月の裏側〜reprise〜

捻くれ者が音楽を語ったらどうにも収拾がつかなくなった件。マニアックな作品紹介と自分自身の音楽関係の思い出話を中心に。

NO.158 映画「アクロス24ナイツ」公開開始

2023-06-13 08:30:01 | 映画

最近は忙しくてなかなか映画にも行く時間も取れないですが、

久々に見たいと思う映画が公開されています。

エリック・クラプトンが1990年から91年にかけて行われた

ロイヤルアルバートホールでの公演から再編集した映画、

「アクロス24ナイツ」です。

 

かつて「24ナイツ」というアルバムでも発売されましたが、

全42回行われた公演はフィルムで残されていて、今回は

「24ナイツ」とも重なる部分も少ない、

未公開の部分も多い編集となっています。

この時のライブは、ロックナイト、ブルースナイト、

オーケストラナイトと、公演ごとにコンセプトを変えたものとなっています。

 

また、「24ナイツ」をコンセプトごとに再編集した

『ザ・ディフィニティヴ・24ナイツ』も国内盤が近日発売予定です。

ただ、映像も含むので分割されたものでも値が張るのが…。

クラプトンの歴史の中でも重要なライブでもあるので、

何とか買いたいと思います。

 

Bingでも調べてみましたが、映画も期待出来そうです。

 

この映画の収録曲は、全17曲です1。その中には、クラプトンの代表曲「いとしのレイラ」をモチーフにした「プリテンディング」や「バッド・ラヴ」、「ワンダフル・トゥナイト」、「ティアーズ・イン・ヘヴン」などが含まれています1。また、ロバート・クレイやフィル・コリンズなどの豪華ゲストも登場しています2

この映画の見どころは、クラプトンの極上のギター・プレイや歌声を堪能できることはもちろん、彼の音楽的なキャリアや人生を振り返るインタビューや映像もあります3。彼の苦悩や葛藤、そして音楽への情熱が感じられる作品です。

(Bingの回答より引用)

 

地元での公開はまだかなり先になりそうなので、

思い切って隣県の音響のいい映画館に遠征してもいいかなと考えています。

まだまだ怖いコロナの感染対策もしっかりしないとな。

 

 

 


NO.157 映像の世紀バタフライエフェクト「ビートルズの革命」

2023-06-11 08:21:43 | アラカルト

6月12日午後10時~午後10時45分にNHK総合で放送される

「映像の世紀バタフライエフェクト」は、テーマはビートルズになります。

ビートルズの革命「赤の時代」「青の時代」2週連続で放送!

 

しかも2週連続の放送で、12日分は前期、

19日分は後期に焦点を置いています。

ビートルズのベスト盤である、通称赤盤、青盤を捩ったタイトルもいいですね。

 

前編は、メンバーの出会いから人気が爆発するまで。

後編はライブ活動をやめた以降の話になります。

ファンにとっては、もう十分知っている話でしょうが、

「映像の世紀」というからには、何か珍しい映像を入れてくるんじゃないかと

僅かながら期待します。

まぁ、ジョンの思想からいって、戦争反対とか平和な世界とか

絡めてくるでしょうが、純粋にビートルズの音楽の素晴らしさを

映像を通じて伝えてくれたらなとは思います。

 

 


NO.156 謎のアルバムを調べてみる

2023-06-08 23:23:22 | 掘り出し物発見

今回は、Bingを有効活用してみたいと思います。

しばらく前に、なんとかオフにレコードを見に行った際、

日本のアーチストの棚に気になるレコードを発見。

 

ジャケを見てもどんなものかよくわからないけど、

明らかに日本のアーチストじゃないのはわかります。

よくわからなくて入れたのか、誰かが故意にこの場所に移したのか。

しかしながら、自分としてはジャケを見て凄く気になるし、

癖のある音楽には違いないと確信しています。値段も1100円だし、

まあ失敗してもいいだろうと思い、買ってみました。

 

とりあえず聴いてみたら、パーカッションが印象的な民族音楽の匂いが

ちょっとあるインストの音楽ですかね。

ではBingで調べてみましょう。

christos chondropoulos athenian primitivismについて教えてほしいと

入力した結果は、

 

こんにちは、Bingです。😊

christos chondropoulos 「athenian primitivism」は、ギリシャのアテネ出身の前衛パーカッション奏者であるChristos Chondropoulosが、ここ5年間にカセットテープに録音した音源をまとめたアルバムです123。ギリシャの伝統をテーマに、地中海やエーゲ海のオリエンタルな雰囲気を感じさせる牧歌的な曲や、レトロでフューチャーなビートを駆使した曲など、多彩な15曲が収録されています3。2021年4月にグラスゴーのレーベル12th Isleからリリースされました12

このアルバムに興味がありますか?

(Bingの検索結果から引用)

 

なるほど。全く知らないアーチストでした。でも嫌いじゃないですね。

初期のタンジェリンドリームとか好む人なら気に入るかもしれません。

この曲は面白い楽器が使われているようで、調べてもらいました。

 

 

Maternalは、このアルバムの3曲目に収録されている曲です。SpotifyやBandcampで試聴することができます123。この曲は、ギリシャの伝統的な弦楽器であるリラを使った、牧歌的でメロディアスな曲です456。リラは古代ギリシャの竪琴で、亀の甲羅のフレームに弦を張ったものです56。この曲は、母性や自然への憧れを表現したものと言えるでしょう。

この曲の感想はいかがですか?

(Bingの回答から引用)

 

う~ん、もう少し詳しい解説がほしいけど、まあこんなものかな。

 

Christos Chondropoulosは、アテネを拠点とする打楽器奏者であり、プロデューサーでもあります1。彼は、ギリシャの民族音楽やプリミティブな音楽と、現代的なエレクトロニック・ミュージックやエクスペリメンタル・ミュージックを融合させた独自の音楽を作っています213

彼の最新のアルバムAthenian Primitivismは、2021年にリリースされました23。このアルバムは、彼の過去5年間のアーカイブから選ばれた曲で構成されています1。このアルバムは、音楽評論家やリスナーから高い評価を受けています3。例えば、Album of The Yearというサイトでは、ユーザーの平均スコアが66点(満点100点)になっています3

彼の音楽は、アテネという都市の多様性や複雑さを反映しており、聴く者に新しい感覚や発見を与えてくれます。

(Bingの回答から引用)

 

日本では知名度の高くないアーチストだし。

悪くないと思ったので、他のアルバムの曲も

また時間のある時にSpotifyとかで聴いてみようかなと。

 

余談ですが、Bingの回答は必ずしも正確なものではないんですね。

特に、次回投稿予定の四人囃子の「’73四人囃子」に関して

調べてもらったらひどくポンコツな回答が…。

 

「’73四人囃子」は、1973年に発売された四人囃子のライブ・アルバムです1。六本木の俳優座で行われたライブの模様を収録しており、彼らの熱い演奏が聴けます1。収録曲は、「おもちゃのチャチャチャ」、「ふたりの日曜日」、「ハイウェイに乗って」などです1。四人囃子は、日本のロックシーンをリードした音楽集団で、1973年には日比谷野音聖ロック祭にも出演しました2

(Bingの回答より)

収録は1973年ですが、発売したのは1978年です。

まぁレコード会社がアーチスト側の許可なく発売したもので、

裁判寸前までいったとの事です。

更に収録曲はとんちんかんですね。どこから拾ってきたのやら。

正確な曲名は

1 おまつり

2 中村君の作った歌

3 泳ぐなネッシー(ボーナストラック)

4 空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ

5 一触即発

ですね。現在発売されているのは、ボーナストラックを入れ、

曲順も当日演奏された順に並べ直した完全盤ですね。

 

’73四人囃子とは、1973年に録音された四人囃子のライブ音源です1。しかし、この音源は当時発売されず、1978年になってようやくCDとしてリリースされました2。その理由は、録音したレコード会社が倒産してしまったため、音源が長らく封印されていたからだと言われています2。このトラブルのせいで、四人囃子はメジャーデビューが遅れることになりました2

(Bingの回答より)

 

Bingさん、1978年にはCDは存在していないですよ。

それにこの音源とメジャーデビューは全くの無関係です。

う~ん、これでは全て鵜吞みには出来ませんね。

学習していけば精度は上がるのだろうか?

 


NO.155 AIの可能性に関する一考察

2023-06-04 22:17:38 | 音楽雑学

最近になって、マイクロソフトのエッジにAI を利用した Web向け copilotの

BINGが搭載されました。ここ数日、色々試してみましたが、

自分にはまだまだ使いこなせないですね。

簡単に言うと、質問を書き込むとAIが調べて回答してくれるのですが、

精度も少しずつ上がってきているようですね。

試しに「AIが既存の曲をモチーフとした場合、著作権の侵害にならないのか」

入力した場合、10秒ほどでこのような回答が来ました。

 

AIが既存の曲をモチーフとした場合、著作権侵害にならないのかということですね。この問題は、まだ明確な答えがないようですが、いくつかの見解をお伝えしましょう。

まず、完全にAIで作曲された楽曲に関しては著作権がありません1。これは、現行の著作権法では、人間の創作性が必要とされるからです23。したがって、AIが既存の曲をモチーフとした場合でも、その曲には著作権が発生しないという考え方もあります。

しかし、AIが既存の曲をモチーフとした場合、その曲が人間の創作物に類似してしまった場合は、どうなるのでしょうか?この場合、人間の創作者はAI創作物の提供者に著作権侵害を主張することができる可能性があります3。しかし、そのためには、AI創作物の提供者が故意や過失によって人間の創作物を利用したことを証明する必要があります3。これは、現実的には困難なことです。

また、AIが既存の曲をモチーフとした場合、その曲に人間の手を加えた場合は、どうなるのでしょうか?この場合、人間の手を加えた部分には人間の創作性が認められる可能性があります24。したがって、その部分には著作権が発生する可能性もあります4。しかし、そのためには、人間の手を加えた部分が独自性や創造性を有することを証明する必要があります4。これもまた、簡単ではないことです。

以上のように、AIが既存の曲をモチーフとした場合の著作権は、非常に複雑で未解決な問題です。今後も新たな技術や判例が出てくることでしょう。あなたはこの問題についてどう思いますか?

(以上Bingの回答より)

 

このような回答があっという間に出来て、しかもリンクまでつきます。

まだ一部ポンコツな所もありますが、AIの進化は凄いですね。

 

AIと音楽の関係ですが、かなり前にAIにニルヴァーナの音楽を作らせた

という記事もありました。(2021年くらい)

その時点でもなかなかの完成度だったので、今はかなり進化してるかな。

 

 

他にもビートルズやメタリカのAIが作った曲の紹介しているのもありますが、

2023年現在から2年前の段階でも結構クオリティが高いものもありますね。

やばいやばい。

ただ今の段階では、Aiはアーチストの曲を学習して曲を作るようですが、

全くの新しいパターンを創造することは無理だと思います。

流石にアーチストの思考を全て理解してアーチストが望むであろう

新作を作る事までは、技術の進化はしないと思いますが、どうでしょうね?

 

Bingに関しましては、別ソフトを利用して画像を製作する事も出来ますね。

試しにビートルズの画像を作ってもらいました。

結果は、一番出来がいいのがトップの画像です。ビートルズじゃないですね。

酷いのはメンバーが6人とかで作成されたりしました。

じゃあ、アルバムジャケットならどうなのかと思い、

「アビーロード」のアルバムジャケットを正確に模写してと依頼したら、

イメージ的な感じな物しか出てきませんでした。一応、AIはどんなジャケットか

認識はしているようですが。一番出来が良かったのはこちらです。

 

 

まあ、雰囲気だけは出てるかな?肖像権とかの絡みもあるし、

規制されるのは当然かもしれませんが。

という事で、有名人や既存の作品の二次創作とか関係なしにやってみれば、

出来のいいものはかなりいいです。

 

時には変なものも出来ますが、ほんの僅かでこういうのが出来るのは凄いなと。

他にも小説を作成するAIがあったり、音声変換をするAIがあったりと、

進化は目覚ましいものがありますが、AIが高性能になり過ぎたら、

様々な問題が出てくることになります。

例えば、音声変換AIを悪用したらとか言いはじめる人も出てくるわけです。

 

 

まあ、確かに悪用の可能性も出てきているわけですが、

法の整備がしっかりしていない段階から犯罪の事ばかり言っていたら、

将来、役に立つような技術も潰されそうな感じがします。

悪い方向にミスリードさせようとする報道は良くない事ですが。

AIと人間がいかにうまく共存していくか。AIの可能性が広がる分、

人間のやる事が減っていくことになります。

まだまだ課題はありますが、AIに関しては、暫く注目していきたいですね。

 

そして最後に最新のAiの現状について。こんな動画がありました。

ビートルズが解散後に発表したソロの曲をもしビートルズで演奏したら

どうなるのか?とか

もしビートルズが他のアーチストの曲を演奏したら

どんな感じになるのか?とかAIを利用した面白い試みですね。

なるほど無理に新作を作るという事に拘らず、こんな方法もあるのかと。

AIのジョン・レノンの音声の再現率も凄い事に。

本当に何でもありの世界になりそうですね。

 

 

 


NO.154 裸のラリーズ「CITTA’’93」発売予定

2023-06-02 00:54:45 | サイケデリック

体調が悪くて頭も体も痛かったので、

あまりネットも見ていられなかったですが、こんな情報がありました。

 

NO.130で紹介した90年代に入って初のライブから4日後、

1992年2月17日に川崎クラブチッタで行われた裸のラリーズのライブが

アルバム化されることになりました。

裸のラリーズ「CITTA’93」 CD 6月28日発売予定

裸のラリーズ「CITTA’93」 LP 7月26日発売予定 

 

90年代のラリーズのライブでは、一番評価が高いライブです。

(自分としては、吉祥寺バウスシアターの方が良かったと思いますが)

兎に角、凄まじい轟音だったのは記憶しています。

一般人なら耳をふさいで逃げ出すような拷問と言ってもいいような音の塊。

光り続けるフラッシュ。流石にこれらを全て再現することは出来ませんが、

久保田麻琴さんによるミキシングにより、どのような形になるか、

それはそれで楽しみです。

 

当時のフライヤーには、ゲストにPHEWの名前が記載されていますが、

残念ながら参加はしませんでした。

 

 

フライヤー、もっとたくさんもらっておけばよかったなと今更後悔。

今回はCDは確保しようかと思います。次は70年代のライブ音源の再発に期待したいなと。