こんばんは下宮です。
寒い日が続きますね。
日本酒造りの世界はいよいよ終盤戦に入ります。
そしてそれが終わると営業活動
実はここにきてグーンと伸びている日本酒があります。
それがこの竹雀
岐阜県の小さな酒蔵です。
農大を卒業し、修行から帰ってきた息子さん
まだ20代!
彼が造る日本酒と初めて出合ったのが昨年の岐阜の若手が主催するイベント
その中でとにかく一番強く印象に残ったのがこの酒でした。
惚れ込んだと言っていいでしょう!
その段階では東京の酒販店は一軒のみ
すぐにその酒販店から買ってきて皆さんに呑んで頂きました。
しっかりした良い日本酒なんです。
でも、ここまではよくある話
頑張って良い日本酒を造る蔵は沢山ありますし
実際に出合っています。
ここからが違う
ある日開店早々、若い男女が入ってきました。
外回り担当でしょう
身なりがスーツでピシッと決まっています。
一体何の営業だろうと思っていたらその蔵の若夫婦でした。
若いふたりが中心になってお父さんと一緒に造っているようです。
購入したことですぐ来てくれたそうです。
嬉しかったです。
そしてとても素直でした。
東京でこの日本酒を売りたい!
成功させたい!!!
その思いは伝わってきます。
その場でふたりに色々とアドバイスをしました。
こんなアドバイスもこれまで数回経験していますが
実際に行動したのは彼らが初めてでした。
昔は物を造って待ってれば売れる時代でした。
こうした店も同様です。
でもそんな時代はすでに終わっています。
営業活動がいかに大切かと伝えました。
するとその場で若奥さんが営業担当に
御主人は酒造りにと担当がはっきり分かれました。
私も二軒酒販店を紹介しました。
即サンプルをお届けしたり
実際に会いに行ってお話したり
その熱意はさらに人を動かすものです。
そして東京で一番大きな影響力のある酒販店さんで認められ置いてもらえることになったそうです。
そこでアドバイスされたことがラベルでした。
東京で勝負するにはラベルも大切であること・・・・。
それも即変更(それがこちらです)
営業活動って地味ですが、一軒一軒回ることだと私は逆の立場で思います。
それが特に日本酒の世界では若手も含めてまだまだ気づいていない盲点です。
こうして地味に動いて相手に伝え
感動させて
その人がまた人を動かす。
この日本酒は四谷で超有名な飲み屋さんの御主人も惚れ込んだそうです。
さっきも言いましたが物はつくってばかりではだめなんです。
営業活動が大事
それもイベントではなく
地味に一軒一軒回ることです。
昔からやっているその方法です。
そしてそのあとに必ず数字が付いてきます。
それをやるとやらないでは差が多く開いていきます。