日本酒の専門店です

私は大学で発酵の勉強をしました。ここでは私達の身の回りを取り囲む、日本酒をはじめとする発酵食品を楽しくご紹介したいと思います。

今の時代物は造ってばかりじゃなく営業活動が大事

2012年02月21日 19時05分16秒 | つぶやき

こんばんは下宮です。

寒い日が続きますね。

日本酒造りの世界はいよいよ終盤戦に入ります。

 

そしてそれが終わると営業活動

実はここにきてグーンと伸びている日本酒があります。

それがこの竹雀

岐阜県の小さな酒蔵です。

農大を卒業し、修行から帰ってきた息子さん

まだ20代!

彼が造る日本酒と初めて出合ったのが昨年の岐阜の若手が主催するイベント

その中でとにかく一番強く印象に残ったのがこの酒でした。

惚れ込んだと言っていいでしょう!

 

その段階では東京の酒販店は一軒のみ

すぐにその酒販店から買ってきて皆さんに呑んで頂きました。

しっかりした良い日本酒なんです。

 

でも、ここまではよくある話

頑張って良い日本酒を造る蔵は沢山ありますし

実際に出合っています。

 

ここからが違う

ある日開店早々、若い男女が入ってきました。

外回り担当でしょう

身なりがスーツでピシッと決まっています。

一体何の営業だろうと思っていたらその蔵の若夫婦でした。

若いふたりが中心になってお父さんと一緒に造っているようです。

購入したことですぐ来てくれたそうです。

嬉しかったです。

 

そしてとても素直でした。

東京でこの日本酒を売りたい!

成功させたい!!!

その思いは伝わってきます。

 

その場でふたりに色々とアドバイスをしました。

こんなアドバイスもこれまで数回経験していますが

実際に行動したのは彼らが初めてでした。

 

昔は物を造って待ってれば売れる時代でした。

こうした店も同様です。

でもそんな時代はすでに終わっています。

 

営業活動がいかに大切かと伝えました。

するとその場で若奥さんが営業担当に

御主人は酒造りにと担当がはっきり分かれました。

私も二軒酒販店を紹介しました。

 

即サンプルをお届けしたり

実際に会いに行ってお話したり

その熱意はさらに人を動かすものです。

そして東京で一番大きな影響力のある酒販店さんで認められ置いてもらえることになったそうです。

そこでアドバイスされたことがラベルでした。

東京で勝負するにはラベルも大切であること・・・・。

それも即変更(それがこちらです)

営業活動って地味ですが、一軒一軒回ることだと私は逆の立場で思います。

それが特に日本酒の世界では若手も含めてまだまだ気づいていない盲点です。

こうして地味に動いて相手に伝え

感動させて

その人がまた人を動かす。

この日本酒は四谷で超有名な飲み屋さんの御主人も惚れ込んだそうです。

 

さっきも言いましたが物はつくってばかりではだめなんです。

営業活動が大事

それもイベントではなく

地味に一軒一軒回ることです。

昔からやっているその方法です。

そしてそのあとに必ず数字が付いてきます。

 

それをやるとやらないでは差が多く開いていきます。

 

 


当店オリジナル日本酒・於茂多加はこれが最後の1本となりました

2012年02月20日 02時04分54秒 | 発酵食品 貴重な日本酒

こんばんは下宮です。

 

とても大切で残念なお知らせがあります。

 

皆様に本当に愛飲されてきた

当店オリジナル日本酒・於茂多加(宮城県塩竃市 阿部勘酒造店)

突然ですがこれが最後の1本となりました。

写真の於茂多加は1年前のもの

1年寝かせたことで味がまろやかになっています。

 

実は今年も完成してお店に入ってきたんです。

まず斜めラベルがない!

「福露搾り生原酒」と書いたラベルです。

アルコール度数も少し低いし味もずいぶん違う。

 

営業担当に聞いてみると

今回は機械搾りで

ろ過前に水を入れているとの報告でした。

 

味に深みがないのです。

優しく呑みやすい味になっていました。

相当苦しみました。

 

「気に入らなかったら返して下さい」

 

そういう問題ではない。

私はオリジナル於茂多加の味を大切にしたい。

それはお客様が「これは美味しいー!」と心から見せる笑顔のためです。

初めて呑んだ方も

常連さんもみんなが幸せになってくれる味だったからです。

 

間に入っている酒販店さんとも話しをし

再度福露搾りの於茂多加を造ってもらえないかと依頼しましたが

返事はノーでした。

残りわずかとなりましたが味わって呑んで下さい。

ありがとうございました。


大切な方を心からお迎えする玄関の花

2012年02月20日 01時49分56秒 | つぶやき

こんばんは下宮です。

 

寒いですね。

こんな日、女将はお花屋さんへ立ち寄ってからお店へ。

 

この空間にこんな寒いに日わざわざ足を運んで頂けるなんて素晴らしい事ですよね。

だって出かけるのがいやになる寒さですよ。

来て下さるってすごいことだなと実感するようになりました。

 

ではどうしたらいいのか?

それに答える必要があると考えます。

それはどんな職場でも一緒!

病院だろうが

役所だろうが

銀行だろうが

貴方の会社・職場はどうですか?

 

女将はそのひとつが花だと思ったんです。

お花を習っている訳ではありませんが、慣れないながらも一生懸命活けていました。

 

40分も!!!

 

トイレの花

玄関の花

カウンターの花

 

この空間で心地よく過ごして頂けるようにと思って

ささやかな演出です。

 

 


2月18日(土)のつぶやき

2012年02月19日 01時14分44秒 | つぶやき
00:08 from gooBlog production
幸福を売る仕事 blog.goo.ne.jp/sake-shimomiya…

03:23 from web
帰ります。おやすみなさい。

17:01 from web
@poivre_rouge さん、フォローありがとうございます。我が家の黒猫が二匹おります。よろしくお願いします。

23:36 RT from web
まだ先ですが、八戸を盛り上げていこう!ということで、4月14日?に新橋の「わっつり」「北の台所おんじき新橋家」の2店で『陸奥八仙を楽しむ会』を同日開催します!両店とも八戸出身のオーナーさん。地元八戸の食材をふんだんに使った郷土料理と共に陸奥八仙をご堪能いただければと思います。
駒井秀介さんのツイート

by pokonyan1020 on Twitter

幸福を売る仕事

2012年02月17日 23時51分06秒 | つぶやき

こんばんは下宮です。

 

静かな東中野です。

きっと雪のせいだと逃げたい

しかし違うかもしれない。

 

日本酒を売るために店を開店し

日本酒がすすむようにと肴を準備

これで万全と思っていると違う。

 

日本酒をなぜ呑まなくてはいけないのか?

手造りされた日本酒は数が少ない

つまり本物の日本酒には街中では総滅多に出会えないと言うこと。

本物の日本酒

発酵食品=日本酒は、きっと口にした人の心を溶かし

笑顔が自然と生まれ

幸福な気持ちにする働きがある。

 

頑張った自分の心の疲れと体の疲れをほぐすと私は信じている。

 

そこにちょっとだけ

気の利いたつまみや季節料理があれば

またまた言うことはない。

 

ひとりでもいいから

幸せになってほしい!

自分と出会ったことで不幸になるのではなく

出会えて良かったと言われる存在でありたい。

私に出来るその手段が

日本酒と季節料理である。

 

そして今夜もそのお手伝いをさせて下さい。

 

幸せに乾杯!

 

 


本日のおすすめはノドクロ

2012年02月17日 18時11分20秒 | 発酵食品 日本酒を楽しむ料理

こんばんは下宮です。

 

私が築地に行く日はどうしてこんなに冷え込みが厳しくなるんでしょうか?

気のせいですかね。

早朝の築地は2度!!!

じっとしていられないのでさっささっさと動きます。

 

そして入荷したのがノドクロ

千葉産です。

一匹仕入れてきました。

煮ても焼いても美味しいですね!

2,500円とさせて頂きます。


2月16日(木)のつぶやき

2012年02月17日 01時16分32秒 | つぶやき
00:48 from gooBlog production
不揃いですが三鷹で採れたふきのとうです! blog.goo.ne.jp/sake-shimomiya…

16:55 from web
@sobamangetsu 様、フォローありがとうございます。こちらこそ、どうぞよろしくお願いします。

23:41 from web
今夜は和風ピザの日~?本当によく注文が入りました(感謝)こんな風に集中する料理ってあるものです。

23:42 from web
本マグロ・手作りしめ鯖売り切れた!

by pokonyan1020 on Twitter