「はだしのゲン」閲覧を制限 松江市教委「描写過激」(朝日新聞) - goo ニュース
はだしのゲン。
オレは小学校5年生の時に読んだ。
それまでこの作品の存在すら知らなかったけど、5年生になった時の担任の先生がこういう教育に熱心でね。
先生が自腹で購入したはだしのゲンをクラスの生徒に回して読ませたんだよ。
そりゃ衝撃だったね。
特に原爆が投下された後のシーン。
弟、姉、そして父が目の前で焼け死んで行く…。
ゾンビのようになった人間が「水、水…」と言いながらゾロゾロ街中を歩く…。
そして川に辿りついた人々が水を飲んでそのまま息絶え、川に流れて行く…。
怖いな~って思ったよ。
初めて戦争の恐怖、原爆の恐怖ってのを知ったよ。
ちなみに、マンガの後半は死んだ弟そっくりの子供がヤクザになってなんやかんや繰り広げる的なストーリーだったと思うが、そのあたりの内容はほぼ覚えちゃいない…
そんなはだしのゲンを松江市の教育委員会が一部の市民からの声もあり自由な閲覧を禁止に。
「間違った歴史認識を植え付ける」
「首を切ったり女性への性的な乱暴シーンが小中学生には過激」
「過激なシーンを判断の付かない小中学生が自由に持ち出して見るのは不適切」
…だそうで。
このマンガのどこが間違った歴史認識を植え付けるのだ?
まさか原爆投下は止む無しとでも言いたいのか!?
それとも学校で教える歴史教育がすべて正しいとでも言うのか!?
過激なシーンて…所詮はマンガやで!?
教育委員会の方々はインターネットを御存じ無いのですか?
マンガどころではないもっと過激な動画が簡単にスマホで手軽に閲覧できますけども?
じゃあ逆に聞く。
どこまでの描写なら過激では無いのだ?
そのボーダーラインはどこにあるのだ?
誰かが(大人が)決めることなのか?
それは読んだ本人が決める(感じる)ことじゃねーのか?
それを有無を言わさず「臭いものには蓋をしろ」ですかい?
そりゃね、キレイな部分だけを見て、臭いモノのニオイを嗅がずに済めばそれに越した事は無いよ。
でも、世の中そうじゃ無いやろ。
汚い部分も見て、臭いモノのニオイを嗅ぎ、その上で自分はどうあるべきか、自分はどう思ったのか。
そういうのを子供のころから少しずつ経験することが人間形成の上で重要なんじゃ無いのか?
考えてみ。
近年の成人式の様子を。
幼稚園児の思考のまま20歳になったような連中がゴロゴロいるやろ。
そして最近では…
某テーマパークでアトラクションで暴れて止めてみたり、
コンビニでアイスの冷蔵庫に入って寝転がってみたり、
はたまた某飲食店ではハンバーガーのバンズの上に寝転がってみたり冷凍の肉を咥えてみたり…。
これが自分の頭で考えず、大人が決めたボーダーラインの内側でぬくぬく育ってきた結果の人間の姿ですわ。
話をはだしのゲンに戻す。
大人になった今になって思えばちょっと左寄りな描写が多いかな?という感じがしないでも無いけども、それはオレの個人的な感想。
どう感じるかは読んだ本人次第。
それを先生が教材として使うことに限定してしまえば、どうしても一方的な見方が植え付けられかねない。
もっと子供の思考力、発想力を養う意味でも教育委員会の方々にオレは言いたい。
「余計なコトはすんな。」
最後に本繋がりで。
夏休み中に随分前に買ってあった百田尚樹氏の「永遠の0」をやっと読み終えた。(←今さらか)
全体的には巻末に載ってた参考文献の「総集編」という感じだった。(失礼。でも載ってた参考文献、オレ大体読んでるから…)
それでも当時の軍隊と言う組織、そして特攻隊員の心情を知るには十分過ぎるくらいに良い本だと思った。
今、甲子園で高校野球が真っ盛りやけども、68年前に彼らと同じくらいの年齢だった若者たちがどんな想いで敵艦に体当たりに向かったのか…。
特に、他国に配慮し首相や閣僚、国会議員の靖国参拝は辞めるべきだと考える人には是非とも読んで欲しい1冊だと思ったね。
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はだしのゲン。
オレは小学校5年生の時に読んだ。
それまでこの作品の存在すら知らなかったけど、5年生になった時の担任の先生がこういう教育に熱心でね。
先生が自腹で購入したはだしのゲンをクラスの生徒に回して読ませたんだよ。
そりゃ衝撃だったね。
特に原爆が投下された後のシーン。
弟、姉、そして父が目の前で焼け死んで行く…。
ゾンビのようになった人間が「水、水…」と言いながらゾロゾロ街中を歩く…。
そして川に辿りついた人々が水を飲んでそのまま息絶え、川に流れて行く…。
怖いな~って思ったよ。
初めて戦争の恐怖、原爆の恐怖ってのを知ったよ。
ちなみに、マンガの後半は死んだ弟そっくりの子供がヤクザになってなんやかんや繰り広げる的なストーリーだったと思うが、そのあたりの内容はほぼ覚えちゃいない…
そんなはだしのゲンを松江市の教育委員会が一部の市民からの声もあり自由な閲覧を禁止に。
「間違った歴史認識を植え付ける」
「首を切ったり女性への性的な乱暴シーンが小中学生には過激」
「過激なシーンを判断の付かない小中学生が自由に持ち出して見るのは不適切」
…だそうで。
このマンガのどこが間違った歴史認識を植え付けるのだ?
まさか原爆投下は止む無しとでも言いたいのか!?
それとも学校で教える歴史教育がすべて正しいとでも言うのか!?
過激なシーンて…所詮はマンガやで!?
教育委員会の方々はインターネットを御存じ無いのですか?
マンガどころではないもっと過激な動画が簡単にスマホで手軽に閲覧できますけども?
じゃあ逆に聞く。
どこまでの描写なら過激では無いのだ?
そのボーダーラインはどこにあるのだ?
誰かが(大人が)決めることなのか?
それは読んだ本人が決める(感じる)ことじゃねーのか?
それを有無を言わさず「臭いものには蓋をしろ」ですかい?
そりゃね、キレイな部分だけを見て、臭いモノのニオイを嗅がずに済めばそれに越した事は無いよ。
でも、世の中そうじゃ無いやろ。
汚い部分も見て、臭いモノのニオイを嗅ぎ、その上で自分はどうあるべきか、自分はどう思ったのか。
そういうのを子供のころから少しずつ経験することが人間形成の上で重要なんじゃ無いのか?
考えてみ。
近年の成人式の様子を。
幼稚園児の思考のまま20歳になったような連中がゴロゴロいるやろ。
そして最近では…
某テーマパークでアトラクションで暴れて止めてみたり、
コンビニでアイスの冷蔵庫に入って寝転がってみたり、
はたまた某飲食店ではハンバーガーのバンズの上に寝転がってみたり冷凍の肉を咥えてみたり…。
これが自分の頭で考えず、大人が決めたボーダーラインの内側でぬくぬく育ってきた結果の人間の姿ですわ。
話をはだしのゲンに戻す。
大人になった今になって思えばちょっと左寄りな描写が多いかな?という感じがしないでも無いけども、それはオレの個人的な感想。
どう感じるかは読んだ本人次第。
それを先生が教材として使うことに限定してしまえば、どうしても一方的な見方が植え付けられかねない。
もっと子供の思考力、発想力を養う意味でも教育委員会の方々にオレは言いたい。
「余計なコトはすんな。」
最後に本繋がりで。
夏休み中に随分前に買ってあった百田尚樹氏の「永遠の0」をやっと読み終えた。(←今さらか)
全体的には巻末に載ってた参考文献の「総集編」という感じだった。(失礼。でも載ってた参考文献、オレ大体読んでるから…)
それでも当時の軍隊と言う組織、そして特攻隊員の心情を知るには十分過ぎるくらいに良い本だと思った。
今、甲子園で高校野球が真っ盛りやけども、68年前に彼らと同じくらいの年齢だった若者たちがどんな想いで敵艦に体当たりに向かったのか…。
特に、他国に配慮し首相や閣僚、国会議員の靖国参拝は辞めるべきだと考える人には是非とも読んで欲しい1冊だと思ったね。
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