2010年7月13日(火)雨
手取川
雨なのに全く増水しない
雨が降った時、手取川ダムが完成前の前の
5分の1しか水を流していない。
ダムに泥を溜めている。
雨が降ったら、上水も底の泥も流してしまわないと、
雨降り後は、泥水から水道水を作ることになる。
泥水を飲み水にするには、たっぷりの有害化学薬品を
混ぜる必要がある。
沈殿した泥は、産業廃棄物として
産廃業者に引き取られる。
水道水は、産業廃棄物の上澄み液。
浄水施設は、東京ドーム数十個分はあるかもしれない。
ダムに貯水されたたった1%の水が
県の水道水として使われる。
水道水は、石川県民の3分の2、
つまり70万人が飲む水道水となる。
手取川ダムの目的は、土石流を止めること。
昭和9年の洪水は、一の瀬に流れ込んだ土石流
この再現を稀有して手取川ダムが作られた。
土石流が発生しないかを、24時間体制で監視しいる。
発生したら満杯の手取川ダムに流れ込む。
いつも満杯の手取川ダムに土石流が流れ込んだら
どうなるか。
ライブカメラで見た手取川ダムはいつも満水。
泥を流さなくなってから千里浜が痩せてしまった。
何の因果もない。
千里浜は、唯一、波打ち際を自動車で走れる砂浜。
テレビコマーシャルに使われる。
砂の粒子がきめ細かい。
普通の砂でない。
白い砂。
白山の火山灰の粉かもしれない。
泥流さないと、千里浜なくなる。
千里浜の泥と手取川ダムの砂を
分析した勇気のある研究者いない。
地元の人が研究会立ち上げないと観光資源なくなる。
「昔、千里浜がありました。
自動車で砂浜をれたそうです」
可能性のある所から調べていかないと。
因果関係ないかもしれない。
あるかもしれない。
ダムの放水スイッチ操作1つで自然は戻るかもしれない。
やってみないと机上では、絶対に分からない。
だから、大学・大学院や研究機関がある。
「実験」した「結果」に、あとで「理屈」を付ける。
「理屈」は、「実験結果」に敵わない。
理屈だけで反論して何の因果もないというのは、
千里浜に行ったことのない人。
地方の常識は、砂浜を自動車で走れる。
出向で来ている一見さんの役人は信じない。
砂浜を自動車で走れる理屈を説明などできるはずがない。
他に例がない。
しかし、事実として、自動車、観光バスが8kmの
砂浜を走れる。
事実は事実だ。
能登の観光資源まで影響している。
手取川ダムと千里浜の因果関係がないとは
科学的に証明できない。
それならば、
千里浜を自動車で走れることを
科学的に証明してください。
絶対に証明などできません。
手取川のダムの底の砂と泥を雨の度毎に
手取川本流に流してください。
理屈で説明できないことの方が、
遥かにたくさんあります。
ダムの放流スイッチを押すか押さないかだけの問題です。
費用は発生しません。
唯一、手取川河口の美川漁港の入り口が
土砂で埋まります。
手取川の左岸か右岸にそれ相当の防波堤を作ると
河口に堆積する砂を防止できます。
海流は、福井方面から能登に向かって流れています。
海に張りだした堤防の造り方は、土木業者よりも、
外国航路を航行した経験者がとてもよくご存知です。
堤防内を土砂で埋めるも、水で満たすも
堤防の設計次第です。
手取川水系の流域及び河川の概要(PDF)
↓「手取川ダム
農業用水利用 10%
水道水利用 1%
発電用水 89%」 石川県資料より↓
《手取川農業用水利用 ~ 》の記事
「第1回 手取川懇談会」出席者名簿
「第2回 手取川懇談会」の懇談結果
聞書き(懇談会出席者より)
呼ばれた懇談会参加者も困惑しとった。
専門でないのに、分かる訳がない。
現在の問題点を何も知らせてもらえない。
漁協、釣り人、周辺商店、現場の研究者は
どこにもいない。
意味が分からん。
聞書き終わり