サラリーマンのよもやま話

50代独身サラリーマンが思いのすべてをぶちまける!…ってほどの大袈裟なものではなく、ただの日記です。

墜落寸前やったのね

2009年07月05日 16時39分14秒 | 時事ネタ
日航は国支援、全日空は自力増資 対極の立て直し(朝日新聞) - goo ニュース

昨日、わが社にもボーナスが出たことは書いたけど、やっぱりどこもかしこも不景気だね。
航空会社なんて言ったら花形職業やんか。
ましては日本を代表する2大航空会社。
高給取りで不景気知らずなんて思ってたら、そうでも無かったんやな。

でも。
普通の民間企業と違うトコロは、やっぱり「お国」が助けてくれるってとこかな。

金子国交相は「異例の措置を重く受け止めてほしい」ですと。
うんうん。
おっしゃるとおりだ。
今、日本中の企業が厳しい。
ましてや競合相手の全日空が何とか自分で頑張って行こうとしている中で、日本航空だけがお国に助けてもらうんじゃあ、納得いかんわな。

…でも。
国交相もこれ以上強く言えない理由はあんじゃね?
だってさ。
航空会社が「不採算路線は廃止します」なんて言うのは簡単だ。
つか、そうするのが一番だ。

こうなると困るのはどいつだ?
地元民?
利用者?
もちろんそういう人たちも困るやろな。

でも、一番困るのは国交省だろう。

狭い日本。
これだけ交通インフラが整っていて、もうこれ以上必要かい?ってとこまで発達していると思う。
でも。
次から次へと新しい空港が建設される。
「採算が取れる」「必要だ」のお決まり文句で。

それが不採算を理由に航空会社に簡単に撤退されてしまったら、大見栄きって空港建設に踏み切った国交省の面目丸つぶれ。
簡単に航空会社に路線廃止されちゃあ困るやん。
国交省の意地とプライドにかけて、税金をどんどんぶち込んでも航空会社を存続させないとね。

そうでないと…
誰も来ない箱モノ。
車が通らない高速道路。
そして飛行機の飛ばない空港まで出てしまっては、国交省の存続が危ぶまれるもんね。
そりゃお役人も真っ青やで。

ただ!100年に一度の経済危機やで。
航空会社さんの経営努力はもちろんのこと、国交省も税金投入には慎重になってもらいたいね。
面子とかプライドは抜きにして。

景気底打ち?
いやいや、まだまだ認識が甘い!
そんな実感どこにもない!
「景気が良くなった」と言えるのはオレら庶民の財布にお金が回ってくるようになってからや。



…あ、空港はもういらんで。

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コメント (6)
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