サラリーマンのよもやま話

50代独身サラリーマンが思いのすべてをぶちまける!…ってほどの大袈裟なものではなく、ただの日記です。

意味無しランキング

2025年03月09日 09時41分45秒 | 独り言

「女性の働きやすさ」日本が2年連続ワースト3位 英誌ランキング、韓国はワースト2位

 

今回のような記事は良く見るよね。

あたかも日本の職場では女性が男性に比べて低く評価されているかのような印象を与える記事。

そんな事は記事には一言も書かれて無いけれど、何でそんな印象をいつも受けるのか。

それは…

「男性の働きやすさ」

…について記事になることがほぼ無いからだ。

 

で、働きやすさとは何だろう。

ミスしても怒られない?大目に見てくれる?

それはただの甘えだ。怒られるから働きにくいと言うのならそもそも社会人としての自覚が足りない。

そこに男性か女性かは関係ないよ。

残業が無い?自由に休みが取れる?福利厚生がしっかりしている?

もしこういう事を指すのなら、そこに「女性だから残業しろ」「女性は休むな」なんて事があるなら働きにくいだろう。

けど、そんな風では無いようにオレは思う。

残業するのは男女同じ。

いや、むしろ男性の方が残業しているのではないだろうか。

 

MicrosoftのAI、copilot先生に資料を出してもらった。

男女の労働時間には、平均週間就業時間や残業時間、総実労働時間などにおいて差があります。

【平均週間就業時間】
2020年時点の総務省の統計では、男性が46.7時間、女性が36.3時間でした。
【残業時間】
2023年5月時点の調査では、男性の平均残業時間は26.2時間、女性は16.3時間と、男性が女性よりも約10時間多く残業していました。
【総実労働時間】
2023年時点の厚生労働省の調査では、男性の方が女性よりも404時間長い総実労働時間を記録していました。

 

このデータが示すとおり、むしろ男性の方が労働時間や残業時間においては男性よりも女性よりも多い事が分かる。

女性ももっと働きたいのに働かせてもらえない!なんてなら話は別やけど、男女問わず出来れば定時で終わって帰りたいって思ってると思うけどな。

そうでは無いなら男性の方が多く仕事を課せられているってことで、むしろ男性の方が「働きにくい」と思っているのでは?と思う。

 

違う!女性は家事があるから残業しにくい!みたいな意見もフェミニスト界隈にはあるだろう。

だからそこは差別的な話ではなくただの役割分担ってだけの話でしょ。

女性が家事してる間、男性が遊び呆けているのならその批判は妥当。

でも、女性が家事してくれている間は男性が働いているのならそこは「平等」でしょうよ。

むしろ、オレみたいな独身男にとっては「家事があるので定時で帰ります」とは言いにくい雰囲気が日本の企業にはまだあるし、ましてや子供のいるシングルマザー・シングルファーザーなんかを比べると圧倒的にシングルマザーは配慮されているよね。

育休なんかも女性が育休を取ることには当たり前の時代になってるけど、男性が取るなんて話になると「何で取るの?」みたいに思う人もまだまだいるのも事実。

働きにくいのは女性限定では無いと思うけどな。

 

また、冒頭の記事には女性の管理職の割合や女性議員の割合なんかにも書かれていた。

数値上で言えば男性の方が多いのは間違いない。

けど、こういう数値で比べるのは男女同数が管理職になりたい!議員になりたい!言うてる場合のみ。

そもそも管理職を希望する女性社員の割合が男性よりも少ないからってだけじゃね?

議員にしても国会議員だろうか地方議員だろうが立候補者のほとんどが男性やんか。

分母が少ないのに割合だけ見て「女性の割合ガー!!」なんて言うのはちと違うんじゃね?って思う。

 

結局何が言いたいのかっつーと、今の日本は「女性が」働きにくいのではない。

男女共に働きにくいのだ。

オレ個人の意見ではあるが「男性はあまり文句を口に出さない(言うても無駄と諦めている)、女性は文句を口に出す。」

この差があたかも女性のみが働きにくいという印象になっているのでは?と思う。

(わが社では上とか同僚に言いたい事を言うているのは大体が女性だ)

そもそも女性が働きやすい環境にすれば万事OKってワケでもない。

「女性の働きやすさ」のみに重点を置くと、今度は「男性が働きにくい」ことになる。

時短で帰ったり育休で休んだ女性の仕事のしわ寄せは結局は男性に来ることになるやん。

本当の働きやすさとは。

男女関係無く、誰かが抜けた穴は誰かがカバーできる助け合いできる職場、仕事とプライベートの両方を充実できる、いわゆるワークライフバランスがしっかりとれる環境。

それがしっかり機能している事が本当の「働きやすさ」と言えるのではないだろうか。

 

そもそも世界で○位!とか、文化も考え方も違うところと比べる事こそ意味がない。

海外ではベビーシッターを雇ったり家事を外注したりが当たり前の国もある。

そういう国では女性でも男性同様バリバリ働けるだろう。

でも日本では家事外注なんてよほどの金持ちでの無い限りほぼ無い。

サラリーマンでは絶対無理だ。

となると先にも書いたとおり夫婦の場合は役割分担として女性が家事を担当することが多いわな。

そりゃ労働時間や賃金に格差が出て当たり前ですやん。

そんな違いも無視して単に数字だけの比較に何の意味があるんだろうか。

それをあたかも「日本が遅れている」かのような印象を与えるような記事の書き方しか出来ないマスコミ。

きっとこんな記事を書いてるマスコミ会社で働いている女性社員も「働きにくい職場だなぁ」と思っている事でしょうね


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 病の経過~2025年3月~ | トップ |   
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

独り言」カテゴリの最新記事