50代上司からは「最低でも50万円の腕時計を買え!」 “これにお金をかけろ”おじさんの価値観に困惑する若者たち
何かブログのネタ無いかな~なんて思いながら朝からネットサーフィン(古いw)してたら冒頭の記事を発見。
そう言えばオレも若かりし頃に社内のおっさんからこんな事言われたなぁ。
「男ならええ時計持て」みたいな事を。
ええ物を持ってるから男としての価値があるとか、お金いっぱい使うのが男だ!みたいな思考を持つのは自由だと思う。
が、他人に押し付けはアカンわ。
価値観は人それぞれ。
余計なお世話だ!ほっといてくれよ!!と言いたいわ。
で、この記事読んでて思った。
オレもあと数日で51歳を迎えるおっさんだ。
今までもそうやったけど、今さらながら改めて考えてみると…
「オレって欲しいものが何一つないな」
…と。
別に満たされた人生だったワケじゃないで。
オヤジも日本人の平均年収ちょい下くらいの普通のサラリーマンやったので裕福でも無かったし、オレも安月給の今や立派なボンビーサラリーマン。
結局結婚も出来なかったしなかった。(まだ可能性はゼロでは無いかもやけど)
結婚に向けての努力もしなかっただけやけど。
車も田舎だから無いと不便ってだけで持ってるけど、仮に家の目の前がスーパーだったらきっと買って無いと思う。
ここで人間の欲求について。
アブラハム・マズローが主張した「人間の欲求の階層」。
下から順に、生理的欲求>安全欲求>社会的欲求>承認欲求>自己実現欲求とピラミッド状になり、下段の欲求が満たされるとその上の欲求が生まれるという、人間の本質的な欲求を段階化して定義したものである。
そして、人間の欲求をさらに細かくリスト化していたのがヘンリー・マレー。
いわゆる「マレーの欲求リスト」だな。
大きく分けると「生理的欲求リスト」と「社会的欲求リスト」。
生理的欲求ってのはいわば生物として生きて行くための欲求だな。
本能的に欲するものって感じかな。
詳しく知りたい人はググってくれ。
次に社会的欲求。
物質(モノ・金)に関する心理欲求
向上心・野心に関する心理欲求
保身・自己防衛に関する心理欲求
支配・権力に関する心理欲求
禁止に関する心理欲求
愛情に関する心理欲求
情報・知識に関する心理欲求
娯楽に関する心理欲求
…以上の8つに大きく分類されるっぽい。(これも詳しくはググってくれ)
これを眺めて思った。
この中でオレが欲するものは…無い
人間として大丈夫なのか、オレ!?
あえて、無理やりあえて言うなら…
お金は欲しい。特に買いたいものは無いけど無いと困る、いやあっても困らないだろうってだけ。
法的に罰せられるのは嫌だから禁止に関する欲求はある。
あと、休みの日は家で引きこもってゲームや競馬をしてたいから娯楽に関する欲求はあるか。
…てか、この程度だ。
オレ、小学校の頃から「何か冷めてる」って言われてたからきっと物心ついた頃から欲ってものがほぼ無いんだろうな。
だから友達もほぼ居ないんだろうな。
でもそのせいで何か困ったか?と聞かれたら何も困っちゃいない。今のところ。
けど、この前オカンが亡くなってから欲しいものが出来た。
いや、これも前々から漠然とは考えてはいたんだけども。
オカンが亡くなって、葬儀やら何やらのバタバタで弟が家に来た時に「この家、だいぶガタが来てるな」と言ってたのと、オヤジの言動がちょっとおかしくなってたこと。
そしてこのまま独身生活が続くであろうオレ自身の将来も考えて…
「そうだ、家を建て直そう」
…と。
オヤジの、そしてオレ自身のためにも「介護を考慮した家」にしたいな、と。
そのためにも…
まずは金だな
あ、オレの中に物質(モノ・金)に関する心理欲求が生まれた瞬間だわ
なのでとりあえず第一歩としてドリームジャンボ宝くじを買いました