずっと前に活躍していた人ですので、
接点はないですが、歌っている曲が当時としてはかなり面白く、
笠置さんの独特な歌い方もあって、一時期注目した事がありました。
特に「買い物ブギー」の自由奔放さは何コレと驚いたものです。
服部良一さん(当然、ドラマにもモデルになった人が出ます)も
凄いやと感心したっけなぁ。
これは知らなかったのですが、作詞者の村雨まさをというのは、
服部良一さんの作詞家としての名称なんですね。
歌詞に〇んぼという表現があるため、放送禁止になった事も。
該当部分を丸ごとカットして編集しているものが今聴けるバージョンです。
歌詞を変更して歌われる事もありますが、
オリジナルを尊重してほしいと思いますね。
更にSP時代には時間が足りなくて、おっさんとのやり取りの後の
おばあさんとのやり取りの部分がカットされています。
(今聴けるバージョンも全てカットされています)
ちなみに続きの歌詞は、
そんなら 向かいのおばあさん
わて忙しゅうて かないまへんので
ちょっとこれだけ おくんなはれ
書付渡せば おばあさん
これまた 〇〇〇で読めません
手さぐり半分 何しまひょ
わてほんまによう云わんわ
わてほんまによう云わんわ
ああしんど
〇くらという用語がありますので…。
ちなみに「ペ子ちゃんとデン助」という映画の中で歌われるシーンには、
この部分も歌われています。(修正なし)
若き日の黒柳徹子さんも映っているとか。
ドラマでは歌われるのかどうか、ちょっと注目したいです。
ちなみに「仁丹」という商品名も歌詞にあるのでどう処理するのか…。
う~ん、ドラマに興味がない自分が書くとこんな記事になってしまいます。
ご容赦を。
今回は「買い物ブギー」に注目して記事を書いたのですが、
70年以上前に作られたとは思えない独特な曲で、
服部良一さんの才能は凄かったと感じます。
よく考えてみたら、この時代の自分の知っている曲って
淡谷のり子さんの「別れのブルース」とか、渡辺はま子さんの「蘇州夜曲」、
藤山一郎さんの「青い山脈」とか、服部良一さんの作品ばかりです。
「買い物ブギー」もややこしい曲ながら、
色々な人にカバーされていることからも愛されているのがわかりますね。
余談ですが、色々なブギを歌っている笠置さんですが、
一風変わった感じのブギが「ホームランブギ」です。
後年、吉田拓郎さんもカバーをしています。アレンジは現代風ですが、
歌詞はオリジナルのままのようです。球団名も昔のままですね。
何と拓郎さんが歌う「ホームラン・ブギ 2003」
いや~楽しいです。
ブギがロックになっていますね。
ライブそのものが盛り上がります。
拓郎さんの「ホームランブギ2003」は、プロ野球の情報番組の
テーマ曲として使用されたようで、
拓郎さんの最後のシングル「純」に収録されています。
この「純」という曲は、某アニメの主題歌です。
PVはそのアニメのオープニングの映像のパロディも使われています。
https://www.youtube.com/watch?v=0ltxzVsA_h8
アニメ自体は下らないのでとてもお勧めは出来ませんが。