おしゃべりピアノの今日の一言♪

考えたこと感じたことを 気ままに徒然に〜

夏休みに向けて~ピアノ練習法♪の1つ?かな。

2009年07月17日 | Weblog
ようやく~梅雨が明けました!暑いですね~
みなさま、お元気ですか?
浴衣コンに向けて、ラスト1ヶ月、いろいろと楽しいアイデアを練っている方、コンクールに向けて分刻みで練習している方、秋のZ先生のレッスンに向けて励んでいる方…夏も、休むことなくピアノは奏でます~

さて、明日から夏休みという学生のみなさん、1年で一番長いお休みですね。
そこで、今週の学生さん達のレッスンを通じて、少し「う~~ん…」と苦しむレッスンも多かったため、私事で恐縮ですが、ピアノの練習法について、少し厳しめに(先生らしく~)子供の頃を振り返りつつ、書いてみたいと思います。

まず、家での決まりごとというのがありました…
それが、門限とか嘘をつかない、とかそういう類のことではなく~


① 本を読んだら、どんな本でも読書感想文を書くこと。(これは小学1年から中学生ころまで続けていたので、今でもノートが残っています)

② ピアノ教室で合格した曲は、家で録音をして仕上げること。(これは、仮におまけで合格したとしても家では、先生に直されたことを守って、まちがえずに弾けるまで練習しなくてはいけなかったので、けっこう大変でした。)

③ ブルグミュラーの場合は、合格した曲はレパートリーとして、いつでも全曲続けて(まちがえずに)弾けること。(←ソナチネの場合も同じように…)これは、少しでも、まちがえると台所にいるはずの母が飛んでくるので、いつも緊張して弾いていたような気がします(が、そもそも家族の誰もが音楽無知だったので、小学1、2年の子が、いつでもスラスラと上手に全曲を通して弾くことがどれくらい難しいのか、わからなかったのかもしれません

その他、何気なく遊びながら音楽に触れた経験は…妹と2人で、3チャンネルの音楽番組を観ながら、テレビの前で指揮者のマネをしたり~リヒテルやホロヴイッツの演奏を聴きながらピアノの蓋の上で、ピアニストになった気分で指を動かしたり~あるいは自分も一緒に合わせて弾いてみたり~誕生会などでは、童謡や流行の歌手の曲の伴奏を弾きながらみんなで歌ったり…

たぶんレッスンの曲を練習する時間は長くて45分くらい、あとはそんな遊びの時間が多かったかもしれません~

レッスン曲の1曲を両手で弾けるまでに何週間もかかる方や、思ったように進まない方には、「もっと練習時間を増やしてください」と、よく言っているような気がしますが、実際、自分自身を振り返ってみて、もし、小学生の頃に、毎日1時間以上の練習を強いられていたら、たぶん、とっくにピアノをやめていただろうなぁ~と思います。
きっと、楽譜を見て両手で弾けるまでに1、2日以上かかる人にとっては、その曲は大変難しいのだと思います。あるいは、譜読みの力が遅れているか…そんな曲を、我慢をしながら何時間もかけて練習するよりは、楽譜を見ながら耳から聴いて音に慣れたり、あるいは少し簡単な曲に戻って短期間で次に進めるような教材に変えたり、譜読みだけの問題で前に戻りたくない場合はことごとく譜読みを強化できるように問題集をやるなど努力する、とか短期間で集中して仕上げられる力をつけることは、大切だなぁと痛切に感じたりします。

などなど~今日は(たまには)真面目に、思いつくままに書いてみました
コメント
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